セックスについてパートナーと話そう

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なぜセックスについて話すことがよいのですか?

どんな健康的な関係においても、あなたの気持ちを分かち合い問題を一緒に解決するためにコミュニケーションが重要です。これは性生活にも当てはまります。特に、なにか問題がある場合には。
性生活について何が起こっているか話すことができれば、問題を隠す必要はありません。問題が奥深く隠されて、そこで初めて何が間違っているのか心配し始めることがよくあります。日々の関係に距離ができたときに多いです。
たとえば、セックスの回数を減らしたいのにそのことをパートナーに話していなかったら、パートナーは、もう愛されていないのか、あるいは浮気されているのかと心配するかもしれません。
もし話せば―仕事でストレスがたまっているとか、歳を重ねて体が変化す時期だとか―パートナーは理解してくれるでしょうしお互い問題に対処することができます。

いつ、どのようにしてセックスについて言うか

セックスについてオープンに話すことは、特に今までパートナーとその話題に触れたことがない場合、難しいでしょう。
正しい時を選ぶ必要があります。性生活の心配をしている場合には、まさにセックスしようというときにするのはやめましょう。上手くいかなくなります。
セックスは感情的なもので、しようとしているときにはあなたは感情的になっています。パートナーを元気付けて、「わかった、でも別のときに話そう」と言いましょう。何か問題があるなら、「何も問題ないよ」とは言わないでください。
二人きりになれる時間帯を選び、電話のベルや子どもの帰宅で話し合いが中断しないようにしましょう。
使う言葉を考えてみましょう。多くのカップルはパートナーの気持ちを傷つけることを恐れて何も言いません。しかし、あなたが性生活に満足していないのなら、それでどんな影響が出ているのか正直になってよいのです。
愛のある関係なら、二人によって良い解決策を見つけるためにお互い協力できるはずです。

パートナーの気持ちに敏感になりましょう

パートナーの気持ちを傷つけることなく提案や悩みを伝えることはできます。あなたのパートナーの気持ちに敏感になり、パートナーを元気付け、思っていることを話してほしいと頼みましょう。
たとえば、「以前ほど頻繁にはセックスしてないけど、悩んでいるの。あなたはどう思う?」
なぜ早くそのことを言わなかったのかパートナーが尋ねたら、正直に言いましょう―おそらく、言い方がわからなかったとか、自然に良くなることを望んでいたとかでしょう。
一度お題をあげたら、パートナーに考える時間をあげましょう。パートナーにとってはショックかもしれません。悩みを打ち明けた後は、距離を置いて、自分がどう感じているか、お互いどうやって問題に対処できるか考える必要があります。
でも、きちんとまた話し合いましょう。問題を提示したのに、別の措置を講じて問題について考えるのをやめるのは論外です。その別の措置が、また別の議論をすることであっても。
パートナーと一緒に問題を処理する方法をみつけることができるはずです。お互いが自分の感情に正直であれば、お互いに役立つ解決法を見つけるチャンスがあるはずです。二人では上手くできないと思う場合には、セクシャルセラピーが役に立つかもしれません。
セクシャルセラピストは、二人だけでは対処に困難な問題に取り組む手助けをします。また、お互いがより親密になり性生活の質を上げるために二人に合った方法を提案できます。

浮気されていたら

パートナーが浮気していると、信頼が壊れます。もうパートナーを信頼できないと感じるかもしれません。
とはいっても、この状況で「お互い信頼して学校に子どもを迎えにいったり二人の車を運転できますか」と聞けば、カップルは「はい」と答えます。
まだ信頼関係が完全に壊れていないからです。でもここで言いたいのは、「私はパートナーがもう浮気しないと信じることができない」ということです。これは、二人の関係の中で起こってしまったこと、起こってないことに焦点を当てるのに役立ちます。
お互いが望むのなら、カップルは浮気から立ち直ることができますが、それでも二人の関係は以前とは決して同じものではないことを認識しなければなりません。古い関係は捨てて、新しい関係を交渉して再構築する必要があります。
昔パートナーにだまされたことがある場合、新たな人を信じるのは難しいかもしれません。でも、この新たな人はあなたを過去にだました人ではないことを認識する必要があります。
浮気があなたに与えた影響を認め、新たなパートナーに伝えてください。あなたと特別な関係になりたいなら、新たなパートナーはあなたを助けてくれるはずです。

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