妊娠中の食生活について知っておきたいこと

妊娠中の食生活について

驚くことではありませんが、妊娠するにあたっては多くの変化が訪れます。嬉しいことに、健康的な妊娠で健康な赤ちゃんを産むためにできることがあるのです。妊娠中、健康的な食生活を送ることです。推奨されたいくつかのガイドラインを守ることで、素晴らしい効果をもたらすことができます。

赤ちゃんにとって：適正体重で生まれる可能性が高まります。脳の発達を促進し、先天異常（二分脊椎のような神経管の欠陥など）のリスクを減らします。さらに食べ物の選り好みをしないような良い食習慣に繋がります。

お母さんにとって：妊娠合併症（貧血、妊娠糖尿病、子癇前症は健康的な食生活を送る女性の間では割合少ない）のリスクを下げます。妊娠を過ごしやすいものにします（食生活に気をつけることで朝の吐き気、疲労感、便秘、その他の妊娠関連の症状を緩和することができます）。　感情のバランスを整えてくれます（良い栄養をとることで気分の上がり下がりを抑えることができます）。予定通りの出産の可能性を高めます（早産のリスクが減ります）。また出産後の回復を早めてくれます（栄養のよくとれた身体は早くもとに戻り、出産後あまり体重をおとす必要がありません。）
嬉しいことに、これらのメリットを得るのは比較的簡単なことなのです。健康的な妊娠中の食生活の基礎は普通の健康的な食生活と同じなのです。バランスのとれたたんぱく質とカルシウム、全粒粉、様々な種類のフルーツ、野菜、良質な脂質。赤ちゃんの栄養のためにも、普段より少し多くカロリーを摂取したほうがいいでしょう。

もちろん、妊娠期間中の４０週間毎日ずっと健康的な食生活を送ることのできる女性は少ないでしょう。なのでそれでストレスや罪悪感を感じることのないようにしてください。