あなたの体重が減っていない4つの原因

ダイエットがうまくいかない理由
ロヨラ大学の研究者は、ダイエットのための努力がうまくいかない、4つの理由を明らかにしました。
体重計のメモリがまったく動かず、もどかしく感じているのであれば、ここに簡単な答えがあります。イリノイ州メルローズパークのロヨラ大学保健システムの研究者によると、ダイエットに取り組む人たちが、体重が減らすことができていない場合、4つの要因が共通している事が、多くあるとのことです。まずダイエットを始める前に、1ポンドの脂肪は3,500カロリーに相当するということを、覚えておくことが重要です。1ポンドを失うためには、毎日500カロリーを減らした上で、さらに運動もしなければなりません。簡単そうに聞こえますが、ここで紹介する簡単な間違いは、依然としてあなたのダイエットに影響している可能性があるのです。
1.カロリー消費量を理解する
ダイエットがうまくいっていない一番の理由として、単純に食べ過ぎている事が考えられます。アメリカで行われた、ある研究では、毎日消費しているカロリーを正確に測定しているアメリカ人は、たった9%だったことが分かっています。アメリカ人の3分の2は、同じような食生活をしているのにもかかわらず、です。 ロヨラ大学保健システムのジェシカ・バートフィールド医師は、実際に取っているカロリーの量を意識するために、飲み物や食べ物など、摂取した食べ物を書き留めておくことを提案しています。彼女はまた、自宅での食事の量を調整したり、レストランで健康的なメニューが注文できるようになるために、先に計画することを推奨しています。
2.身体活動量と消費カロリーに対する過大評価。
ダイエットをしている多くの人は、運動によって消費されるカロリーについて、過大評価しています。スポーツジムの運動器具が常に信用できるとは限らない、ということを覚えておいてください。-いくつかの研究では、ルームランナーなど有酸素運度のための器具に表示される数値が、実際のカロリー消費量と比べて、10%近く過大評価していることがわかっています。また、体重を減らしたいのであれば、運動したから、たくさん食べていいというわけではない、ということも覚えておきましょう。代わりに、低カロリーのタンパク質や繊維が多い栄養豊富な食品でおなかをいっぱいにしましょう。
3.食べる頻度が少ない
朝食はとるべきです。食事や軽食までの時間をとると代謝が下がる可能性があります。朝起きてから、1時間以内に朝食を食べ、1日において3〜4時間ごとに食事や軽食をとるのがベストとされています。
4.睡眠不足の習慣。
寝坊しがちな人にとっては良いニュースです。多くの研究者が、十分な睡眠習慣と体重コントロールの関連性を指摘しています。 「6時間未満の睡眠しか取らない人々は、特に高炭水化物食や高カロリー食への食欲を刺激するホルモンであるグレリンのレベルが高いことが研究によって示されています」とバートフィールド氏は語っています。 さらに、睡眠が減ると、体重増加につながるストレスホルモンのレベルも上昇します。運動は、睡眠サイクルに影響を与える可能性があるため、もし睡眠に問題があるのであれば、影響を最小限に抑えるために、午前中に運動するようにしてみましょう。