腰痛を改善するために~体操、ヨガ~

症状

腰痛への対処

腰痛に対処する一番良い方法は、活動的になって、定期的な運動を続けることです。

「20年前は、安静にすることが推奨されていましたが、最近の研究で、体を動かさないと悪化してしまうことが分かってきました」と、バックケアというチャリティーに所属するドライズ・ヘッチンガーさんは話します。

「痛みがあると、つい動かずにベッドで寝ていたいと思いがちですが、そうすることでかえって体が動きにくくなり、痛みを長期化させてしまいます。」

活動的でいるということは、座りっぱなしを避けるため、日常的な活動を続けるということです。たとえば、近所のスーパーへ行くのに車ではなく歩いていったり、最寄り駅の一つ手前の駅で降りたり、犬の散歩に出かけたりなどがあります。

痛みがさほど強くない場合、イブプロフェンのような非ステロイド系の抗炎症剤が効果的です。これらは、近くのドラッグストアで手に入れることができます。

個別の状況に応じて、薬剤師が最適な薬を薦めてくれます。

ヨガやその他の体操

痛みがさほど強くない場合は、日常的に活発でいることを心がけるだけでなく、痛みに効く体操を取り入れてみてください。体にとって良い体操であれば、どのようなことをしてもかまいません。

「自分が楽しんで行えるような活動を選びましょう」と、ヘッチンガーさんは語ります。
「楽しんでやれれば、続けていきやすいはずです」

日常的にヨガを行うことが、高血圧、心臓病、腰痛などの体の痛み、気分の落ち込み、ストレスなどの改善に効果的であることがわかってきました。

ピラティスもまた、原因不明の腰痛を和らげる効果があることがわかってきました。

このような体操は、筋力トレーニングや柔軟体操と同様、根気よく続けていくことが大切です。

また、ウォーキング、ランニングまたはジョギング、サイクリング、ダンス、水泳、水治療法(水中で行う体操)、エアロビクスなども効果的です。

ヘッチンガーさんは、個人にあったプログラムで体操を行うことが最適だと話しています。腰痛に効く活動を始める前に、医師に相談することをおすすめしています。

用手療法

痛みが続く場合は、用手療法と上記の体操を組み合わせることをヘッチンガーさんはおすすめしています。用手療法は、理学療法士によって施されます。

ヘッチンガーさんは、以下のように話しています。
「用手療法が効果的であるという証拠はあります。背中の関節や筋肉をほぐす必要があるか、診断します。必要がある場合、優くマッサージをしたり、患部を少し動かしたり、触診を行います。これは、背中の筋肉が硬直していて、柔軟を必要としているときに特に効果的です。」

理学療法士は、どのような体操が最適か、痛みの状態を見ながらアドバイスをすることもできます。

「数週間後には、効果がみられるでしょう」と、ヘッチンガーさんは言います。
「もし、治療開始から数週間たっても痛みが改善しない場合は、ほかの治療法の可能性も考えて、より詳しい説明を要求してください。腰痛を改善できる方法は何かしらありますが、患者さん自身に努力してもらう必要があります。」

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