一般的な小児期の病気とその解決策

病気の子ども
経験豊かな母親や父親は、小さな子どもはたくさん病気になると言うことがあります。おそらく、あなたの赤ちゃんも1つまたはそれ以上の病気にかかっているでしょう。あなたの赤ちゃんも、他の赤ちゃんと同じように、自分の見たものすべてを触ることによって自分の世界を広げているのですから。ひとたび目を擦ったり、鼻に指を入れるだけで、赤ちゃんの触ったあらゆる細菌が自由にその小さな身体の中に入りこんでしまうのです。しかし、赤ちゃんの免疫系はまだ発達中であるため、このような細菌をかわすことはまだできません。そのため、大抵の場合感染を引き起こしてしまうのです。幸いなことに、このように繰り返し細菌に触れる(そして小児期の病気にかかる)ことによって、子どもの免疫系が形成され、長い目で見れば免疫は強くなっていきます。つまり、次にばい菌に接触する時にはそのばい菌をかわすためのよりよい装備が備わっているということになります。
しかしながら、小児期の病気に対処することは、母親と子どもの両方に被害を与える可能性があります。母親は子どもが苦しんでいるのを見たくはありませんし、眠れない夜を乗り切った後には疲れきって歩くゾンビのようになってしまうかもしれません。なので、子どもが体調不良である時には、生活を少し楽にするためにできることをすべてやりましょう。子どもが病気のときには、子どもを落ち着かせるために規則を少々変えても構いませんので、自分の子どものスケジュールに固執したり、子どもが病気の時でも必ず野菜を食べさせなければならないと心配する必要はありません。かゆくてずきずきする喉の痛みが和らぐようであれば、夕食の際にアイスを食べることを許してあげたり、子どもが落ち着くようであれば母親のベッドで寝かせてあげましょう。そして、この扱いにくい期間が過ぎるまでは、乳離れの計画やその他の大きな変化を行うことは延期するようにしましょう。子どもが回復したら、睡眠習慣と手順を元に戻すことができるようになるでしょう。
○最も重要なこと
子どもから手がかりを得ましょう。乳児でさえも、自分が他に何もできないくらい具合が悪いことを知らせたり、自分の好きな食べ物を食べる気分であるかどうかを知らせているのです。少しだけ体調が悪い場合には、子どもが自分の好きなことを喜んでやり続けようとしても驚かないでください。しかし、子どもがどんな風に感じていたとしても、抱きしめる回数を増やすということは唯一かつ最高の薬であるということを覚えておいてください。
小児期の病気に対処する際に他に覚えておくべきことは何でしょう?それは他の家族の健康を守る方法です。病気の子どもを父や母、兄弟から離したままにしておくことはできませんが、細菌を抑制するために以下のような措置を取ることができます。
・家族全員が定期的に、そして完璧に必ず自分の手を洗うようにしましょう。特に、おむつを替えた後、トイレに行った後、そして食事の前にはよく洗いましょう。ばい菌を洗い流すということで、ばい菌が他の誰かにうつって感染するということが起こらなくなるので、子どもに手洗いの基礎をいくつか教えてあげましょう。
・病気になっている子どものその他の子どものおもちゃや持ち物を分けるようにしまよう。相互感染は少ない方が良いのです。
・空間をきれいに保ちましょう。病気の子どもの面倒を見ているときに掃除をする時間を見つけることは難しいかもしれませんが、使ったティッシュは捨て、調理台やその他の場所は可能な限り拭くように努めましょう。これによって家の中の細菌を最小に抑えることができます。
小児期の病気が家の中に入ってきてしまった時に最も考えるべきでないことは、病気は永遠に続くわけではないということです。適切な世話をすることで、赤ちゃんはすぐに元気になるでしょう。