ニキビ跡についてしていいこと・してはいけないこと

ニキビ跡について
ニキビ跡は、通常、余分な皮脂、死滅した皮膚細胞、および細菌に冒された皮膚の穴が原因の炎症した傷の結果です。毛穴が膨らみ、毛包壁が壊れる原因となります。浅い病変は通常は軽度で、すぐに治ります。しかし、毛穴の壁に深い傷がある場合、感染した物質は周囲の組織に広がることがあり、より深い病変を作り出すことがあります。肌は、新しいコラーゲン線維を形成することで、これらの病変を修復しようとします。これらの修復は、通常、元の皮膚ほど滑らかで傷のない状態ではありません。
なぜニキビ跡を治療するのか
にきび跡を治療するための身体的、感情的そして社会的な理由として、以下のものがあります。
・見た目が改善される
・自尊心が高まる
・肌の健康がさらに促進される
知る必要があること
にきび跡には2つの主要なタイプがあります。
肥大またはケロイド跡
これらの跡は、体がニキビ跡を治すときにコラーゲンを大量に作り出し、皮膚の表面に盛り上がった組織のかたまりができることで生じます。
萎縮性またはくぼんだ跡
これらの跡は、組織の喪失が生じたときに発症します。萎縮性の跡には2種類の一般的なタイプがあります。ひとつ目はアイスピックで刺したような跡で、通常小さく、しかし肌にはっきりとした穴ができるものです。もうひとつはでこぼこしたような跡で、たいてい形が丸いか楕円状になっており、水ぼうそうの跡に似ています。
していいこと・しないほうがいいこと
していいこと
・日光を避けること。日光への露出過多は跡を浅黒くし、よりはっきりと目立たせてしまいます。
しないほうがいいこと
・炎症を起こした皮膚を刺激すること。跡が残っている部分を洗いすぎたりこすったりすると、肌の弾力性をさらに低下させ、跡の見た目がくっきり残ります。
・跡をつまむこと。洗っていない指や爪からの細菌で、さらに嚢胞ができるリスクを高め、もっと大きな跡を作ってしまう可能性があります。
・ニキビ跡をあきらめること。新技術(非外科的なもの)で、ニキビ跡の深みと見た目の両方を劇的に改善することができます。
皮膚科外科医に尋ねるためのニキビ跡除去に関する質問
1. 私にとって、どちらのニキビ跡の処置が適切ですか?(オプションは何ですか?)
2.その処置にかかる費用はおおよそどのくらいですか?
3.1回の予約はどのくらいの時間ですか?
4.ニキビ跡を取り除くために、私は何回くらい治療を受ける必要がありますか?
5.治療はどれだけ離れていますか?
6.処置に伴う一般的な副作用や合併症は何ですか?
7.処置のために、私はどんな準備をすることができますか?
8.ニキビ跡を取り除くのは痛いですか?
9.痛み管理と麻酔の選択肢は何ですか?
10.処置に関連する回復時間はどのくらいかかりますか?
11.どんな効果を期待できるか、といった心の準備をするのに役立つような、患者の治療前/治療後の画像を持っていますか?
12.治療を始める前に、手順を案内してくれる人はいますか?
13.リスクは何ですか?
14.処置後、私は何を予想しておくべきですか?(すなわち、短期的および長期的な影響;活動の制限;予想される回復期間)
ニキビ跡の処置の前に尋ねるべき一般的な質問
1.現場の医師ですか?
2.医師は、皮膚科学またはそれと同等の訓練や経験を持つ別の専門分野で認定を受けていますか?
3.私の病歴を受け取りましたか?
4.そのテクニックや処置が自分の肌のタイプに適しているかどうかを判断するための初期評価を受けられますか?
5.医師は私に治療前と治療後の写真を見せましたか?