病歴と尿路感染症のための身体検査

検査方法

検査の概観

尿路感染症(UTI)の症状がみられる場合は、医師による最初の診断には病歴と身体検査が含まれます。病歴には現状の尿路感染症の評価、尿路感染症やその他尿道の病歴、家族の健康歴、そしてセックス歴が含まれます。患者と医者は患者の全般的な健康と前回の検査の内容について話しあいます。

女性

医師は以下のことを行います。
・妊娠の可能性と生殖関連の問題がなかったかを評価します。
・骨盤感染や尿道炎を示唆する症状がある場合には骨盤を検査します。
・背中の下部、腹部、骨盤と下腹部が交わる場所のちょうど上に位置する部分、を検査し、痛みや異常がないか調べます。

男性

・前立腺に問題が無いか病歴を調べます。
・生殖器、背中の下部、腹部を検査します。
・直腸と直腸のエリアを調べて前立腺腫大、前立腺の発育、或いは炎症が起きていないかを調べます。
・体温を計測します。

なぜ行われるのか

UTIの症状が見られるからです。

正常

・痛み、前立腺発育、異常等がない
・前立腺の腫大や痛みがない
・尿道から尿分泌液がでていない

異常

・背中の下部、腹部、骨盤の少し上辺りに圧力がかかると痛みや不快感が生じる
・骨盤や直腸の検査中に発育や異常が発見される
・肥大した、或いは敏感な前立腺
・尿道から陰茎分泌液がでる

考えるべきこと

完璧な病歴と身体検査があれば、症状を引き起こしている可能性のある要因を導き出すのに役立つのです。例えば膣酵母感染、性感染症、前立腺炎などです。ですから、医師にはできる限り正確な医療歴、セックス歴を提供しましょう。

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