妊娠第30週のお母さんと赤ちゃんの変化

その他

妊娠第30週目の赤ちゃん

赤ちゃんが毎日大きくなるため、お母さんのお腹のサイズが大きくなることが赤ちゃんの成長のヒントになります。体重は約1360グラムになりました。今後7週間の間で週250グラムの割合で体重は増加します。

赤ちゃんの脳が大きくなります

この頃に急速に成長してるのはどの部分でしょうか。それは赤ちゃんの脳です。これまで脳の表面はすべすべでしたが、この頃には胎児の脳には特徴的な溝と刻み目ができています。脳にできたしわにより脳細胞の数を増加させることができるため、子宮の外で生きていくための知識を得ていくための準備をするために必要な脳の変化がおきているのです。

産毛が消えます

赤ちゃんの脳と脂肪細胞が体温の調節を行うため、赤ちゃんの体を覆っていたやわらかくふわふわした産毛は消滅し始めます。しかし、生後、新生児の背中と肩にほんの少し産毛が残っているのをみることができるでしょう。

骨髄が赤血球をつくります

妊娠第30週に起こる他の大きな変化といえば、赤ちゃんの骨髄が赤血球をつくりだす仕事を始めることです。骨髄が行う前には、細胞組織と脾臓が赤血球の産生の役割をしていました。誕生した後、赤ちゃん自身で生きていくことができることを意味するので、これは赤ちゃんにとって非常に重要なステップの一つです。

妊娠第30週目の赤ちゃん

妊娠第30週目になりましたので、あと10週程度で出産です!もう過去に過ぎ去ったと思っていた妊娠初期症状がまた戻ってきます。赤ちゃんの頭が膀胱を圧迫しているため、トレイに頻繁に行きたくなりますし、母乳の産生のための準備により胸の圧迫痛が起こりますし、疲労感と妊娠性の胸やけがおきます。

むね焼け

近頃、胸の中に火炎放射器があるように感じているかもしれません。消化不良は妊娠中にでる一般的な症状ですが辛いものです。この理由は、赤ちゃんを出産できるように骨盤筋を緩ませる妊娠ホルモンが、胃から食道を分けているリング状の筋肉も緩ませることで起こります。その結果として、食べ物と消化液がお腹から食道や喉へ逆流するため胸やけがおきます。大きくなった子宮は胃を圧迫をしていますが、これも胸やけの原因の一つではあります。

ではどうしたら楽にできるのでしょうか?辛いもの、脂っこいもの、揚げ物、チョコレート等、消化時に不快になる食品を避け、一回の食事量を少なくし、食べながらや食後直後に横にならないようにしましょう。そして、もちろん、胸やけの薬を必要であれば摂るようにしてみましょう。ラッキーなことに、赤ちゃんが誕生した後、胸やけはなくなります。

出産という大イベントが近づいてきていますが、疑問に思うことがあるとおもいます。臍帯血とは一体なんでしょう。そして臍帯血の保存もしくはバンクへの提供を考えているでしょうか?臍帯血は臍帯と出産後の胎盤に残る血液のことです。血液の病気と免疫障害を治療することができる幹細胞が含まれています。まだ研究中の段階ですが、幹細胞が他の病気を治療することに有効である可能性があるかどうかを見極めるための研究が行われています。赤ちゃんが生まれた直後に安全で無痛の方法で臍帯血は回収されます。ほんの5分程度で行うことができます。必要とする人のために無料で公共の臍帯血バンクに提供することもできますし、高額になりますが年額の保管費用を納めることにより、自分の家族の使用だけとする、民間の臍帯血バンクに私的保存をすることもできます。もし、臍帯血バンクに登録すると選択した場合は、今の時期に医師に相談しておけば、必要な準備をすることができます。

その他アドバイス

息がしずらいですか?成長している赤ちゃんが横隔膜を圧迫しています。枕で背中を高くして寝てみましょう。
ヒールのある靴は履かないようにしましょう。重心の感覚が移動していて、関節がゆるんでいる状態なので、通常よりもバランスが取りにくくなっています。フラットシューズを履いて、足取りに気をつけて歩き、倒れないようにしましょう。
お腹の皮膚が引っ張られるにつれ、痒く感じていると思います。掻いてしまうと余計にひどくなります!就寝前にパートナーにお腹に保湿剤を塗ってマッサージしてもらうように頼んでみましょう。
膣口を広くするための外科的切開である、会陰切開術について医師に聞いてみましょう。本当に必要なときだけに施術します、と医師からは言って欲しいことかとは思いますが、知識として知っておきましょう。

一般的症状

胎動が活発になります

力の強くなった赤ちゃんがパンチやキックをしたり、もぞもぞしたり、ストレッチしたりと、あかちゃんが動いていることを毎日感じられることでしょう。おやつを食べた後や食後、または横になった時に赤ちゃんの活動はさらに活発になるかもしれません。

膨満感とおなら

子宮が大きくなるにつれ、直腸が圧迫されるため、腸のコントロールを弱め、おならがでるのをコントロールできなくなります。水分を多く摂って、症状を悪化させる便秘を避けましょう。

便秘

妊娠初期の便秘を克服することができたとしても、大きくなった子宮が腸を圧迫するため、さらに腸の動きが悪くなっているかもしれません。水分と食物繊維、そしてプロバイオティクスを含んだヨーグルトを多く摂るようにしてみましょう。

妊娠線

お腹と体が成長するにつれ、肌が引っ張られることにより、妊娠線と呼ばれるピンク色や赤色のひび割れができてきていると思います。これは妊婦の90%にできるものです。妊娠線を治療する方法はありませんので、妊娠線が消えるという効果を謳った高価なクリームを買う必要はありません。(クリームを塗ることでお腹のかゆみ自体は和らぎます。)

脚と足首のむくみ

妊婦の約75%が足首と脚のむくみに悩まされています。快適なシューズを履き、脚を休ませ、脚を高くすることでむくみを和らげることができます。

疲労感

妊娠中期3ヵ月は過ぎ去ってしまいました。赤ちゃんによるお母さんの体への要求が増え、不眠症により日中はへとへとになります。非常に骨の折れることをしている時は特に、リラックス方法を試してみる時です。これは赤ちゃんの誕生後にも使えます。(妊娠第23週目2ページ目に記載されている、ストレス解消法を参照)

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