妊娠中の食費の遣り繰りと栄養管理について

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お金を節約することが栄養をケチることに繋がってはならない

健康的な食生活を送ろうとすれば破産してしまうのではないか、なんて思っていませんか?心配することはありません。女王のような金遣いをするまでもなく贅沢な食事を取りながら妊娠23週間はのりきれます。実際、ちょっとした計画さえあれば、低コストで、尚且つ高コストな食品よりも満足度の高い食事やスナックを食べることができます。

ブランドへのこだわりは捨てる

ストアブランドや実質本位の商品はパッケージが魅力的でなかったりして買う気が失せますか。そんなことはどうでもいいではありませんか。(シリアルの箱を机の中央の飾り物か何かに使うのだというなら話は別ですけど。)値段に相応しく、中身はおそらく一端なのでは?ラベルを確認してみましょう。きっと大手ブランドの製品に負けないだけの栄養価を誇っているはずです。ジュース、ヨーグルトからパンやスナックまで、如何なる包装食品(全粒穀物系も含む)ノーブランド版が売っているはずで、シリアルや冷凍食品に関してはおびただしいほどの数があります。さらにここであまり知られていない秘密をお教えしましょう。多くの場合、ストアブランド品はストアラベルが付いているだけで実際は有名ブランドものなのです。ですから、良く知っていて愛し続けてきたパンと全く同じものをずっと安い価格で買っていた、なんてこともあるわけです。

弁当を持参する

弁当を職場に持参するのはウィン・ウィンなのです。赤ちゃんにご飯をやりつつ節約もしていることになるのです。パッと計算してみてください。テイクアウトサンドウィッチ、サイドメニュー、ソフトドリンク(何が入っているかもわからない)を合計すれば1500円くらいにはなるでしょうが、残り物のロースト・チキンや野菜でサンドウィッチを作ればほんの少ししかかかりません。(水なんかただですし。)あとはV字型に切ったチーズ一切れと果実をいくらか持てば準備万端です。これを続けていけば、赤ちゃんが産まれる頃には何万というお金が節約されていることでしょう。

大量買いする

大量に買えば必然的に多くの節約ができます。冷凍できる肉類(はじめに全部調理してしまって、後ですぐ食べれるようにする、なんてのもありですよね)からシリアル、缶詰、ジュースまで、可能であれば徳用サイズのものを探しましょう。但し、食べれそうにない程買ってしまうことはないよう注意しましょう。(サツマイモを箱買いするのも悪くは無いですが、調理しようと思ったら既に根を生やしていた、なんていうのでは困ります。)

H2Oを選ぶ

一番安価なドリンク?水です。これはまた妊婦と胎児の両方にとって良い選択でもあります。しゃれたドリンクを我慢すれば一日で何百円も節約できます。(カロリーの面はいうまでも無いですが。)ほとんどの場合、ボトルで買う必要はありません。大抵の水道水は安全です。(但し、水道管や水に鉛が含まれていないかは最初に確認しましょう。)安全のことを考え、蛇口にフィルターをつけたり、フィルター内臓のピッチャーを使うのも良いでしょう。また、ジュースのパックやボトルを買う代わりに濃縮液の冷凍物を買って、水で還元しても節約できます。

利便性はあきらめましょう

冷凍食品は食生活を現代の食生活を大きく変えましたが、それは必ずしも良い方向に、というわけでもありません。品揃えは豊富に用意されていますが、価格は非常に高いことが多いです。(脂肪、ナトリウム、砂糖などの食品添加物を過剰に取ってしまうことで払う健康面の犠牲の大きさは言うまでもありません。サラダドレッシングやソースにしても、「即席」物はみなおなじです。時間もお金も節約したいのであれば、食事を大量に作って、一人分ずつに分けて冷凍しましょう。食事するときは大急ぎでエキストラ・ヴァージンオイル(徳用はありますが、長持ちしません)、ディジョンマスタード、レモン汁(空のマヨネーズの入れ物に入れて冷蔵庫に保管しましょう)等を混ぜ合わせれば安上がりで自家製ドレッシングが出来上がります。糖分たっぷりの出来合いのパックをあけるよりも、面倒くさがらずに(五分しかかからない!)オートミールを自分で作ってみましょう。節約になるのみならず、赤ちゃんにとって健康的な朝食を提供できます。

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