新生児の睡眠についての基礎知識〜パターン、呼吸音〜

新生児の睡眠パターン
新生児の睡眠パターンを追うとなると、心の中に留めておくべき4つの基本的知識があります。
赤ちゃんたちは指示には従いませんが、もし彼らが従ったら以下の規則がかわいいお尻に押してあるのに気づくでしょう。新生児があまりにも寝ておらず、ご飯を食べ過ぎる、あるいはおかしな雑音を出しすぎると感じたら、これら4つの単純な真実を思い出してください。そしてくつろいでかわいい子供と楽しい時間をすごしてください。
1 新生児は必要な睡眠時間で分かれる。
生後1ヶ月の間赤ちゃんが寝てすごす時間の平均は一日16.5時間でした。でも自分の赤ちゃんは絶対にもっと寝ている(あるいはそれほど寝ていない)と仰る前に、思い出してください。16.5時間というのは平均にすぎないのです。つまりあなたの赤ちゃんは12時間寝て、お友達の赤ちゃんが計19時間寝ているということです。あなたの赤ちゃんが平均の中で睡眠時間が短いほうでも長いほうでも、長い(あるいは短い)睡眠時間にこだわる必要はありません。
2 新生児は時間通りに食べる必要がある。
ほかのどんな体の部位とも同じように、新生児のおなかはとても小さいのです。ですから寝るときに母乳か人工ミルクをやり、朝まで何もしないというのではいけないのです(最低でももっと。新生児は2、4時間ごとにご飯が必要で、5時間寝るのが実際に一晩寝るのと同じなのです。
では、どうやって赤ちゃんが飲み物を欲しているのか、十分寝たから起きていたいのか、睡眠サイクルの合間だから起きているのか、知っていますか?ときどき赤ちゃんは大声で、明確に教えてくれます。しかし赤ちゃんの寝息はさまざまで、うーんと泣いたり鼻をならしたりする子からうめいたりうなったりキャーキャー声をあげる子までいます。「お腹が空いたよ!」という音とその他の違いを学べば、赤ちゃんが本当にお腹が空いているときにすばやく対応できます(よいことには、軽いご飯の後、赤ちゃんはすぐ寝てしまいます)し、もし寝ていたらそのままにしておきましょう。
3 新生児は休むことを知らない睡眠者である。
「赤子のように眠る」というフレーズを考え付いた人は、おそらく赤ちゃんが寝るのを見たことがなかったのだろう。何時間も幸せに寝続けるのではなく、赤ちゃんたちはむずがって何度も起きてしまいます。なぜなら、彼らの睡眠の大半は、赤ちゃんが動いて夢を見るときに起こる軽い、活発な睡眠であるレム睡眠(急速眼球運動)だからです。レム睡眠のサイクル1つ1つの最後に、次の睡眠段階に入る前に赤ちゃんは短い間起きます(うーんと声を上げて泣くでしょう)。大きくなるにつれて、睡眠パターンはレム睡眠が減り、より深く、静かに寝るようになるのです。
4 新生児は寝るときにやかましい。
新生児には、短いポーズと変な雑音を含む不規則な呼吸が見られるが、ほとんど注意はいりません。しかしすべての親たちは最低でも1回乳母車で、呼吸の問題に関するしるしに耳を傾ける体験をすればショックを受けるでしょう。
これらのことを客観的にする事実がいくつかあります。新生児の普通の呼吸率はおよそ起きているときなら一分に40回、寝たときには20回なのです。あるいは、彼がスピードアップして、浅く、速い息を15~20回(驚きでしょう)、そして呼吸を止めてしまうのです。
これはずっと続くように思われますが、実際には10秒もしないうちにまた息をし始めます。これは脳の呼吸制御をつかさどる部位がまだ未完成だからです。
睡眠時の普通の呼吸音に含まれるのは
・ごろごろという音
お母さんやお父さんと同じく、鼻に粘液があり、それが妨害をして、ごろごろという音になります。もし鼻づまりがひどかったら、赤ちゃんサイズの吸引機できれいにしましょう。
・鼻笛
新生児たちは口呼吸ではなく鼻呼吸します。これによって呼吸と食事を同時に行えるわけです。しかし小さな鼻の空気の通り道は小さいので、少量の粘液か乾燥したミルクがかんたんに気道をふさいでしまい、結果的にいかれた笛のような雑音になってしまうのです。
・ごぼごぼ、ごろごろ
たいした謎はありません。ただ単にのどをきれいにしているのです。
睡眠時の苦痛のサインに含まれるのは
いつ気をつければよいのでしょう?以下の症状をみることはほとんどないですが、その兆候を知っておくことはよいでしょう。
・早い呼吸‥赤ちゃんの呼吸数が上がることです(1分に70回、それ以上)。
・継続的なうなり‥赤ちゃんの気道が妨害されているのをこじ開けようと苦しんでいるとき、ひと呼吸の終わりにうなるような雑音が混じります。
・ゆらゆら‥鼻の穴が呼吸の際ゆらゆら動いていたら、それは空気を得ようと懸命になっているということです。
・収縮‥胸と首の筋肉(肋骨の下)が見えやすく、またいつもより深く収縮していることです。
もし睡眠時の困難の兆候に気がついたら、小児科医に電話して何が起こっているか伝えましょう。