赤ちゃんがいる家での病原菌との賢い戦い方

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質問:「私の医師は抗菌クリーナーとワイプを勧めていませんが、私は小さな息子を病原体から守りたいのです。赤ちゃんのいる家で病原菌と戦う最良の方法は何ですか?」

良いニュース:あなたは赤ちゃんの人生から病原菌を撲滅するために夢中になる必要はありません。実際、少数の病原菌の赤ちゃんを残すことは、あなたの赤ちゃんの利益になっているのです。私を信じていない?科学者達は、赤ちゃんの免疫システムは生まれたときはプログラミングされていないコンピュータのようなものであり、(細菌に身を晒すことによって)バクテリアやウィルスとの戦い方を学ぶ必要があると考えています。あまりにも清潔な家で育てられた子供達は、免疫システムを強化するために必要な接触をすることができません。一部の専門家はそれがアレルギーの発症につながると考えています。ほこりまみれのウサギはそのままにして、赤ちゃんが家を這い回っており、病原菌の赤ちゃんを拾い上げようとしても落ち着いてください。

あなたの医者が好きではない抗菌製品は、通常の清掃製品やワイプと比べ清掃能力が高いわけではありません。抗菌製品は元来患者の免疫システムが損なわれている病院で病原菌と戦うためにつくられたものです。しかし典型的な健全な家庭では過度のものです。(それは買い物のために、赤ちゃんに夜用のおむつをするようなものです。それは、赤ちゃんを乾燥状態に保ちますが、実際には必要ありません。)さらに、人々がこれらの抗菌製品を使いすぎてしまいますと、バクテリアは生き残るためにだんだん強くなっていきます。それは抗生物質によって殺されることのない細菌であるスーパーバグを生み出すことにつながります。もしあなたが子供に抗菌製品を継続して使い続けると、子供は健全な免疫システムを発達させるための十分な「触れ合い」を得られないかもしれません。つまり、それらの製品はお金の無駄なだけでなく、有害な可能性もあります。そこで抗菌製品は無視して、病原菌と戦うのに十分に家を清潔に(無菌ではなく)することに集中しましょう。これを行うなうための賢明な方法がいくつかあります。

全ての人に、家に入る前に靴を脱ぐように頼みましょう。赤ちゃんは多くの時間を床の上で過ごします。ノーシューズの方針は病原菌と戦い、犬の糞や鉛粉塵やその他の化学薬品といった外の汚れを持ち込まない簡単な方法です。ペットのふけ、ほこり、カビのような潜在的なアレルゲンはHEPAフィルターを使用して一週間に一度は掃除機をかけて掃除します。(それらはカーテン、カーペットや枕に残っている傾向があります)しかし、犬や猫の毛が赤ちゃんのおもちゃに時々ついても気にしないでください。喘息発症の危険を減らすため、ペットを飼うことは子供にとって良いことが多いのです。

家の中で最も細菌が多い場所のひとつはバスルームです。トイレの蓋をあけて流すたび、バクテリアは空気中に舞い上がりお風呂のおもちゃ、手ぬぐい、タオル、歯ブラシといった近くにおいてある物に付着します。幸運にも簡単な解決策があります。トイレを流す度に蓋を閉めることです。
お風呂のおもちゃも定期的な清掃が必要です。何故なら汚れた水はアヒルの底やボートの舵窓といったすべて小さな穴から入り込むからです。水と漂白液で約一週間に一度洗い、よくすすぎ、メッシュバックやバスケットなどいれ完全に乾かしましょう。
家族を健康に保つ最も重要な方法は? 通常の手洗いです。おもちゃからオムツの中身まで、赤ちゃんは手の届くもの全てを触り、口に入れます。食事やおやつの前、外遊びの後、寝る前に赤ちゃんの手を洗い(拭き)ましょう。そして、自分の手ももちろん忘れずに洗いましょう。
これが全てのもの(人)をきれいにするコツです。

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