母乳育児について〜授乳の基本とコツ〜

母乳育児について
ここでは、どう母乳育児を始めるか、どうしたら赤ちゃんがより心地よく母乳を飲めるか、赤ちゃんが十分飲んだことをどう確認するかを学びます。
ほかのママが授乳しているのを見ると、かなり簡単そうに見えます。母乳育児が世界で最も自然な育て方であるかのように、会話や昼食の時間を逃さずにボタンを開いて乳児を抱いています。しかし、母乳は自然に出るかもしれませんが、特に初心者のお母さんとその赤ちゃんにとっては、授乳ノウハウは初めは当たり前ではありません。
初めての授乳が簡単であれ、闘いのようになれ、またはその中間でも、学ぶべきことはたくさんあります。テクニック(赤ちゃんをどんな体勢にするか)や仕組み(赤ちゃんが十分飲んだか確認する方法)、計画(いつ授乳させるか、終わらせるか、)を知れば知るほど自信が増します。
最初に試行錯誤を経て自分に合った一番の方法を見つけると、授乳は母親の最も価値ある責任の1つになります。そして母乳育児は、あなたと赤ちゃんの両方に多くのメリットをもたらします。健康な未来に向けた幸先の良いスタートになります。
母乳ができたら
母乳には3段階あります。それぞれの母乳は生まれた赤ちゃんの出生後日数にあわせた栄養を含み、赤ちゃんにとって、生まれた日から10日後、そしてそれ以降の最高の食べ物になります。
初乳:分娩したばかりの時点では母乳はまだできていません。この時期に出てくる薄く黄色い(または透明な)物質は初乳です(妊娠中に胸から分泌されたものと同じものです)。重要なタンパク質、ビタミン、ミネラルがあわさったこの物質は、有害なバクテリアやウィルスからの防御に役立ち、場合によっては赤ちゃんを刺激して抗体を産生することもあります。また、赤ちゃんの腸の内部を覆い、未熟な免疫系を保護し、アレルギーや消化不良を予防します。さらに、赤ちゃんの最初の排便を刺激し、黄疸のリスクを軽減します。分泌量は非常に少ないですが、おそらく生後数日の赤ちゃんはこの 「金の液体」を小さじ数杯しか必要としません。最初から定期的に授乳していると、体の中で数日以内に次の段階の乳を作り出すのに役立ちます。
移行乳:味見の次には、初乳と成乳の間に胸で生成される移行乳があります。オレンジジュースと混ざった牛乳に似ており(しかし、幸いにも味は赤ちゃんにとっては良いです)、母乳が生成され始めたころに分泌されます。初乳よりも免疫グロブリンとタンパク質は少ないですが、乳糖、脂肪、カロリーは多くなります。
成乳:成乳は産後10日から2週間の間に生成されるようになる、薄く白い(時にはやや青みがかった)母乳です。水で薄まったスキムミルクのように見えますが、赤ちゃんの成長に必要とするすべての脂肪や栄養素が詰まっています。
赤ちゃんを胸に抱いて
最初は、赤ちゃんを正しい体勢にするためにはかなり練習が必要かもしれませんが、とにかく練習してください。
抱き方が不適切なことが乳房の不快感の最も一般的な原因なので、まず正しい抱き方を知ることが不可欠です。乳腺から母乳が出るように赤ちゃんの口と舌と唇がマッサージできるように、赤ちゃんの口が乳首と乳輪の両方をカバーするようにしましょう(乳首を吸わせているだけだと、母乳を分泌する腺は圧迫されないので赤ちゃんのお腹がすいたままになるだけでなく、乳首が痛くなりひびが入ります)。
・赤ちゃんの体があなたに向くようにお腹をお腹に向けて、赤ちゃんを胸に向かい合わせて抱きます。母乳を飲み込みやすくするため、赤ちゃんの頭は体とまっすぐにし、ねじれないようにします。
・乳首で赤ちゃんの唇をくすぐり、あくびのように非常に口を大きく開けるように促します。口を開けない場合は、初乳(後の段階になったら、成乳)を赤ちゃんの口にいくらか搾り出します。
・赤ちゃんが顔を背けたら、あなたに近い側の頬を静かに撫でてください。原始反射で赤ちゃんは胸に向かって頭を向けます。
・彼女の口が開いたら、乳房に向かって赤ちゃんを運びます。赤ちゃんの方にかがめて胸を口に押し込んではいけません。赤ちゃんにイニシアチブをとらせましょう。赤ちゃんがしっかりと乳房を加えよく母乳を飲むまで、胸を支えましょう。
・赤ちゃんの顎と鼻の先端が乳房に触れていれば、正しい抱き方です。赤ちゃんの唇はキュッと収まっているというよりは、魚の唇のように外側に広がっています。授乳中に赤ちゃんの下唇を下に引っ張って、赤ちゃんが自分の下唇や舌を吸っていないことを確認します(新生児は何でも吸います)。
・ただくわえている(乳首についている)だけでなく、吸っている(初乳か成乳を胸から抜いている)かどうか見てください。赤ちゃんがきちんと吸っている場合は、吸い込んで飲み込み、呼吸するリズムは強く安定しています。また、赤ちゃんの頬や顎、耳にリズミカルな動きがあることに気づくでしょう。母乳が出たら飲み込む音を聞きましょう。舌打ちのような音が聞こえたら、正しく抱けていない印です。
・赤ちゃんは問題なく抱きついていますか?きれいな指を静かに赤ちゃんの口の隅に差し込むか、口周りの胸を押して、慎重に口を引き離してください。その後、唇を新たにくすぐり、再び適切に(口の中に乳首と乳輪が入るように)赤ちゃんを抱きます。
授乳する時間
授乳を短くすれば乳首の痛みやひび割れが防げると聞いたことがあるかもしれませんが、乳首の痛みやひび割れは授乳時間が長すぎるから起こるのではなく、たいていは抱き方が正しくないことが原因です。だから、授乳に制限時間を設定するのではなく、愛する赤ちゃんがゆっくり授乳できるようにしてください(そして授乳の時間はあらかじめ長めにとってください)。
一回の授乳には通常20〜30分かかります。しかし、それは平均であることに留意してください。授乳時間がより長い場合もあり、授乳が始まったばかりのころや急成長している時期は長く母乳を吸う必要があります。
胸から母乳を完全に出し切ってください。理想的には、後乳(授乳しているときに最後のほうで出てくる成乳)の方が脂肪やカロリーに富むため、各授乳時間につき少なくとも1つの胸からは母乳を出し切るべきです(両方の胸から授乳することよりも重要です)。そのため乳首をわざと引っ張るのは避けてください。代わりに、赤ちゃんが一つの乳房を飲み終えたように見えるようになるまで待ってから、もう片方の乳房をあげてみましょう(ただし、強制しないでください)。赤ちゃんが一つの胸から母乳を飲んで、もう欲しがらない場合は、次の授乳時にもう片方の乳房から始めましょう。
赤ちゃんがおっぱいを飲み終わったサインを出すのを待ちましょう。赤ちゃんが乳首を離すまで待ちましょう。もし離さない場合は、4回吸って1回飲み込む程度までペースが減速したら、それが終わりの目安です。時々、赤ちゃんが最初の胸から母乳を吸い切る頃に寝てしまって、次の胸から母乳を飲むために目を覚ましたり、あるいは次の授乳までずっと寝ているということがあるでしょう。もう一度、胸を赤ちゃんの口元近くに押し付けてみたり、きれいな指を赤ちゃんの口角から挿し込むことによって、赤ちゃんの口を開けましょう。
授乳の頻度
時計を見てスケジュールどおりに授乳するよりは、赤ちゃんがお腹の空いたときに授乳をするということが、母乳育児の成功に関しては根本的に最善な方法です。しかし、赤ちゃんは大抵空腹な状態で生まれてはこない(食欲はふつう生後3日目あたりから起こるようになります)ので、おそらく最初はそれほど授乳を要求されることはないでしょう。つまり、母親が最初に食欲を起こさせる必要があるかもしれないということです。
最初の数週間はそのような段階まで食欲が追いつかないかもしれませんが、新生児は1日に少なくとも8~10回の授乳をするべきです。分かりやすく説明すると、おそらく朝から晩まで、2~3時間ごとに授乳することになるでしょう。
しかし、授乳パターンは赤ちゃんによって広く異なるので、より多いあるいは少ない頻度で授乳する必要があるかもしれません。より食いしん坊でせっかちな赤ちゃんなら1時間ほどの間隔で授乳をすることになるかもしれませんし、より簡単に満足を得るような赤ちゃんなら3時間半~4時間ほどの感覚で授乳をすればよいかもしれません。絶えず授乳しているような気持ちになっても、心配しないでください。これは一時的なものです。母乳の供給が増え、赤ちゃんが大きくなると、授乳の間の感覚はより長くなっていきます。人口栄養育児やサプリメント育児をしている母親が、自分の新生児はそんなに頻繁に食事をしないと言ったとしても、不安になったり驚いたりしないでください。母乳は特殊調整粉乳よりも消化しやすいので、赤ちゃんのお腹がより速く空っぽになり、より早く喉が渇くようになるのです。
赤ちゃんの空腹のサイン
適切な母乳育児のバランスを習得するよい方法は、赤ちゃんがお腹が空いているように見える時に授乳をすることです。赤ちゃんが空腹で泣き出すのを待っていてはいけません。そうなるまでに、赤ちゃんは不快になるほど空腹になっているかもしれないのです。赤ちゃんが長い時間泣けば泣くほど不快感が強くなっていることを示します。赤ちゃんは小さいかもしれませんが、以下のような行動を示すことによって自分の空腹を知らせています。
・母親の胸に顔をこすりつける
・猛烈な勢いで自分の指(あるいは母親のTシャツや腕)をしゃぶる
・口を開ける
・吸引反射(赤ちゃんが口を開けたまま頭を横に向け、食物源を探すこと。頬をなでられた後に起こることもある)
・唇や舌をなめる(赤ちゃんが舌を突き出しているように見える)
・唇を鳴らして音を立てる
赤ちゃんが泣いた場合、その泣き声は典型的に短く、低く、起伏があるものになります。
授乳の体勢
病院で基本的な横抱きについては教わるでしょう。しかしいくらかの試行錯誤の後、自分と赤ちゃんの両方によりよいと感じる別の授乳の体勢を見つけるかもしれません。以下にすべての基本的な授乳の体勢に関する情報を載せます。
・横抱き:赤ちゃんの頭が授乳を行う方の腕のひじが曲がったところにくるように赤ちゃんを抱きます。同じ方の手で赤ちゃんの頭から下の体を支えます。反対の手で胸を支え、乳房が赤ちゃんの鼻の方を指すようにとても優しく押しつけます。
・交差抱き:授乳を行う胸と逆の方の手で赤ちゃんの頭を抱えます(右の胸から授乳する場合は、頭を左手で抱えます)。使っていない方の手を使って、横抱きのときと同じように胸を支えます。
・フットボール抱き:授乳を行う方の腕で赤ちゃんの脚を挟みます。その腕で赤ちゃんを抱き、使っていない方の手で胸を支えます。
・側臥位:夜中に授乳する場合であれば、これは良い授乳体勢です。枕を頭の下において横向きに寝ます。赤ちゃんと向かい合うようにして、赤ちゃんの頭は乳房に即するようにします。必要であれば上側にあるほうの手で胸を支えます。赤ちゃんを近くで抱くために赤ちゃんの背中の後ろに小さな枕を置くことが必要になるかもしれません。
・リクライニング法:「レイドバック法」としても知られていますが、この体勢ではカウチやベッドに心地よくもたれかかり、背中と首、頭の後ろに枕を入れて支えます。赤ちゃんのお腹が自分の方に向き、胸部と垂直になるように横たわらせ、赤ちゃんの口が乳房のちょうど真下にくるように位置を調節します。この授乳体勢の目的は、重力を有効活用して赤ちゃんが自然と乳房を探し出せるようにするということですが、赤ちゃんがしっかり吸えるように自分で胸を持って赤ちゃんに乳房を向けることもできます。
赤ちゃんが十分に母乳を飲んだか見分ける方法
授乳を始めたばかりの母親の多くは、いずれかの時点で赤ちゃんが十分に食事をしていないのではないかと心配になります。外側から見ても母乳の量はまったく測定できないので、自分がどのくらいの量の母乳を作り出していて赤ちゃんがどれくらいの量を飲んでいるのかということは分からないのです。心配になった場合、以下のようないくつかの指標によって赤ちゃんが十分母乳を飲んでいるかチェックすることができます。
・習性:赤ちゃんが授乳後ほとんどの場合幸せそうで満足そうに見えるのであれば、おそらく赤ちゃんは十分な量の母乳を飲んでいるはずです。授乳が終わっても泣いていたり、そわそわしていたり、猛烈な勢いで自分の指をしゃぶっていたら、赤ちゃんはまだお腹が空いているのかもしれません(ただし、これはガスや乳児疝痛のサインである可能性もあります)。
・おむつの汚れ:注意深く観察しましょう。新生児は24時間の時間をかけて、透明から淡黄色の尿を8~12回、やわらかく黄色い大便を少なくとも5回排出します。生後数週間は、授乳の頻度と排出物について記録をつけておくとよいでしょう。この記録は小児科医の診察の度に持参することができます。
・体重:乳児の体重は毎週だんだんと増えていきます。一般的に新生児であれば週に4~7オンス体重が増えますが、年齢やその他の要因によって体重の増え方は異なります。小児科医は、赤ちゃんの成長が順調であるかどうか教えてくれるでしょう。
母乳育児のヒント
母乳育児を始めることに不安を覚えているでしょうか?これらのヒントによってより自信がつき、自分と赤ちゃんがこの経験を最大限に活かせるようになるでしょう。
○出産する前に
・すべてのことについて学んでおきましょう。妊娠する前や妊娠生活が始まったときでさえも、十分に勉強しておけば良いスタートがきれるようになります。母乳育児の講座を受けることも考慮に入れましょう。この講座では、母乳の供給の始め方や問題の解決の仕方、パートナーの協力の仕方について教わることができます。
・部屋を借りましょう。病院で多くの時間を赤ちゃんと一緒に過ごすほど、赤ちゃんの要求に応じて授乳できるため、、簡単に授乳を行えるようになります。それなので、出産前に事前に可能であれば常に母児同室、あるいは部分的に同室(昼間のみ同じ部屋で過ごす)でありたいという旨を伝えておくようにしましょう。母児同室が選択肢に無い、あるいは母児同室を選択しないと決めた場合、少なくとも昼間には、赤ちゃんがお腹が空いたとき、あるいは2~3時間ごとに赤ちゃんを自分の元へ連れてきてもらえるか尋ねてみましょう。
○病院で
・早い段階でスタートを切りましょう。赤ちゃんは母乳育児を始められる状態で生まれてきますし、生後2時間の間は何かを吸いたいという熱望が非常に強くなっています。吸引反射は生後30~60分の間で最も強力になります。そのため、自分や生まれてくる赤ちゃんがこの説に従っていると仮定して、できるだけ早く授乳を始めることを計画しましょう。ただし、すぐに行えない場合には、強制してはいけません。行えるようになったらできるだけ早く遅れを取り戻せばよいのです。
・システムを利用しましょう。病院の育児所は忙しい場所なので、従業員がぐずる赤ちゃんを哺乳瓶を使って素早くなだめたとしてもそれは驚くべきことではありません。しかし、最初から母乳育児を行うことで自分の母乳供給を刺激し、赤ちゃんが自分の扱いにくい胸よりも簡単に作り出すことのできる人口の乳房に慣れないようにすることができます。そのため、最初からもっぱら授乳のみをすることを決めているのであれば、赤ちゃんの母乳育児の話になったら主導権を握るようにしましょう。自分優先事項を従業員に説明してください。
・授乳コンサルタントに相談しましょう。病院や産院を去る前に、授乳コンサルタントとの相談を予約したり講座を受けることができるかもしれません。これによって、専門家が赤ちゃんに授乳をする母親を観察し、母親の状態が順調であることを確認し、赤ちゃんが十分に母乳を飲んでいるかチェックすることができます。コンサルタントの診察を受けていない場合には、ためらわずに診察を受けてみましょう。授乳をしている旨のケアや母乳の絞り出し方などに関するヒントをくれるかもしれませんし、家に持って帰るための文書ももらえるかもしれません。そのため、ためらわずにたくさん質問しましょう。
○家に帰ってきたら
・安静にしましょう。母乳育児が終わりに近づくまで、授乳中は集中している必要があります。そのため、いくつかの気晴らしがあって雑音の少ない場所で安静にしていてください。授乳がより快適なものになってきたら、集中を保つために、雑誌や携帯、タブレットなどを自分の周りに置いておくこともできます。時々は携帯などを置くいて赤ちゃんのようすを伺うことを忘れないようにしましょう。これは母親にも赤ちゃんにも良いことです。授乳の要領を得るまでの最初の数週間は、テレビを見たり電話で話したりしないようにしましょう。
・快適な状態でいましょう。カウチや肘掛け椅子、ベッドなど、自分や赤ちゃんが心地よいと感じる体勢でいましょう。起き上がる場合は、ひざに枕を挟むことで赤ちゃんを快適な高さに持ち上げることができます。自分の力だけで赤ちゃんを支えようとすると、腕がひきつったり痛くなったりする可能性があるので、腕も支えるようにしましょう。
・喉の渇きをいやしましょう。牛乳、ジュース、水などの冷たい飲み物を傍に置いておき、授乳をするごとに水分を補給しましょう。最後に食事をしてから時間が経っている場合にも、飲み物を飲むようにしましょう。
・何度も練習しましょう。母乳はは生後数日間で赤ちゃんの要求に適合してきます。この要求は小さなものであり、たいていの場合初乳で簡単に補うことができます。そのため、この初期段階での授乳を「予行演習」だと思いましょう。母乳供給ができあがるまでに自分の技術を完璧なものにする機会なのです。母乳が出るようになっても、予行演習は続けるようにしましょう。
・どの授乳も、前回赤ちゃんが飲みきらなかった、あるいはまったく飲まなかった方の胸から行うようにしましょう。目印として、前回母乳を出さなかった方の胸のブラジャーの中に授乳パッドやちっしゅを入れておくこともできます。
・授乳の間の時間を延ばしたいと思うかもしれませんが、我慢するようにしましょう。母乳の生成は、特に最初の数週間は、母乳を吸わせることの頻繁さ、強さ、継続時間に影響されます。授乳の頻繁さを減らしたり、間隔を短くしたり、次の授乳まで赤ちゃんを寝かせすぎたりすると、すぐに母乳供給は妨害されてしまいます。
・時間をかけましょう。赤ちゃんは授乳が始まったばかりであり、また母親自身もそうであるということを覚えておいてください。以前にうめく赤ちゃんを育てることができたとしても、母親にも赤ちゃんにも学ぶべきことがたくさんあるのです。
・冷静さを保ちましょう。少し困惑した気持ちがあるでしょうか?それは自然なことです。しかし、緊張することで乳汁排出が起こってしまうかもしれません。そのため、授乳の前に不安を感じる場合は、リラックスできる運動をすることによって落ち着きを取り戻すようにしましょう。少し深呼吸をし、目を閉じ、音楽を聴いてみてください。赤ちゃんも母親の雰囲気によってリラックスすることでしょう。
母乳育児に関する助けを得る
前もって母乳育児支援をお探しですか?あるいはトラブルに対する手助けを必要としていますか?多くの母乳育児問題の専門家や熟練した専門家たちが、吸い付きの浅さから乳房炎、乳房うっ血などの問題を解決する手助けをしてくれます。
専門家の手助けを得てもなお母乳育児に関して問題がある場合は、これがイエスかノーかで答えられる問題ではないということを覚えておきましょう。人口栄養のサプリメントや人口栄養育児を考慮に入れるべきかどうか医師に相談しましょう。覚えておいてください。赤ちゃんが本当に必要としているものは母親からの愛とお世話です。そしてこれは胸や哺乳瓶からくるものではないのです。