室内アレルゲンの管理について知っておきたいこと

室内アレルゲンとは
家の中を健康的に保つ、という話をする場合、バクテリアとウィルスだけに気をつければよいわけではありません。ペットの鱗屑、イエダニ、カビなどの室内アレルゲンは、子供のアレルギー反応を引き起こす可能性があります。家族歴に喘息やアレルギーの人がいる場合は特にそうです。こうした潜在的なアレルギーの引き金となる物質に子供が曝されないようにするのに一番よい方法は何でしょうか?イエダニ、カビなどを家からなくすために最適な方法について、以下の情報を読みましょう。
室内アレルゲン1:イエダニ
カーテンやカーペットがある部屋には、イエダニがおそらくいます。極小の害虫であるイエダニは、マットレス、枕、寝具がある寝室を最も好みます。イエダニはほとんどの人には無害ですが、イエダニやイエダニの糞に過敏な人にはアレルギー反応を引き起こします。
イエダニやその糞に曝されることを最小にする方法はどんなものでしょうか?
毎週掃除機をかけ、可能であればHEPAフィルターのついた掃除機を使い、イエダニを吸い取りましょう。
寝具は週に1回55度以上の温度のお湯で洗いましょう。
1ヶ月に1回、影になっている場所を拭いたり、カーテンを洗いましょう。
子供部屋の大量のぬいぐるみは取り除き、ベッドにも置かないようにしましょう。ぬいぐるみはイエダニの温床ですが、子供はぬいぐるみのほとんどとは遊ばないでしょうし、片付けてもさみしがらないはずです。でも、子供がそれがないと生きていけないぐらいお気に入りのぬいぐるみについてはどうでしょうか?可能ならば、2週間に1回洗いましょう。子供がぬいぐるみと片時も離れたくないようであれば、一晩冷凍庫にいれてみましょう。冷気はイエダニを死なせます。子供に返す前には解凍して返すのを忘れないようにしましょう。
エアコンの排気口にはフィルターをつけ、年に1度取り替えましょう。
室内アレルゲン2:ペットの鱗屑
ペットが家にいることの利点について、誰にもいう必要はないでしょうけれど、赤ちゃんにとっては大きな利点があります。研究によると、生後1年目の赤ちゃんがいる家にペットがいる場合は、ペットアレルギーから赤ちゃんを守っている可能性があるのです。しかし、ペットの毛が飛んで赤ちゃんがくしゃみをしているようであれば、子供とペットを別の部屋にいるようにし、同じベッドで寝させないようにしましょう。
室内アレルゲン3:カビ
カビは家の中で一番湿った部屋である、お風呂場、キッチン、洗濯場、地下室であっという間に増殖します。拡大を防ぐためには、部屋を適度に換気し、家の中が特に湿度が高い場合には除湿機を使ってもよいでしょう。カビは、ゴミ箱、シャワーカーテン、浴槽のタイルで増殖するため、このような場所は漂白剤や抗カビ剤を使ってきれいにしましょう。
室内アレルゲン4:ねずみとゴキブリ
嫌悪感を起こす生き物といえば、ねずみとゴキブリかもしれませんが、研究によると、ねずみとゴキブリはアレルギーの引き金になる可能性があるかもしれないとのことなのです。糞とアレルゲンは喘息の原因にもなります。食品はラップをかけて保存し、ごみの袋は口を縛りましょう。