妊娠中の鉄分サプリメントの摂取について

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妊娠中の鉄分

妊娠中は鉄分摂取が不可欠です。この栄養素は生命維持に絶対必要なのですが、十分量確保すること自体は非常に簡単な(頑張って摂取するようなものではない)ことなのです。

妊娠と栄養素

皆さんもほうれん草をイッキ食いすることはしなくとも、鉄分の価値は既に理解されているでしょう。多くの女性が生理を迎えるときに、活力を得るために鉄分サプリメントを取っています。これは、月経で失う血液には多量の鉄分が含まれているからで(血液は常に鉄分が豊富です)、妊娠期に鉄分が不足していると、力不足であるように感じます。これは妊娠21週間ともなれば尚更です。今はもう、九ヶ月(かそれ以上)の月経停止期間を得た事であるとは思いますが、鉄分サプリメントの摂取をやめていいわけではありません。月経によって鉄分豊富な血液を失うことがなくなったとはいえ、月経で失う以上の量の赤血球を作っているのであって、これを遂行する(そして出産のときまで活力を感じ続ける)ためには鉄分貯蓄量が豊富でなくてはならないのです。妊娠中の鉄分需要は、今が最も大きくなっているときなのです。

何故今になって急に鉄分貯蓄量を増やす必要があるのか。それは、妊娠20週間を迎えた今、貯蔵されている鉄分(月経がとまってから蓄え続けてきた分)が丁度尽きる頃だからです。今はまさに発育中の赤ちゃんが赤血球を必要としているのです。これが原因で妊婦は貧血、或いは鉄分欠乏のリスクにさらされます。妊婦は誰しも貧血を起こしやすいものですが、直近で別の子に生を与えた者、或いは子宮を二つ以上抱えている者、或いは妊娠期のどの段階であれ栄養が足りていない者はリスクがより大きくなります。

貧血はとても気分の良いものではありません。貧血が起こると妊娠の喜びが奪い去られ、顔を青白くなり、極度に疲弊し、簡単に疲れたり呼吸が苦しくなったりし、気絶に繋がることもあります。こんなことになりたくない、と思うのであれば、これから紹介する四つのステップを是非参考にして、妊娠期を鉄分豊富な身体で乗り切ってください。

貧血を防ぐ四つのステップ

ステップ1
妊娠中は鉄分サプリを取る

日々食べるものから鉄分を得る方法はたくさんあるとはいえ、この必要不可欠な栄養素を問題にするときは、予備の供給源を用意しておくくらいで良いのです。妊娠の非常に重要な第二半期には、30-50mgの鉄分サプリメントを摂取することで妊婦と胎児の両方に必要な鉄分量を確保することができます。(医者が妊婦の鉄分貯蓄量が著しく低いと判断した場合は、サプリメントの摂取量を増やす必要があるかもしれません。)妊娠中は、鉄分サプリは妊婦用ビタミン剤に加えて摂取するべきものなのだということを忘れてはなりません。消化器官に負担を強いることがないよう、ビタミン剤を摂取するタイミングについては医者に必ず相談しましょう。お腹が休まらない、というのであれば別種の鉄分サプリもあります。(反応速度の遅いものもあるのです。)

ステップ2
ほうれん草をたべる!

ほうれん草が嫌だというなら(缶詰だけにとらわれないように。ほうれん草は新鮮な状態でイチゴのスライスと一緒にサラダに入れてみたり、焼き魚やグリルした肉類に添えてみたり、パスタとチーズとともにソテーにすることもできますから。)、他にも鉄分が豊富な食物はたくさんあります。脂肪の少ないビーフ、バッファロー、鴨肉、調理したドライビーンズ・えだまめ・その他大豆製品、オートブラン、大麦、ドライフルーツ、チョウセンアザミ、海草などが該当します。イワシ、ハマグリ、カキ、イガイ、エビなどもまた鉄分が豊富ですが、これらの水産物には水銀が含まれているため妊婦は接取の際に注意が必要です。含まれている水銀量は微量ではありますが、一週間の水産物摂取量は多くても300g程度に抑えましょう。また、魚介類は生で接取しないよう特に注意が必要です。例えば、クラム、カキ、イガイ等は、貝殻が開ききるまで、エビに関しては色が乳白色に変わるまで加熱が必要です。

ステップ3
カフェイン摂取量を抑える

カフェインは瞬間的に活力を与えてくれるかもしれませんが、鉄分の効果を激減させるのです。鉄分豊富なステーキをコーラで流し込むといった行為は、身体に吸収される鉄分量を減少させているのです。なにはともあれ、妊娠中のカフェイン摂取は控えるべきです。

ステップ4
ビタミンCを味方につけよう

ビタミンCは鉄分にとって大切なバディです。ビタミンCが鉄分の吸収を促進することはよくしられています。さぁ、妊娠中は鉄分サプリを手に取りつつオレンジジュースを飲む、エビと一緒に赤唐辛子を食べる、或いはオートブランシリアルの中に新鮮なイチゴを入れて食べるのです。

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