妊娠中の胸の柔らかさと変化について

妊娠中の胸

妊娠中に胸がどんどん大きくなっている場合、胸はかなり敏感になり、柔らかくなることがあります。胸が柔らかくなるのは、妊娠中の最も一般的な症状の1つです。通常、妊娠4週目から7週目頃に始まり、妊娠初期の間続きます。妊娠中、胸は変化し続けますが、妊娠38週目頃に分泌が始まる初乳の生産とともに、胸は最もやわらかくなります。初乳とは、産後数日間に分泌される母乳のことです。

妊娠中に胸が柔らかくなったり変化する原因は何ですか?

エストロゲンとプロゲステロンという2つのホルモンが大きな原因です。他の要因として、胸に蓄積された脂肪が胸への血流を増加させることがあります。ただし、胸の脂肪は良好で必要なものです。なぜこんなに変化するのでしょうか。胸はわずか数ヵ月で授乳の準備を整えるのです。

知っておくべきこと

胸が柔らかくなるのに加えて、以下の妊娠中の胸の変化に気づくでしょう。

・乳首の変化。痛みやひりひりするのに加えて、乳首は通常よりも突出するかもしれません。そうは感じないかもしれませんが、突出した乳首は魅力的に見えます。実際、恐ろしいほど痛いかもしれません。

・乳輪の変化。大部分の女性は、乳輪(乳首の周りの色の濃い部分)の色が濃くなったり、斑点ができたり、乳輪が大きくなったりします。この現象は数ヵ月続きます。乳輪には、皮脂を分泌するモンゴメリー腺ができやすくなります。

・静脈の変化。皮膚の真下にある青い静脈にも気づくでしょう。静脈は、母親から赤ちゃんに栄養素と体液を運ぶ役割をしています。

胸は成長し続けるかもしれませんが、幸いなことに、妊娠初期を過ぎると痛みはなくなるでしょう。さらに嬉しいことに、胸は、産後数ヵ月でほとんど元の状態に戻ります。

胸の痛みを和らげるためにできること

・パートナーに状況を認識してもらい、性行為や抱きしめるときは注意してもらうようにする。触っても大丈夫だということを伝え、触り方を教える

・産後、胸が垂れるのを防ぐために良いブラジャーを買う。間違いなく、妊婦には必須です。可能であれば、ワイヤーが入っていないものにする

・睡眠中胸が不快なら、綿のスポーツブラを着用する

関連記事一覧