排卵日を知るための4つの方法とは

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排卵日の5つのサイン

20代~30代前半の健常なカップルは、毎月妊娠する確率が20%程度といわれています。排卵日周辺にしか妊娠しないことを考えると、驚くほど高い割合です。排卵日は毎月やってくる受精のための最大のチャンスです。

精子は、卵子が3日~6日間のどこかにいることを望んで、卵子よりもずっと長い間、種を肥やすために生きることができることを考えてみてください。つまり、排卵の数日前に性行為があったとしても、卵が出てきたときに、精子がまだ残っている可能性があります。そして、たった1匹の精子がいるだけで、赤ちゃんを作ることができるのです。もちろん、妊娠のためには排卵日の性行為が理想的です。排卵後、その妊娠のチャンスは次の排卵期まで閉ざされる傾向があります。明らかに、ここでは、排卵日を特定するための、5つのヒントを紹介します。

通常、排卵はいつ起きる?

排卵は通常、月経周期の中で起こります 。 平均的な周期は、生理(医学的には月経というのが一般的です)の1日目から、次の生理の最初の日まで、28日間続きます。とはいってもここには広い範囲(23〜35日)があり、周期は月ごとに若干異なる場合があります。

排卵日をどうやって知る?

1.生理カレンダーをつける

生理カレンダーを数ヶ月間つけてみて、自分の周期のパターンを確認しましょう。携帯アプリなど、排卵を計算するために役立つツールもたくさなります。

2.体に耳を傾ける

20%の女性には、排卵時にお腹の痛みやのけいれんといった症状が見られます。

3.体温を測る

基礎体温を測りましょう。基礎体温計を使用して、少なくとも3〜5時間の睡眠した後、朝一番
で測ってください。ベッドから出る前、できれば寝転んだそのままの状態で測りましょう。基礎体温は、ホルモンレベルの変動が起こるたびに変化します。周期の前半は、エストロゲンが優勢になり、後半(排卵後)は、プロゲステロンの急増します。プロゲステロンは体内温度を上昇し、子宮に卵子を植えつけます。つまり生理周期の前半は、排卵した後である後半よりも体温が低くなります。

わかり難いでしょうか?結論は次のとおりです。基礎体温は排卵時に最も下がり、排卵が起きるとすぐに急激に(約0.5度)上昇します。基礎体温グラフを1ヶ月間つけても、排卵日を予測することはできませんが、排卵後に排卵があったことはわかります。また、基礎体温を数ヶ月にわたって記録すると、自分の周期パターンがわかるので、排卵がいつ起こるかを予測しやすくなるでしょう。
・子宮頸管をについて知る
体は、卵子が卵巣から放出されようとしていることを示すホルモンシフトを感知すると、精子を受け入れるために準備を始めます。

4.排卵検査薬を購入する

排卵日チェッカーは、排卵前のピークに達する最後のホルモンである黄体形成ホルモン(LH)レベルを調べることにより、排卵日を12〜24時間前に突き止めることができます。尿によって検査可能です。

もう一つの選択肢として、排卵が近づくにつれて唾液中のエストロゲン濃度を調べる唾液検査です。排卵しているとき、接眼レンズを通して唾液を見ると、シダ植物に似ている微視的なパターンが見えます。だれもがはっきりと シダ状に見えるわけではありませんが、尿検査薬よりかは安価で済みます。

どのデバイスや方法を選択しても、我慢と継続が重要です。ロマンチックなディナーに出かけるなど、2人が赤ちゃんを作るムードになれるようにしましょう。

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