あなたの肌にあった保湿剤(モイスチャライザー)を選びましょう

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保湿剤について

保湿剤を買うことは簡単なことに思えることでしょう。でも、スキンケア売り場に行くと、何を買えばいいのか、わからなくなることに気が付くと思います。フェイス・クリーム、ボディ用保湿剤、顔用保湿剤、ローション、軟膏がそれぞれ、ドライスキン用、敏感肌、白い肌、濃い肌と様々なものが売られています。加えて、アンチエイジング成分、日焼け止め入りなどもあり、混乱するばかりです。
では、どのような保湿剤が一番合っているか、どうすればわかるのでしょうか。一流の皮膚科医からの正しい保湿剤の選び方を使って、追い求めている健康的な輝きをお肌にもたらしてくれるものを選ぶ手助けとしましょう。
どの保湿液があなたに一番であるか、それを知ることができるのでしょうか。

クリーム、ローション、それとも軟膏?

脂性、乾燥肌、コンビネーション肌など、どのような肌タイプであっても、保湿剤は必要です。
かゆみがある肌や乾燥肌である場合、濃い軟膏で保湿成分を閉じ込めたいはずです。クリームは薄めで、水分を保つことに役立つので、ノーマル肌に適しています。ローションは最も軽く、水分が成分のほとんどであるため、脂性肌に合っています。

保湿剤の濃さを、いつどの部分に使うのかによって使い分けます。フロリダ州の皮膚科医であるアンドレア・カンビオ(Andrea Cambio)は、「軽めの保湿液を日中用にし、重めのものを夜用に使いましょう。」と言います。「濃いクリームを体に使い、軽い保湿ローションを顔に使うこともできます。夏季には軽めの保湿剤を使うようにしましょう。」

保湿剤製品のガイドライン

・日焼け止め
肌のタイプには関わらず、全ての皮膚科医は最低でもSPF30以上の日焼け止めの効果のある保湿剤を推奨しています。顔に塗る場合は、カンビオは無香料でオイルのものを探すよう勧めています。

・抗酸化物質
緑茶、カモミール、ザクロ、リコリスの根抽出物などの抗酸化物質を含む保湿剤はどんな肌タイプの肌も健康で若々しく見えるようにしてくれます。抗酸化物質は、肌細胞を壊す分子であるフリーラジカルを除去することに役立つものです。

・脂性もしくはニキビのできやすい肌
「α(アルファ)ヒドロキシイソ酪酸にはアンチエイジング効果があります」とシカゴの皮膚科医であるカロリン・ジェイコブ(Carolyn Jacob)は言います。ニキビができやすい場合は、毛穴を詰まらせないノンコメド処方のフェイシャル保湿液を探すとよいでしょう。

・乾燥肌
重い保湿剤を選ぶようにし、肌を保湿することに役立つヒアルロン酸やジメチコンが成分として含まれているものを探しましょう。肌の保湿に役立つ成分には、グリセリン、プロピレン・グリコール、プロテイン、尿素などがあります。ラノリン、鉱油、ワセリンは保湿成分を閉じ込めます。

・敏感肌
低刺激で無香料の保湿剤を使いましょう。「一般的に、成分が10以下であるものを選びましょう。」と、カリフォルニア州の皮膚科医であるソニア・バドレシア・バンサル(Sonia Badreshia-Bansal)は言います。ダメージを受けやすい肌には、含まれている成分が少ない程、成分の相互作用による影響が少なくなります。

・痒みのある肌
低刺激性保湿剤が痒みをやわらげてくれないようであれば、1%ヒドロコルチゾン・ステロイド・クリームを試してみるのがよいですが、1週間以上は使用しないようにしましょう。もしそれでも改善しないようであれば、医師に相談してみましょう。もっと深刻な肌の問題がある場合があります。

・湿疹のある肌
ひび割れをなめらかにし、柔軟にするため、肌をワセリンを含む保湿軟膏を使うか、もしくはワセリンをそのまま使いましょう。

保湿剤を選ぶ場合に避けたほうがよいこと

保湿剤に含まれている成分表示を確認することが一番良い方法です。肌に一番効果的となるよう、以下に挙げた一般的に含まれていることが多い抽出物を避けましょう。

・着色料と香料
乾燥肌、敏感肌を保湿したいのであれば、専門家のほとんどが不要なものを避けるほうが好ましいと考えており、特に添加されている着色料と香料のような刺激成分を避けたほうが良いと言います。抗菌剤は不要なもので肌には強すぎるもので、肌の上の必要な油を取り去ってしまいます。

・体にやさしい成分
体にやさしい成分は必ずしも顔にはやさしい成分とは限りません。ラノリン、鉱油、ワックス、シアバターのようなボディ用製品によく含まれている成分を、顔用の保湿剤としては避けるよう、カンビオは言います。「こうした成分は、毛穴を詰まらせ、顔にニキビができる原因となります。」と彼女は言います。

・酸が多く含まれているもの
もし乾燥肌や敏感肌であるようならば、α[アルファ]ハイドロキシ酸、グリコール酸、レチノイン酸、サリチル酸は避けましょう。こうした成分は肌の深部にまで浸透するため、敏感肌にはトラブルの原因になる場合があります。アルコールが含まれているものも同様に避けましょう。

・痒みのある肌用のストロイド系成分入りのものを使いすぎない
医師が指示しない限り、1-2週間以上ステロイド系クリームや軟膏の使用をしないようにしましょう。こうしたステロイド系クリームを使いすぎると、肌が薄くなりすぎてしまい、他の肌の問題を起こす原因となることがあります。

・湿疹やひび割れのある肌用の尿素もしくは乳酸
乾燥肌にやさしい成分を含む保湿剤は使わないようにしましょう。肌のトラブルを悪化させてしまうことがあります。

保湿剤の効果を最大限に生かすための3つのアドバイス

・もし、必要な場合は、2つ以上の保湿剤を使用する
保湿剤を棚一杯にたくさん必要とはしません。しかし、顔用には軽めのローションタイプを、体にはこってりとしたクリームを使うことは、全身のスキンケアでは合っている場合があります。

・肌が濡れている間に保湿剤をつける
お風呂やシャワーの後、数分以内に保湿剤を塗りましょう。それから、肌を乾燥させるために水分をかるく叩いてふきましょう。

・保湿剤には二役させること
日中用保湿剤には日焼け止め成分(SPF15以上)が含まれているものを使いましょう。専門家はアンチエイジング対策としては、ビタミンAやα[アルファ]ハイドロキシ酸が入っているものをお勧めしています。肌の色を整えたければ、肌色に合った色つき乳液を探してみましょう。

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