新米パパのためのガイド~妊娠9ヶ月~

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妊娠9ヶ月でのパパの準備

両親学級も終わり、保育園の手続きも済み、産着も一度洗濯してしまってあるし、あとは待って、待ち続けるだけです。赤ちゃんが産まれるその日のことを、想像してみてください。そして、その日からあなたの人生が大きく変わるということを覚えておいてください。両親学級を受けて、近い将来に起こることを二人で練習したり、分娩室での出産シーンを再現して二人で笑ったりしたこともあったかもしれません。ですが、ここにきて、突然不安になり、笑い事ではないと思うでしょう。奥さんが痛みに苦しんでいる姿に耐えられるだろうか?長い出産の時間に耐えることはできるだろうか?(大変なのは彼女の方なのに、そんなことを少しでも考えてしまった自分を責めているでしょうか?)へその緒を上手に切ることができるだろうか?一度、深呼吸してみましょう。こうした心配は、誰もがするものです。経験したことのない不安をたくさん抱えていることでしょう。(奥さんもまた、同じように不安をたくさん抱えているはずです)必ず、やり遂げることができると思いますよ。そして、終わってしまえば、できたことに安心することでしょう。出産の過程は、人生の中でも最も奇跡的な経験の一つです。そして、夫婦の絆、子どもを含めた三人の絆をより深めることができるでしょう。

妊娠9ヶ月にできること

チャイルドシートを設置したりはずしたりする練習をしましょう。(もう購入していますよね?)赤ちゃんに負担がかからないように、素早くできるようになっておきたいものです。車のシートにどうやって取り付けるのかを確認しましょう。知らないと、間違って取り付けてしまう可能性も少なくありません。説明書を熟読しましょう。もしくは、チャイルドシートを購入したお店の人にお願いして、正しく取り付けているか実際に見てもらいましょう。

トイレの便座を下げましょう。妊娠初期にも見られた、頻尿の症状がまた現れるのもこの頃です。子宮が大きくなり、膀胱を圧迫することで、溜めておける尿の量が少なくなってしまうのです。もしまだトイレの便座を下げる習慣がついていなければ、下げるようにしてあげましょう。また、トイレまでの道のりにつまずいてしまいそうなものを置かないように気をつけたり、夜間は常夜灯をつけてあげて、つまずいたり転倒してしまわないように注意してあげてください。

安全点検をしましょう。おむつ換えの台に柵はついていますか、もしくは最低限ストラップがついていますか?ベッドからベビーベッドまでスムーズに移動できますか?6~7ヶ月後、赤ちゃんがハイハイしだすときのことを考えましょう。実際に腹ばいになってみて、家の中を移動してみてください。ガラスのもの、コード、ワイヤー、誤飲の可能性のあるものがたくさん発見できるはずです。また、上から落ちてきてしまうものはありませんか?これらを見つけたら、安全な場所へ移動するか、処理しましょう。

ストックをしましょう。赤ちゃんが産まれると、スーパーへの買出しも前のように簡単にはできなくなってしまいます。(ほかにもやらなくてはいけないことがたくさん出てきます)生活用品を買いだめする良い機会です。また、もし料理が得意なら、まとめて調理して、小分けにして冷凍保存しておきましょう。料理もできないくらい二人とも疲れてしまったときに、便利です。

メモリーカード、カメラのバッテリーなど、出産の日を記録するための備品がきちんとそろっていることを確認しましょう。

リストを作りましょう。出産が始まったことや、産まれたことを知らせたい人を一覧にしておきましょう。すぐに知らせたい人、数日後にメールで連絡すれば良い人など、分けておきましょう。保険会社もそのリストに入れておくことを忘れないでください。赤ちゃんは、自動的に保険が適用されない場合がほとんどです。

妊娠9ヶ月の夫婦におすすめの話題

妊娠1ヶ月のときにお話した、自分たちは良い夫婦であることを確認し合うのが大切、というのを思い出してください。そのときしたような話を、またしてみてください。あなたが彼女をどれだけ愛しているか、また伝えてあげましょう。そして、一緒に子育てをしながら子どもと過ごす時間がどれだけ楽しみかを伝えましょう。今自分がどんな気持ちなのか、奥さんに伝えてみてください。きっと奥さんも、幸せだけど怖くて、楽しみだけど不安も多いと思います。あなたも同じように感じていると知ったら、彼女も安心するでしょう。気持ちを伝え合うことで、喜びは倍に、不安は半分になると思います。子育ては、二人で協力して乗り越えよう、と伝えることも忘れないでくださいね。

妊娠9ヶ月の奥さんを持つ旦那さんへのアドバイス

これが、あなたたち二人が親になる前の、最後の月です。二人で過ごす時間を大切にしましょう。食事に出かけたり、映画館で映画を観るのもいいでしょう。奥さんがでかけるのが億劫だったら、家でご飯を食べて、DVDをレンタルして家で観ましょう。二人で過ごす時間を大切にすることで、生活環境ががらりと変わってしまう前に、改めて距離が縮まると思います。そして、「陣痛が始まった」という連絡をいつ受けてもいいように、心の準備しておきましょう。

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