妊娠初期のサインについて〜症状〜

妊娠初期のサイン
規則正しい月経周期のある女性にとって、もっとも早く、もっとも信頼できる妊娠のサインは、月経停止です。妊娠した女性の中には、少量の出血しか伴わない、軽度の月経を迎える人もいます。
そのほかの妊娠初期のサインと症状を以下に挙げます。どの女性もみんな異なっているので、すべての女性が以下の症状すべてに気づくとは限りません。
妊娠中の体調不良
体調が悪くなったり吐き気がしたり、実際に嘔吐してしまう女性もいるかもしれません。これは一般的につわりとして知られていますが、昼夜関係なく起こる症状です。
つわりのある女性のほとんどは、最後の月経から約6週間後から症状が出始めます。
常に体調が悪く、何を食べても吐いてしまう場合は、主治医に相談してください。妊娠悪阻という妊娠時の症状は、深刻な嘔吐を引き起こし治療を必要とする重度の症状です。
妊娠中に疲れを感じることは普通です
妊娠中に疲れを感じる、あるいは疲れ果ててしまうというのはよくあることです。特に、最初の12週間ごろまではこの症状が出やすくなっています。この時期に体内で起こっているホルモンの変化が疲れを生じさせ、吐き気がしたり、感情的になったり、怒りっぽくなったりします。
妊娠初期の胸の痛み
生理前のように、胸が大きく、やわらかくなることがあります。同時に胸がちくちくと痛むこともあります。静脈がより目に見えるようになり、乳首が黒く、突き出るようになることもあるかもしれません。
頻尿は妊娠のサインかもしれません
夜中などに、いつもより頻繁におしっこをしたくなるかもしれません。
気づく可能性のあるその他の妊娠のサインには、このようなものが含まれます。
・便秘
・傷みや痒みを伴わない膣分泌物の増加
味覚、嗅覚の異常
妊娠初期の間には、感覚がより敏感になり、以前は好んでいた食べ物、飲み物が嫌いになることがあります。以下のようなことに気づくかもしれません。
・口の中で変な味がする(多くの女性は金属のような味であると説明します)
・新しい食べ物を渇望する
・紅茶、コーヒー、脂っこい食べ物など、以前は好んでいた特定の食べ物、飲み物を食べたくなくなる
・煙草を吸いたくなくなる
・いつもより嗅覚が敏感になる(例えば、食べ物のにおいや料理をしているときのにおいなど)
妊娠検査が陰性だったら
検査結果で陽性が出た場合、それはほとんど確実なものです。陰性が出た場合の結果は、陽性の場合よりも信頼できません。結果が陽性だったものの自分が妊娠しているのではないかと疑いを持っている場合は、1週間待ってもう1度検査をしましょう。