大人のニキビの問題や解決策について

治療方法

大人ニキビ

皮膚荒れの酷い思春期が漸く終わったと思いきや、大人のニキビがやってきます。
納得がいかないでしょう。皮膚の思春期特有の惨状を乗り換えたばかりだというのに、起床してみたらニキビが出来ているのです。さて、どんな対処ができるでしょうか。
大抵の皮膚科医が言うように、皮膚病はティーンエイジャーに限られる病気ではありません。幸い、今日は大人のニキビと闘うための新しい治療法があるのです。

問題

十代の頃のニキビは尋常性ざそうと呼ばれます。これは酒土性ざそう(より一般的には酒さ)と区別されます。ざそうは子供だけの病気ではありません。大人も発症します。
「大人のニキビはとても一般的な問題なのですが、認知度が低いです。」ニューヨーク州のLuke’s-Roosevelt Hospital Centerにおいて臨床研究監督を務めるJeffrey Weinberg医学博士はこういいます。「ニキビは大人になってからも発症する可能性のあるものです。症状の種類は一つかもしれませんし、あるいは両方のタイプのニキビが現れるかもしれません。大人にニキビができない、と考えている人がいるようですが、できるのです。」
ニキビの正体は吹き出物です。これを医者は面皰と呼びます。これは、毛穴が皮脂、死滅した皮膚細胞、ケラチン(爪、体毛、皮膚を形成する物質)によって塞がった状態を指します。これが開いている場合、blackhead(面皰、コメド、にきび等)と呼び、完全に塞がっているものは稗粒種と呼びます。稗粒種はしばしば毛穴の壁を破裂させます。これが起こると赤み、感染、丘疹、膿疹、小結節、シスト等に発展します。
男子は女子に比べてよりニキビに悩まされます。しかし、女性は男性に比べて大人のニキビができやすいです。
ニキビは不清潔さからくるものだと信じている人がたくさんいますが、実はそうではありません。思春期のニキビも大人のニキビも、複数の要素が組み合わさってできるのです。ホルモンが原因で皮脂が過剰に分泌される状態、毛穴が正常に機能せずに閉じてしまっている状態、そして感染といった要素です。一日に二度、顔を優しく洗うことは、より頻繁に洗うよりも良いことです。

解決策

大人のニキビを医師が治療する際、これは「ニキビ手術 (acne surgery)」と呼ばれます。家でこれがなされるときは、吹き出物をつぶす行為と呼ばれます。即効性はあります。ただし、家で行うと、感染や傷跡を負うリスクが高まります。そして、つぶすとニキビはあっという間に広がるのです。ですから絶対にやってはいけません。医師は、傷跡が残ったり、感染したり、或いはニキビが広がったりしないように特別に滅菌された器具を使用しているのです。

また、薬局でスキン・ケア用品を手に入れるのも良いでしょう。ニキビのための薬を探したことがあれば、薬局がこの類の薬を豊富に揃えていることはご存知でしょう。ではどれを使えば良いのでしょう。最適なものを選ぶのは決して簡単ではないと皮膚科医のJulie Anne Winfield は言います。
「どのタイプの薬剤がベストかどうかは、個々人のニキビの種類によります。」Winfield は言います。「皮膚科医の診察を受けた方が良いでしょう。多くの場合、薬剤のサンプルが用意されているので、試しに使用することができます。問題を解決するのに必要な薬がたった一つかもしれないときに、患者さんは市販の薬剤に大量のお金を費やしてしまう可能性があります。油の使われていない、毛穴をつまらせないローションやサンスクリーンを使用するようにしましょう。顔を洗うときは、過酸化ベンゾイル等の極シンプルなものを用いましょう。ただし、ニキビ跡を残したくなければ医師の診療を受けるのが一番でしょう。」
ニキビ治療の最大の進歩は、局所レチノイン酸(ビタミンAの一種)の開発です。この薬は遅効性なので皮膚への刺激を抑えることができるのです。
他のニキビ治療は、ニキビの様々な原因に対処します。これらはしばしば組み合わせて使用されます。具体的には以下のものがあります。
・アゼライン酸クリーム
・アルファヒドロキシ酸(グリコール酸、乳酸、グルコン酸を含む)
・過酸化ベンゾイル
・局所抗生剤(ジェル、ローション、液剤)
・抗生物質錠剤(むやみに使用すると抗生物質耐性になります)
・避妊ピル
・アキュテイン或いはSotret(13シスレチノイン酸?)(ニキビが酷い場合)

ただし、アキュテインとSotret は先天的欠損症を引き起こします。この治療法を用いる女性は確実な避妊を行う必要があります。こういった懸念はいくつかありますが、これらの薬はニキビが酷い場合の選り抜きの治療法なのです。

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