妊娠第6週目の赤ちゃんとお母さんの体

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妊娠第6週目の赤ちゃん

赤ちゃんの小さな顔が顔としての形をなしてきました。お母さんはお手洗いが近くなり大変な時期ですが、それを思えば幸せを感じることでしょう。

赤ちゃんの頭が形をなしてくる
この時期、お母さんは本格的な妊娠症状に対処しているかもしれませんが、良いニュースもたくさんあります。頭上の目立つ隆起部の組織の折れ曲がりが、赤ちゃんの顎、頬と顎に成長しています。最終的には愛らしい顔になります。頭の両側にあるくぼみは、母方から遺伝してくれたらよいなと思っていたかわいらしいえくぼでしょうか?いいえ、これはまだ発達中の外耳道です。数週間で顔の上の二つの小さな点が両目になり、鼻ができます。第6週目に形作られるものとしては、腎臓、肝臓、肺です。これらは一分間に約110回拍動する(そして毎日速度は速くなります)小さな心臓に連動してできていきます。

胎芽の測定
胎芽から胎児への発達の間、産科医お母さんの体を測定するのと同じように測定し、小さな頭からお尻まで大きさを測ります。これは赤ちゃんが成長するにつれ、足が曲がっていくため、正確な身長を計測することが困難になるためです。妊娠第6週目には、頭からお尻まで平均的には6ミリ程度の大きさとなっており、釘の頭程の大きさになっています。

妊娠6週目のお母さんの体

頻尿
体はまだ外側に変化していないかもしれませんが、妊娠第6週目には、常に吐き気がしていて、むくんでいて、今まで食べたことがない人でさえ、グレープフルーツを大量に食べたくなっていたりします。他の症状はどうでしょうか?トイレに頻繁に行きます。頻尿は妊娠した女性に共通な症状で、特に初期に起こります。この症状がない妊婦はいないことでしょう。睡眠をとりたいときでも、お手洗いに行くことで頻繁に中断されてしまいます。なぜでしょうか?原因の一つとしては、妊娠ホルモンであるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が骨盤領域の血流を増加するためです。これは性的な快感をもたらすにはよいものなのですが、映画館で1-2時間かかる映画を見るときにはよいものではありません。さらに、腎臓が体内の不要物を除去しようと活発になります。こうしたことにより、成長している子宮が膀胱を押し下げるため、尿をためておく場所が少なくなります。こうした原因でお母さんはトイレに行きたくなり頻尿になるのです。幸運なこととしては、この子宮の膀胱にかかる圧力は、妊娠中期に子宮が腹腔内に上がると和らいできます。
ここで、少しアドバイスをしたいと思います。排尿の際には、毎回膀胱が完全に空になるように前のめりにして排尿しましょう。そして、終わったと思ったところで、もう一度排尿してみましょう。この方法で、トイレに行く回数を少し減らせるかもしれません。でも、水分を控えるのはやめてください。体は常に水分の補給を必要としています。

胸やけと消化不良
あまりよくない知らせがあります。妊娠の9ヶ月の期間を通して胸焼けがしないという可能性はほぼゼロです。これは、胃の上部の筋肉が緩むため消化液の逆流が妨げられないためです。しかし、ここで朗報があります。食事をゆっくり食べることや、腹部を圧迫しない服を着ることで症状を軽減させることができます。

試してみましょう、産科の初診を受ける

家庭用妊娠検査薬で妊娠したことはわかっているかもしれませんが、産科医によって確定してもらっても何も悪いことはありません。初診はわくわくするものでもありますが、時間もかかります。骨盤検査、子宮頸部細胞診(最近受けていない場合)、血液検査、Rh因子、鉄欠乏症、赤ちゃんに染色体異常があるかどうかなど身体検査を行います。性感染症、麻疹・風疹に対する免疫、民族的な特異遺伝病があるかどうかについても検査を受けます。尿検査もうけます。尿検査では、グルコース、淡白汁、赤血球、白血球、細菌について検査することができます。さらに、多くの質問に答えられるように用意をしていきましょう。(健康歴についての質問が多いでしょう。)もっと重要なことは、自分が聞きたいことを忘れないようにメモしていきましょう。コーヒーは妊娠したらお別れするべきか気になっていることでしょう。なぜ急に胸に青い血管がはしりだして、州間幹線道路の地図のように見えるようになってしまったのかについても気になるでしょう。セックスすると、パートナーのペニスが赤ちゃんの目を突くのでしょうか。ただ座っているのではなく、気になることは質問しましょう。どんな質問もバカな質問ではありません。無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)を受ける必要があるかどうか聞いてみましょう。これは妊娠の9ヶ月前までにリスクの高い母親に推奨されている染色体異常のスクリーニング検査です。

その他アドバイス

サメ、イワシ、サバなどを避けたほうがよいですが、体によい魚介類すべてを抜いてはいけません。よく調理された階、缶詰のライトツナ、サーモン(天然物がよい)、またはタラなどは週に340グラム程度食べてもよいでしょう。
カラーリングしたい、または白髪がありますか?気になるのであれば、染めてもよいのですが、特に初期の3ヶ月はシングルプロセスで染めるのではなく、気になる部分だけハイライトで染めてみましょう。肌は科学物質を吸収しますが、ハイライトカラーであれば頭皮に接触しないので、初期の3ヶ月ではより安全な方法といえるでしょう。
排尿時の痛みもしくはトイレに行っても何もでなかった場合、尿路感染症があるかもしれません。医者に話をし、原因を知りましょう。尿路感染症の場合、赤ちゃんに安全な抗生物質の処方をお願いしましょう。妊娠の6週目に一番尿路感染症のリスクが高まります。

一般的症状

乳房の圧痛と変化
それは自分の幻覚などではなく、本当に胸が大きくなっていっており、乳首も突き出てきています。やわらかくなってきてもいます。(ですので、パートナーには触られて気持ち良く感じることとそうでないことについてしっかりと警告を与えてください。)なぜこのような姿とサイズに細菌変わったのでしょうか。体は授乳のための準備をしており、乳輪(乳首の周りの皮膚)が濃い色となり、新生児が見つけやすいように牛の目のようになります。
疲労
赤ちゃんを身ごもること(成長する胎児のニーズに対するライフサポート)は大変なことですから、疲れを感じることはおかしなことではありません。体の声に耳を傾けてみましょう。もし、休憩を取るようにといっているのなら、5分休みましょう。でも、少しエクササイズもしましょう。散歩やヨガのクラスにでたりしてみましょう。エンドロフィンがでると気持ちが明るくなり、よく眠れるようになります。ただし、エクササイズをやりすぎないようにしてください!
吐き気と嘔吐
朝食、昼食、夕食(またはその全てで)少し胃のむかつきや嘔吐を経験していたとしても、よい部分に目を向けましょう。つわりは通常の妊娠における、共通のサインで、特に妊娠6週目からがひどくなります。結合たんぱく質、複合炭水化物のスナックを食べて、つわりと闘いましょう。チーズ、マルチグレインクラッカー、ヨーグルト、グラノーラ等、胃が耐えたれる時に食べてみましょう。
膨満感とおなら
この記事を読んでいる間にも、あなたの体の中を駆け巡っているプロゲステロンを責めましょう。このホルモンは健康的な妊娠には必要不可欠なものですが、お母さんの外見をむくませる原因でもあります。食物繊維を多くとり、沢山水分を摂ることで膨満感を悪化させる便秘を避けるようにしましょう。

医者に聞いてみましょう

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