赤ちゃんが夜通し眠るためにすべきこととすべきでないこと

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赤ちゃんが夜通し眠るために

いつ赤ちゃんが夜通し寝ることができるようになるのでしょうか?答えは、赤ちゃんによって異なります。

新生児(特に授乳中の新生児)であれば、頻繁に食事を取る必要があるので、一度の睡眠は最長でも3時間だと思っておいたほうがよいでしょう。

赤ちゃんが2〜3ヶ月になってくると、5〜6時間の睡眠が望めるようになります。

赤ちゃんによっては、3ヶ月目までにやめ始める事もありますが、殆どの3ヶ月の赤ちゃんは、特に授乳の場合夜間に1,2回の授乳を必要とします。

4ヵ月までには、赤ちゃんが一日に7、8時間寝ることも期待できます。これは、ほとんどの赤ちゃんが4ヶ月には、体重が約5キロに達するためです。なぜなら、代謝的に言って、夜間に授乳する必要がなくなるからです。

赤ちゃんが、5、6ヶ月になってもまだ起きるようであれば、まず間違いなくお腹がすいたから起きているというわけではないでしょう。夜中にママの甘い母乳を飲むのに慣れているだけです。

実際に、3ヵ月を過ぎたら、夜通し寝かせるという最終目標を掲げ、夜間の授乳を減らすようにしてみましょう。ここでは、そのためにすべきこと、すべきでないことをお伝えします。

すべき:寝る前に赤ちゃんを起こす

夜眠る前に、赤ちゃんにミルクを与えるようにしてみてください。たとえ赤ちゃんが眠くて、あまり飲まないとしても、少し飲ませるだけで1,2時間余分に眠れるようになるでしょう。

しかし、このことで赤ちゃんがより頻繁に目を覚ますようであれば、やめるようにしましょう。

その場合、赤ちゃんが寝る前の最後にミルクを与える時には、できるだけたくさんあげてみてください。ミルクを十分に飲む前に、眠りに落ちたのであれば、起こして、ミルクをあげましょう。そうすると、赤ちゃんはお腹一杯になってから眠るようになり、夜通し眠れるようになるかもしれません。

すべき:ミルクの間隔をあける

新生児は2〜3時間ごとに食べる必要がありますが、赤ちゃんが3〜4カ月齢なる頃には、間隔を伸ばしてみてもよいでしょう。夜には、一晩おきに30分ほど増やしていってみてください。運がよければ、間隔を一晩中まであけることができるでしょう。

すべき:夜間のミルクの量を減らす

夜間の授乳を辞めさせるもう1つの方法は、瓶に入れる量を少しずつ入れたり、母乳を与える時間を減らしてみるということです。赤ちゃんが、ミルクを必要としなくなるまで、1週間を通して、ミルクの量(または授乳時間)を減らしてみてください。

すべき:眠りにつくまでのルーティンを築く

寝る前に、絵本を読み聞かせたり、歌を歌ったりするのは、早すぎることではありません。就寝までの習慣を作ることで、眠りにつくサインを送る事が出来ます。赤ちゃんを夜間を通して眠りにつかせるための、実証済みの戦略としては、入浴、読み聞かせ、抱擁、などがあります。

すべきではない:夜間に急いでミルクを与える

赤ちゃんが夜中になきながら起きたとしても、母乳やミルクをあげる前に待って下さい。再び眠りについたり、独りでしばらくの間遊び始めるかもしれません。大声で要求をあげ始めたら、静かに歌を歌ったり、優しく触って彼を癒してください。夜中に起きてもミルクがもらえないと教えてあげるのが早ければ速いほど、夜通し眠れるようになるでしょう。

すべきでない:日中にカロリーをけちる

日中のお腹が満たされていたほうが、夜に空腹になりにくくなりますし、夜通し寝る可能性も高くなります。日中の昼間の授乳の量を増やしてみましょう。または、ミルクの量を30グラムほど増やしてみてください。

すべきでない:シリアルを哺乳瓶に入れたり、固形食を与えるタイミングを急ぐ

夜中に起きるのを防ぐだけでなく、健康にとっても有害になる可能性があります。固形食が早すぎると、食物アレルギーになることがあります。また、食べたものを肺に吸い込んでしまい、肺障害を引き起こすリスクもあります。さらに、穀物をボトルに加えることは、与え過ぎにつながる可能性もあります。赤ちゃんは本能的に必要なミルクの量を知っているので、瓶にシリアルをいれてのカロリーを上げると、通常よりも多くのカロリーを摂取させることになります。

すべきでない:夜中におむつを変えない。

赤ちゃんがめちゃくちゃに汚したりしていない限り、夜中におむつを変えるのは控えてください。おむつを替え始めると、赤ちゃんがすぐに起きてしまいます。どうしても夜間におむつに取りかえる必要がある場合は、照明を薄暗くして、できるだけ話をしたり、やりとりしながら行ってみてください。そうすれば、あなたの赤ちゃんは目を覚まして騒ぐ時間ではない、と伝えることができるでしょう。

すべきではない:赤ちゃんと一緒に寝る

赤ちゃんとベッドや部屋が同じなのであれば、別々にする良い機会かもしれません。ママがすぐ近くにいるから、頻繁に起きているのかもしれません。もちろん、まだ一緒に寝たほうがよいと感じるなら、無理に離れる必要はありません。

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