聴力を守るために知っておきたい10の方法

聴力を保つために

聴力を良いレベルで保つための鍵は、いつもどれくらいの音量にさらされているかを知ることです。「ノイズダイエット」で、将来の難聴から聴力を守ることができます。
ほとんどの難聴は、内耳の小さな有毛細胞の損傷が原因です。あまりにも多くの騒音にさらされることで引き起こされることがあり、難聴は一生続きます。騒音が原因の難聴は通常元には戻りません。騒音が原因の難聴を防ぐために、どんな人でも対策をすることが重要です。聴覚を損なわずに維持するための鍵は、大きな騒音を避けることです。
音が大きくなるほど、安全に音を聞く時間は短くなります。迷惑ではない程度の音も安全ではないことがあります。
工場や道路工事での作業などのうるさい場所で働く仕事が、聴覚障害の最も一般的な原因でした。しかし、健康と安全のルールを厳しくすることで、うるさい場所で働いていても、正しい耳保護具を身につければ聴覚への危険は少なくなりました。
最近では、MP3プレーヤーや大音量のクラブ、音楽演奏など、娯楽関連の音が主な原因です。これが、若者に難聴がますます増えている理由と考えられています。野外の音楽フェスも屋内のナイトクラブ同様に深刻な問題を引き起こします。大音量の音楽対策に、再使用可能な耳栓を着用し、スピーカーから離れ、一番うるさい場所からは定期的に離れて休憩しましょう。

大音量にたくさんさらされていますか?

ナイトクラブでスピーカーの近くに立つなど、長時間大音量にさらされた後に聴力を失うことがあります。また、銃声や花火などで瞬間的に爆発的な音がした後に、聴覚が傷つく可能性があります。前述のようなことをしなくても、うるさい場所で仕事をしたり頻繁に時間を費やしたり、音楽を大音量でたくさん聞くと、聴覚を失う可能性があります。
ノイズに起因する聴力低下を避ける一番の方法は、できるだけ大音量を避けることです。
デシベル(dB)で測定される典型的なノイズレベルのガイドです。数値が高いほど、ノイズが大きくなります。105dBを超える音を毎週15分以上聞き続けると聴力が損なわれる可能性があります。しかし、80dBから90dBのような低レベルの音量でも、毎日何時間も聞き続ければ恒久的な損傷を引き起こすことがあります。
通常の会話:60-65dB
交通量の多い通り:75-85dB
芝刈り機/交通量の非常に多い通り:85dB
フォークリフト車:90dB
ドリル:98dB
約7メートル離れた場所の重いローリー:95-100dB
バイク:100dB
映画:アクションシーンでは100dBに達することも
ディスコ/ナイトクラブ/jクラクション:110dB
大音量でMP3プレーヤーを使う:112dB
チェーンソー:115-120dB
ロックコンサート/救急車のサイレン:120dB

どれくらいの音量だとうるさいということになりますか?

聴覚障害になる危険性は2つの要因に左右されます―どのくらいの大きさなのか、どのくらいの時間聞くのかということです。
専門家によると、80-85dB以上の音を長時間聞き続けると難聴になる可能性があります。
大音量の音楽を聞いた後、耳鳴りがしたり、聴覚が鈍ったりすると、聞いていた音があまりにも大音量だったか、長時間聞き続けたということいます。しかしこのような症状がなくても、聴力は落ちている可能性があります。
大音量の音楽を聞いて耳が痛くなる場合は、すぐに部屋を離れるか音量を下げてください。ノイズ測定装置がないと騒音レベルを知ることは不可能です。目安としては、その音量の中で2メートル先にいる人に叫ばないと話せないと、その音量は聴力にダメージを与えるレベルだといえます。

より安全に音を聞くための10のヒント

1.耳栓を使う

音が大きくなるほど、聞く時間が長くなるほど、聴力低下の可能性は高くなります。耳栓または耳あてで耳を守り、できるだけ早くまたはこまめに大音量から距離を置いてください。その場を離れることができない場合は、定期的に休憩を取ってください。 10分休憩すれば耳も同じ時間休めます。

2.音量を下げる

個人用音楽プレーヤーを大音量で聴いて周囲の騒音をかき消そうとしないでください。音量の大きさが不快だと思ったり、ヘッドホンをしているときに周りの音が聞こえないなら、音量が大きすぎます。隣の人があなたのヘッドフォンから音楽を聞くことができる状態でも、音が大きすぎるということになります。

3. 60:60ルール

MP3プレーヤーの音楽を安全に楽しむには、最大音量の60%の音量で1日に聞くのは60分未満にしてください。

4.ヘッドフォンをつける

個人用音楽プレーヤーを聞くとき、雑音をシャットアウトするヘッドフォンを選択するか、耳あてタイプのレトロなヘッドホンを使ってください。周りの雑音を遮断できて、音量を下げることができます。イヤホンは周りの雑音を吸収する性能が低いです。ただし、ヘッドフォンを使う場合でも定期的に休憩を取って耳を休めるようにしてください。

5.音量を下げる

テレビ、ラジオの音量を下げてください。音量を少し小さくするだけでも、聴力障害の危険性を減らすのにに大きな効果があります。声を大きくしないと自分の言っていることが聞こえないような音量の場合は、下げてください。

6.ライブで音楽を聴くときに耳栓を使用する

音量を平均15〜35デシベル下げることができます。耳栓は多くのライブ音楽会場で広く利用されており、音楽の楽しさを損なうものではありません。

7.職場の騒音を我慢しない

職場がうるさい場合は人事部に相談し、騒音をどのように減らすか、どのように聴力を
保護するかのアドバイスを求めましょう。

8.耳保護具を着用する

パワードリル、のこぎり、研磨機、芝刈り機などの音の大きい道具を使っている場合は、耳保護具(耳栓または耳あて)を着用してください。

9.車の中で音楽を聴く時は

限られたスペースで音楽を聴くと、聴覚障害のリスクが高くなります。音楽を長時間大音量で聞くのはやめましょう。

10.耳を休ませる

大きな騒音にさらされた後は、耳を休ませる時間を作ってください。クラブなどで100dBの音を約2時間聞いた後は、耳が回復するには少なくとも16時間の休息が必要です。耳の休憩時間を短くすると、慢性的な難聴になる危険性が高まります。

大音量の音楽はどれくらい聞いても大丈夫ですか?

聞く音のボリュームによって異なります。僅か数デシベル音量が増えるだけで、聴力への危険は劇的に増します。これは、3dB増加すると音のエネルギーは倍増する(そして聞いてよい時間は半分になる)ためです。例えば、ダンスフロアで100dBの音に15分間さらされるのと、少し少ない95dBの音に45分間さらされるのでは、耳には同量の音のエネルギーが供給されます(つまりダメージも同じです)。音量が少し小さくなると、聞いてよい時間の長さが大きく変わります。

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