ジムのトレーニングをダンスに置き換える

その他

トレーニングをダンスにする

一週間に5回ジムに通い、ランニングマシーンで30分間走って、20分間ウェートトレーニングをして、10分間ストレッチをする...といったように毎回同じトレーニングをするのは退屈ではありませんか?もし、そんなトレーニング方法にとらわれて、いろいろなものを取り入れるのを忌避しているのであれば、変化を加えてみるべきかもしれません。upwaveの役員でトレーナーの資格を持つLyssie LakatosとTammy Lakatos Shames(またの名をThe Nutrition Twins)によれば、いつものトレーニング方法に新たな風を吹き込むには、ダンスのような新しいことにチャレンジするのがうってつけだといいます。それは、フラダンスだって良いのです!
試してみるべきダンスをいくつか紹介します。

下半身にはバレエ

カーフ・レイズやレッグプレスに飽きてしまったり、臀筋を鍛えるトレーニングマシンを使って、ジムでおかしな体勢になるのを避けたいなら、バレエ以外に下半身のトレーニング方法を探す必要はありません。「することによっては、全てを鍛えることができるんです」とフィットネスとダンスの専門家であり、ニューヨーク市のCrunch GymのパーソナルトレーナーであるAaron Hooperは言います。Hooperは、小さめのアラベスクで臀筋と腰、エルヴェでふくらはぎ、バットマン(前方や横方向へ)で大腿四等筋やハムストリング筋を鍛えることを提案しています。また、脚を動かす間に腕を「2番ポジション」(すなわち、横に広げ、床と水平にすること)にして、中背部を絞るように肩を引けば、姿勢の改善ができ、画面の前に長時間座り続けることで丸くなってしまう背中の部分である「コンピューター・マッスル」にも効くとのことです。

有酸素運動ならタップダンス

傑作『雨に唄えば』のファンなら、エネルギッシュなタップダンスのシーンのいくつかは、見ているだけでカロリーを消費しそうになるのが分かると思います。なので、Hooperが「カーディオ・タップ」が人気上昇中だと指摘したのも驚きではありません。「(タップダンスは)心臓血管系とふくらはぎを働かせます」とHooperは指摘しています。クラスでは、一つか二つの動きを繰り返すので不器用でも大丈夫です。きらびやかな脚さばきはプロに任せておきましょう。

体幹と臀筋にはヒップホップ

このダンスが普段のトレーニングに取って代わるのは驚きかもしれませんが、体幹とお尻に効くので、水着のシーズンに向けてぴったりのトレーニングになるのです。「ヒップホップでは、まっすぐ前や真後ろに動くことは少ないので、斜筋を鍛えるのにはとても良いのです」とHooperは説明します。「膝を深く曲げる動き、スクワット、スピード、そして臀筋の活性化(も伴います。)」

背中と肩にはアフロキューバン

アフロキューバンの動きは、なおざりにしがちな背中と肩の筋肉を動かしてくれます。アトランタにあるProyecto Barrio Dance Companyのオーナーで、第一線で活躍するダンサーのAllen Germaineは、このダンスを過去5年間にわたって研究してきました。「動きの多くは、肩と胸の分解運動をしながら、腕を動かすことから成ります」とGermaineは言います。「終わった後は大抵体が痛くなります。」

持久力と減量には社交ダンス

ランニングマシーンでのマラソンは単調でそして一人で行うため、寂しいものです。体重を落としながら、持久力も強化してくれる社交ダンスやスイング・ダンス、サルサに参加してみましょう。「体重は落ちてきます」そう語るのは、アトランタに拠点を置くスイング・ダンス講師のMatthew Johnsonです。「持久力が高まるので、ダンス以外の有酸素運動をするのも簡単になります。」それに、社交ダンスに参加するのは、その名の通り社交的です(なので、心も元気になるかもしれません)。

全身のトレーニングにはポールダンス

主に女性が踊るダンスではありますが、男性でも踊れます。そして、実際に踊っている男性もいるのです。アルバカーキのSouthwest Pole Dancingのオーナーで、インストラクターのBrynlyn Loomisによれば「一日目から簡単に全身のトレーニングになります。正しく行えば、背筋が完全に活動し、同様に腹筋も活動します。引き上げる動作を含む動きをするときは、上腕二等筋が背筋を支えます。そして、ダンスの最初に母指球に重心を置いて歩き回ることで、ふくらはぎの筋肉も動かすことができます。」難易度の高い動きは内股、臀筋、ハムストリング筋に効きます。Loomisは、腰痛の緩和、体脂肪の減少、筋肉をよりはっきり見せること、スタミナ作り、体力の増強、自信をつけること、もしくは、ただ単純に楽しむことを目的としている人にもポールダンスを勧めています。

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