今どこで、性的健康についてのアドバイスを貰えるか?

ピルを飲み忘れたり、予期せぬセックスをしてしまった、もしくは何か心配事がある場合、何をするべきか、緊急で助けを必要とする場合どこに行くべきか。
・性行為による感染症にかかったかも?
・妊娠したかも?
・コンドームをつ けずにセックスしてしまった
・嘔吐や下痢、薬はピルの働きに影響する?
・ピルを飲むのを忘れた
性行為による感染症にかかったかも?
もし予期せぬコンドームなしのセックスをしてしまった場合、性感染症にかかってしまった恐れがある。
もし以下のような症状がでた場合には検査してもらうこと。
・症状は出ていないが性感染症にかかったのではないかと心配している。
・普段は出ない膿などが出る。
・何か変な感じがする。
もし最近誰かとセックスをしたのならば、性感染症にかかっていないか確かめるまでセックスをやめるかコンドームを必ず使用するようにすること。パートナーも検査を受ける必要がある。
もしあなたが16歳以下であったとしても、地域の一般開業医やクリニックの専門家から無料で信用のおけるアドバイスを受けることができる。
多くの病院は尿生殖器内科クリニックと呼ばれる特別なクリニックを持っており、そこで性感染症に関する検査や治療をできる。他にも多くの、特に若い人向けに設立された場所がある。
ほとんどの性感染症は簡単に治療することができる。なので怖がらずに検査を受け明確な診断結果を貰おう。
妊娠したかも?
始めにすべきことは、妊娠検査を受けて確かめること。早くする程良い。
もしあなたが16歳以下でも無料で妊娠検査ができ、信頼できるアドバイスを受けることのできる場所は多くある。
・薬局
・性健康、尿生殖器内科クリニック
・地域の避妊クリニック
・一般開業医の診療所
また薬局やスーパーで妊娠検査キットを買って家で自分で検査することもできる。
もし妊娠していてそれが予期せぬものであれば、妊娠中絶するかしないかの決断に直面することになる。
中絶は早く行われる程簡単、また安全である。しかし決断を下すのに時間を取りたいだろう。それゆえ妊娠しているかどうかできるだけ早く知ることが重要なのである。
あなたが人に言う準備ができるまで、誰にも言う必要はない。女医に罹る方が心地良いかもしれない。
もし妊娠することを決めたならば、出生前のケアをできるだけ早く始めること。つまりあなた自身と赤ちゃんの健康診断である。一般開業医があなたにこれについて話すことができるはずである。
コンドームをつ けずにセックスしてしまった
もし避妊せずにセックスをしてしまった場合、妊娠と性感染症のリスクがある。重要なのはなるべく早く行動することだ。早く動けば動くほど、妊娠を防ぎ性感染症の治療を受けることができる。
妊娠
妊娠を避けるために
・緊急避妊薬ーモーニングアフターピルと呼ばれることもあるー予期せぬセックスの後72時間(3日)または120時間(5日)、ピルの種類にもよる、まで有効である。
もし時期どおりに生理がこない場合は、妊娠検査を受けること。
性感染症
もしコンドームなしでセックスをしたり、コンドームが破けたり取れてしまった場合も、性感染症に罹る恐れがある。
もしこれらの事態が起きて性感染症について心配な場合は、以下の場所で地域で信頼できる助け、アドバイスを受けることができるし、無料で性感染症の検査を受けることもできる。
・性健康、尿生殖器内科クリニック
・地域の避妊クリニック
・一般開業医
セックスをする場合には、緊急避妊薬に頼らないこと。多くの避妊法を選ぶことができる。ナースや医者にどの避妊法が自分に合っているか聞くこと。
コンドームは妊娠と性感染を予防できる唯一の方法である。あなたの選んだ避妊法とあわせて使用すること。
嘔吐や下痢、薬はピルの働きに影響する?
もしあなたがピルを正しい日時に服用すれば、避妊ピルは99パーセント効果を発揮する。しかし、いくらかの状態、例えば気分が悪いなど、がピルの正しく機能するのを妨げる可能性もある。常にパッケージの中にある小冊子を読み、何がピルの働きに影響するかを知っておくこと。
またいくつかの薬はピルの正常な働きを妨げる。常に医師や薬剤師にアドバイスを受けること。
もし避妊ピルに影響が出ているかもしれないと考える場合は、薬の服用期間中とその後一週間はコンドームを使用すること。
もしピルを服用して2時間以内に嘔吐した場合、ピルが正常に働かない可能性があるので、一週間はコンドームを使用する必要がある。
もし下痢になった場合は、普段どおりにピルを服用すること。しかし気分が悪い間とその後一週間はコンドームを使用すること。
ピルを飲み忘れた
ピルを飲み忘れた場合、妊娠を予防できていない可能性がある。これは服用しているピルの種類、どの程度飲み忘れたか、パッケージにどのくらいの量のピルが残っているかによって異なる。
ピルを飲み続け、できるだけ早くナースや薬剤師にアドバイスを貰うこと。またコンドームを使用して完全に予防すること。
もし毎日ピルを服用することが覚えられず難しい場合、他の避妊法について考えることもできる。