耳が聞こえにくくなっていませんか?

難聴とは
耳が聞こえなくなることは案外ありふれています。聴覚が変化していることに気づくための方法はいくつかあります。
難聴の最も一般的な原因は老化です。 50歳以上の42%近く、70歳以上の70%が何らかの形の難聴を抱えています。年齢が原因の難聴は通常約50歳から始まります。しかし耳が聞こえにくくなるのは高齢者だけではありません。
大音量の音にさらされることも難聴の大きな原因です。耳が聞こえにくくなっている若い人の数が増えている背景には、大きな音にさらされることが増えたことがあると考えられています。 パーソナルプレーヤー、そして大音量で音楽を演奏するパブやクラブの人気などがすべて難聴の原因になっています。野外の音楽フェスも屋内のナイトクラブ同様に深刻な問題を引き起こします。
大音量の音楽対策に再使用可能な耳栓を着用し、スピーカーから離れ、一番うるさい場所からは定期的に離れて休憩しましょう。
難聴になるとどんな感じ?
自分の聴覚を信じてあてにしていることは多いので、最初の段階だと難聴には気づきにくいです。
難聴は通常、段階的なプロセスを踏みます。まずは、周りの音が少しぼんやりし始め、小さな声を出せなくなり、空港や駅のアナウンスが聞こえなくなります。
次に、周りで話している人がいると、相手がなんと言っているのか(相手が子どもや小さい声で話す人だと、特に)聞くのが難しくなります。
そして、あなたが話している人が言っていることに本当に集中しなければならないこと、そして、周りがざわざわしていると相手の言葉を聞き取るのに非常に注意を払わなければならなくなり、聞き取れなかったことを補うために唇の動きや表情にさらに注意を払うようになります。
きちんと聞こえますか?
以下の8つの質問に答えて、耳が聞こえにくくなっているかどうかを判断してください。
・相手がはっきりとではなくつぶやくように話していると感じますか?
・あなたが理解するまで、相手が繰り返し話す必要がありますか?
・パブやレストランなど騒々しい場所では、相手が上手く話そうとしていても言われていることを理解するのは難しいですか?
・グループで話していると、会話についていくのが難しいですか?
・テレビや音楽が大きすぎると周りに言われることはありますか?ボリュームを落とすときちんと聞こえなくなりますか?
・電話の声は聞き取りにくいですか?
・耳が悪くなっているのではと周りの人に言われましたか?
・聞き取るために集中しなければならないから会話はあまり好きではないですか?
これらの質問のほとんどに「はい」と答えた場合は、耳が聞こえにくくなっている可能性があります。聴力検査を受けましょう。