妊娠中に足がつるのはどのようなことが原因なのか

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妊娠中に足がつること

妊娠中は、寝ているときに足がつりやすいですが、痛みによって睡眠不足になることもあります。

近頃、お腹が日に日に大きくなり、精神的に不安定になり、苦しんでいるでしょう。そして、足がつるようになります。ふくらはぎがつり、太ももに痛みが広がるのは、妊娠中によくあることで、特に夜間によく起こります。通常、妊娠中期の妊娠19週目頃に始まり、妊娠後期まで続きます。

原因は何ですか?

簡単に言ってしまうと、はっきりしたことは誰にもわかりません。いろいろな理論があり、妊娠中の体重増加による疲れ、足の血管の圧迫、リンの過剰摂取やカルシウムやマグネシウムの不足といった食生活が原因だと考えられています。

知っておくべきこと

足を伸ばしてマットレスに身を沈めることで、1日の疲れがとれるはずですが、妊娠中の足の痛みによって、睡眠が妨害される可能性があります。日中もふくらはぎはつりますが、疲労や体液の蓄積がピークに達している夜には、より足がつりやすくなります。体重が増加し、お腹が大きくなり、全体的に疲れている妊娠後期は、特に足がつりやすくなります。そして、睡眠が妨害されることに最もイライラします。

予防方法

ストレッチ運動をすると、足がつるのを予防するのに役立ちます。寝る前に、壁から約60
センチ(2フィート)離れたところに立って、手のひらを壁にぴったりとつけてください。かかとを床につけたまま、身体を前に傾けてください。筋肉を伸ばしたまま10秒間その姿勢を維持し、5秒間リラックスしてください。これを3回試してみてください。

活動と休憩を交互に行い、座っているときは、できるだけ頻繁に足を上げるようにしてください。

日中は、弾性ストッキングを着用してください。

水分を十分とるようにしてください。少なくとも、1日8杯は摂取しましょう。

カルシウムとマグネシウムをたくさん含む、バランスのとれた食事をしてください。ヨーグルトにはカルシウムが含まれ、妊娠中の便秘解消に役立ちます。また、バナナはマグネシウムが豊富です。この2つの栄養素が、足がつるのを予防するのに役立つかどうかについての確実な証拠はまだありませんが、それらを含む健康的な食品をたくさん食べることが、身体に害を与えることはありません。ただし、妊娠中、医者に相談しないでビタミン剤を服用してはいけません。

足がつったときの対処法

足をまっすぐに伸ばして、足首を軽く曲げ、つま先を数回、ひざの方に引いてください。

冷たいところに立ってみてください。治ることがあります。

この2つをやっても症状が改善しない場合は、すぐに医者に行ってください。まれに、血栓が原因で痛みが起こっていて、マッサージすると血栓が悪化したり、移動したりすることがあります。

ストレッチと冷やすことが効き目があった場合は、さらに軽減させるために、妊婦向けのマッサージや電気座布団を使ってみてください。

足がひどくけいれんし、数日間痛みを感じることがありますが、心配する必要はありません。しかし、痛みが重度でいつまでも続く場合、そして、腫れや赤みがある場合は、医者に相談してください。まれに、治療を要する血栓ができていることがあります。

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