ダイエットを台なしにする食べ物とは

シーザーサラダ
私たちが健康的だと思う食品の中には、ひそかにダイエットの成果を台なしにするものがあります。たとえば、シーザーサラダを食べるとしましょう。サラダだからダイエットにいい、と思うかもしれません。しかし、ドレッシングのせいで、小さなボウルのシーザーサラダにはカロリーが300から400、脂質が30グラム含まれているのです。
修正方法:ドレッシング大さじ1杯分とパルメザンチーズ大さじ2杯のみを使用してください。
フレッシュスムージー
スムージーショップのベリーブレンドには、砂糖が80グラム、カロリーは350カロリー以上で、タンパク質はほとんど含まれていませんし、新鮮な果物を使っていないものもあります。新鮮な果物の代わりに、濃縮果汁が使われることもあります。そして、シャーベット、アイスクリーム、甘味料は、ミルクシェイクとほとんど同じです。
修正方法:小さなカップを用意します。タンパク質と良質の栄養素を混ぜるために、新鮮な果物と低脂肪ヨーグルト、牛乳、プロテインパウダーを 注文しましょう。
エネルギーバー
エネルギーバーの多くは、単にチョコレートバーにたくさんのカロリー(最大500カロリー)と高い値札を付け足したものです。小さなサイズのバーもまた、多くの人を満足させません。何度か噛んでいるうちになくなってしまいます。
修正方法:カロリーが200カロリー以下のもので、食物繊維少々、少なくとも5グラムのタンパク質が入っているものを選びましょう。そうすると、糖分の影響で興奮している状態が落ち着いたときに、エネルギーを補いやすくなります。
砂糖を使っていない食品
砂糖を使っていない食品は、減量する上で頭を悩ませる必要がない食べ物のように思うかもしれません。しかし、砂糖を使っていないなら大きいサイズのフライドポテトやデザートを食べることができる、と考えているとしたら、問題があるかもしれません。フライドポテトのサイズを大きくすると、食事に約300カロリーが加わります。燃焼するよりも多いカロリーを摂ってしまうと、体重が増えるでしょう。
修正方法:総カロリーをチェックしましょう。
低脂肪グラノーラ
このカリカリしたシリアルは、低脂肪タイプでもカロリーがたった10パーセント少ないだけで、砂糖はたっぷり入っています。さらに、低脂肪ラベルがあると簡単に食べすぎてしまいます。コーネル大学の研究によると、低脂肪タイプのグラノーラだとわかったときに量を増やした人が49パーセントいて、低脂肪タイプに切り替えたことで抑えた10パーセントのカロリーを簡単に帳消しにしたことがわかりました。
修正方法:低糖で全粒穀物タイプのシリアルを探し、新鮮な果物で甘みを加えましょう。
低脂肪ヨーグルト
ヨーグルトはタンパク質とカルシウムが豊富な優秀な食品です。しかし、多くのヨーグルトには砂糖がたくさん入っています。商品の中には、30グラム以上のフルクトース、スクロース、または他の甘味料が加えられているものがあります。プレーンヨーグルトとフルーツヨーグルトとを比べて、牛乳にもともと含まれている糖分と、栄養成分表示に記載されている添加された糖分との違いを確認してください。
修正方法:6オンスは90から130カロリーで、糖分は20グラム以下でなければなりません。甘い「底にフルーツが入っている」タイプのヨーグルトは避けましょう。もしくは、甘いヨーグルトと、プレーンかつ無脂肪のヨーグルトとを混ぜましょう。
オメガ3脂肪酸を加えたもの
ヨーグルト、牛乳、卵、シリアル、およびその他の食品の中に、オメガ3脂肪酸が加えられているものがあります。しかし、こうした食品は心臓の働きを助けることで知られているオメガ3脂肪酸のタイプ(EPAとDHA)を含んでいないかもしれません。もしくは、入っていたとしてもほんの少し―サケ一口に相当する量―です。代わりに野菜からALAを摂るかもしれませんが、 ALAはDHAやEPAほど強力でないか有益ではありません。
修正方法:6オンスのサケをお試しください。栄養を強化ヨーグルトに比べて、オメガ3脂肪酸が100倍も多くふくまれています。ベジタリアンの人の場合、藻類由来のオメガ3脂肪酸のサプリメントを検討することができます。
アイスティー
アイスティーの抗酸化物質は、健康食品にはなりません。添加された糖分が多すぎると、大きなグラスが健康に悪影響を及ぼすものに変わることがあります。20オンスのボトルには、200カロリー以上と59グラムの糖分を含めることができます。
修正方法:無糖アイスティーを選ぶようにして、「甘い紅茶」は控えましょう。レモンもしくは人工甘味料を使うと、カロリーを加えなくても風味をつけることができます。ハーブティーやベリーティーは、砂糖を入れなくてもほのかに甘いです。
塩味のトッピング
加工されたアーティチョークのつぼみ、ひよこ豆、オリーブは、サラダバーに隠れている塩分の強い食べ物のほんの一部です。ナトリウムの摂りすぎを避けるために、缶詰めになっているものはなんでも制限してください。また、加工肉製品も控えましょう。豆類かマグロのいずれか一方(両方は選べません)を選びましょう。
修正方法:ラディッシュ、ピーマン、キュウリ、その他の新鮮な野菜はナトリウムが少ないです。缶詰の豆を食べるときは、大量の塩分を取り除くため水ですすいでください。
コールスロー
キャベツは大丈夫ですが、コールスローはダイエットにとって災難になる可能性があります。ある人気レストランでは、マヨネーズのせいで小さいサイズ(4.5オンス)には260カロリーと21グラムの脂質が含まれています。これは大半の人にとって、1日の上限の3分の1に相当します。
修正方法:より健康なコールスローを作っているところもあるので、栄養情報を求めましょう。家庭では、低脂肪マヨネーズを使ってみるか、無脂肪ヨーグルトと混ぜてみてください。
バナナチップス
よく揚げたバナナは脂っこく見えませんが、1オンスあたり145カロリー、9グラムの脂質(このうち飽和脂肪が8グラム)含まれています。これはファーストフードのハンバーガーとほぼ同じです。
修正方法:新鮮なバナナを食べるようにしましょう。脂肪は0グラム、全部で約100カロリーです。