夢遊病についての基礎知識~症状~

症状

夢遊病とは?

夢遊病は、夜間に断片的に目が覚める障害です。 歩いたり声を発したり、ほかのこともしますが、その間の記憶がありません。

家族が夢遊病になったら?

あまり心配しなくて大丈夫です。 夢遊病は小児ではかなり一般的ですが、どの年齢でも起こります。 自分の家族が夢遊病でも、周囲の人は気に病まないようにしてください。

夢遊病の症状は?

夢遊病の人は、ベッドに座って、目をこすり、服をかぶるなど、特定の動きを繰り返ししたり、出歩く場合もあります。 服を着たり、調理したり、または車を運転するなどの日常的な行動をすることさえあります。 ふらふらして、動きや会話はぎこちなく、話しかけても返事をしません。
人によって、夢遊病は頻繁(毎晩または夜間に複数回)に起こることがありますし、時折起こることもあります。
夢遊病を経験したほとんどの人は、子どもの頃に夢遊病が始まり、その後10代まで続いています。

夢遊病はどのように治療されますか?

家族が夢遊病状態の時に危険なことをした場合、または夢遊病がほかの問題(昼間の眠気など)を引き起こした場合は、医師に相談してください。 また、ほとんどの子どもたちは夢遊病を乗り越えますが、長時間にわたる場合は、医師に相談してください。
一部の医薬品は夢遊病の治療に役立ちます。 医師は家族に、夢遊病になる時間を記録するための睡眠日記をつけることを勧めます。

家族が夢遊病のとき何をすべきですか?

最も重要なことは、怪我を防ぐために手が届く場所から危険な物を取り除くことです。 また安全のために、ドアと窓を閉じたままにしておき、夢遊病の人がさまようことができないようにする必要があります。
家族が夢遊病をしていることが分かったら、ベッドに戻るようにおだやかに案内してください。 目を覚まさせようとして叫んだり、大きな音を立てたり、その人の体を揺すったりしないでください。

医師に相談するための質問

子どもに何か問題がありますか?
子どもが夢遊病になっていたら、目を覚まさせるべきですか?
ストレスは子どもの夢遊病の原因になりますか?
子どもが夢遊病であることを本人に教えるべきですか?
睡眠で問題があるかどうか、子どもにたずねるべきですか?
子どもと一緒に部屋で寝て、夢遊病になっていることが分かるようにするべきですか?
どんな薬が子どもを助けることができますか?

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