赤ちゃんが初めての笑顔をみせるのはいつ?

赤ちゃんの人生最初の微笑み
初めて赤ちゃんが微笑んだら、眠れない夜やつわり、生まれたばかりの子どもを育てるストレスが突如、それに見合う、むしろ100万倍の喜びになって返ってくるように思えます。幼児の顔が幸せや喜びでぱっと明るくなることより素晴らしいものはありません。笑顔は赤ちゃんが社会的スキルを育てているという歓迎すべき兆候でもあります。赤ちゃんは甘く眠そうな塊から、社会的で魅力的な小さな人格に移行していくのです。
いつ笑うの?
義母や小児科医、子持ちの友人から、新生児の笑顔は少なくとも生後1ヶ月までは「ただの気まぐれ」の可能性が高いと聞いているでしょう。残念なことに、それは正しいです。しかし、新生児は気まぐれ以外の理由で実際に笑顔を浮かべます:眠るところだとか、心地よくて満足しているとか、排尿しているとか。どんな理由で笑っているのだとしても、この人生最初の笑顔を楽しんでください。誰に怒られるということもないのですから。
赤ちゃんが最初の本格的な社会的微笑を見せる前から、赤ちゃんは笑顔の練習をたくさんして、自分の口を動かして仕組みを知ろうとしているのに気づくでしょう。赤ちゃんの最初の「本当の」社会的微笑は生後4~6週間の間に起こることが多く、お母さんやお父さんなどの特別な人物を認識したときに見せることが多いです。社会的微笑には口だけでなく顔全体を使います。見れば違いに気付くでしょう!
赤ちゃんが笑うために
赤ちゃんのために、笑いかけ、抱きしめ、一緒に遊び、頻繁に話しかけましょう。新生児期を台無しにしてはいけません。親のケアと愛情をたくさん受けた乳児はより速く成長し、より脳が大きくなり、より社会的になることは多くの研究で示されています。だから、最初の本当の笑顔を見るのが待ちきれなければ、あなたは素敵な子どもなんだよという気持ちをこめて(実際そうなのですが)、赤ちゃんを抱き寄せて笑いかけましょう。
心配しなくても大丈夫なこと
大人にもすぐ笑う人がいるのと同じように、赤ちゃんにもいろいろな子がいます。生後1ヶ月の赤ちゃんがまだ笑っていなくても、気にしないでください。幸せ一杯の赤ちゃんでも初めて笑うのは生後4週間から4カ月までの間と幅があり、最初の「本当の」笑顔は、拍子抜けするほど捕らえどころがなかったりします。
笑うのが遅いのは自閉症スペクトラム障害の早期発見の指標とみなされるということを聞いたことがあるかもしれません。これは事実ですが、笑顔の遅れが自閉症スペクトラムの子どもが示す唯一の症状、ということはめったにありません。赤ちゃんが生後4ヶ月になっても笑わないけど声を出して、アイコンタクトをして、あなたが声を出したり姿を見せたりすれば反応するならば、赤ちゃんはもともとあまり笑う性格ではないというだけかもしれません。少なくとも、発達の初期の段階ではありません。心配な場合は小児科医に相談してください。
次には何がある?
赤ちゃんが人生最初の笑顔を浮かべる頃、言葉を発する練習も始めるでしょう。もう一つの社会的な発達です。