運動に適した9種類の食べ物について

1.全粒シリアル
運動前に十分な量を食べていなかった場合、タンクにガスが入っていない状態と同じで、カロリーの燃費も悪くなるかもしれません。トレーニングの少なくとも1時間前までには、炭水化物をとるようにしましょう。
スキムミルク(無脂肪乳)をかけたボール一杯の全粒シリアルか、全粒トーストやベーグルを食べてみましょう。その時、クリームチーズやバターは控えましょう。というのも、飽和脂肪は消化に時間がかかるので、血液の、筋肉への酸素供給量に影響を与える可能性があります。
2.バナナ
ジムに行く前で、時間があまり無いときは、トレーニングを始める5~10分前までにりんごかバナナを食べましょう。素早く、自然なエネルギー補給になります。こういった炭水化物は消化しやすく、運動に必要なエネルギーを補ってくれますし、フルーツには様々な栄養素が含まれていますので、一石二鳥です。
3.エナジーバー
午後にトレーニングをするときは、始める1時間くらい前におやつを食べましょう。そんな時は200カロリー以下のスポーツバーがおすすめです。低繊維含有のバー、具体的には3グラム以下のものが理想的です。トレーニングの前に繊維を摂り過ぎると、お腹を壊す可能性があります。成分リストでは、ソルビトール、キシリトール、イソマルト、マンニトールといった糖アルコール類に気をつけましょう。これらの成分が多すぎると、痙攣や下痢といった症状を引き起こすことがあります。
4.焼き鳥
定期的に運動している人は、そうでない人と比べて、より多くのタンパク質が必要です。特にトレーニングをした後は、筋肉の修復や赤血球の生成をはじめとした様々な用途に使われるため、より一層重要になってきます。ですのでランチかディナーには、チーズバーガーのようなものではなく、鶏肉や七面鳥といった低脂肪の肉を選んで食べましょう。
5.黒豆バーガー
肉を食べなくても、植物からもたくさんのタンパク質(に加えて、繊維を含めた多くの栄養素)を摂ることができます。うずら豆、インゲン豆、白豆、黒豆、スプリットピー、ヒヨコ豆などがおすすめです。豆腐やテンペといった大豆製品や、ナッツにもタンパク質が多く含まれています。
6.ベリー類
運動の後、ジュースを飲む代わりにベリー類を食べてみてください。これはフルーツに含まれる食物繊維が、ジュースになると失われてしまうためです。激しい運動に伴う筋肉痛を軽減するには、特にブルーベリーが効くということがわかっています。また、さくらんぼもおすすめですが、ベリー類であればどれでも効果が期待できるでしょう。
8.ピーナッツバター
大きなイベントなどに備えて練習している場合、運動後のおやつとしては炭水化物とタンパク質の両方が含まれているものが理想です。子供の頃に食べたピーナッツバターのサンドウィッチを思い出してみてください。もちろんアーモンドバターで代用することも出来ますし、ベーグルと卵でも大丈夫です。
9.水、スポーツドリンク
運動時には、必ず水分補給をすることが大切です。ほとんどの場合水で事足りますが、どんな運動をしたのかでも変わってきます。もしその運動が60分未満だった場合、少量の水で失われた分の水分を補うことが出来ます。しかし激しい運動を1時間以上行った場合、スポーツドリンクの方が良いかもしれません。ただし他の飲み物と同様に、特にダイエット中は、カロリーと砂糖の量には十分注意しましょう。