子供に豆乳を与えることについての新情報

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豆乳と牛乳

豆乳はよちよち歩きのお子さんにとってよいものですか?ここでは牛乳と比較して検討してみます。

いったんお子さんが母乳や調整乳から離れると、広大な飲み物の世界が広がります。水や牛乳(成分無調整か低脂肪乳で、どちらにするかは小児科医の勧めによって変わります)が一般的に選ばれる飲み物ですが(たまに100%果汁のジュースが付け足されることがあります)、お子さんの飲み物のレパートリーに加えることを検討したい選択肢のひとつが豆乳です。

専門家は今も、子供に牛乳を勧めるのが一般的ですが、1日に1、2杯の豆乳を与えることも、子供の体にはよいと勧めています。なぜでしょうか?お子さんは必要なたんぱく質を牛乳から摂取しないので、子供のタンパク源を変えるのは賢明です。加えて、子供はバラエティにとんだ豆乳が提供されることを気に入るでしょう(豆乳は牛乳より味が甘いです)。そして、もしお子さんが乳糖不耐症の場合、豆乳(こちらは粉砕した大豆から作られています)は食生活に取り入れやすいでしょう。しかし、もしお子さんが牛乳アレルギーだとしたら、同時に大豆食品に対するアレルギーを持っている可能性があるため、豆乳を与える前に小児科医のアドバイスをもらうことを知っておいてください。

豆乳とフィトエストロゲン

豆乳について検討すべきことのひとつに、豆乳にはフィトエストロゲン(食物エストロゲン、あるいはイソフラボンと呼ばれることもあります)を含んでいることがあります。フィトエストロゲンには乳がんに影響を与える可能性があります。ただ、研究者はフィトエストロゲンが乳がんを予防するのか、あるいは促進させてしまうのかについて確信していません。その面ではまだ、さらなる調査が必要です。そのときまで、専門家が明らかにしていることがひとつあります。それは、乳がんを予防するか促進するか、そのどちらかであったとしても、1日あたりコップ1杯の豆乳であれば、子供が乳がんにかかるリスクに影響を与えないはずだということです。

フィトエストロゲンを過剰摂取して、子供のホルモン作用に影響を与えるという報道についてはどうでしょうか?専門家は、大豆の摂りすぎによって女の子が思春期早発症や、男の子の生殖器の女性化を招くかどうかについて疑いの念を抱いていますが、こちらもさらなる調査が必要です。ただ、繰り返しになりますが、専門家は適量の豆乳であれば子供にとって健康的であることを明らかにしています。

豆乳とカルシウム

お子さんの味蕾を鍛えると決め豆乳を出すなら、栄養価を高めたものを選びましょう。これはカルシウムや葉酸、ビタミンA、D、Bといった栄養素を加えたものです。ただ、ひとつ心にとどめておいてほしいのは、栄養素を加えた豆乳はカルシウムを強化しているのに対し、大豆にはフィチン酸と呼ばれる天然の化合物(フィチン酸はマメ科の植物やナッツ類にも含まれています)を含んでおり、フィチン酸がカルシウムの吸収を阻害する可能性がある、ということです。ですから、もしお子さんが牛乳の代わりに豆乳を飲んでいるようでしたら、ヨーグルトやチーズ、カルシウムを強化したオレンジジュース、骨付きのサケ缶など、カルシウムを豊富に含んだ食べ物も食べさせるようにしてください。

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