妊娠中の頭痛について~原因、予防~

妊娠中の頭痛

お腹が大きくなるのに加えて、新しい痛みが生じるかもしれません。妊娠中によく頭痛が起こる理由とその対策を説明します。

妊娠中は頭痛に悩まされることがあります。皮肉にも、多くの女性の頭痛はどんどん悪化しますが、普段使っている薬に頼ることはできません。幸い、起こりそうだと思ったときに、頻発する頭痛を和らげるための方法がいくつかあります。

妊娠中の頭痛の原因とは?

ほかの妊娠の症状同様、主な原因はホルモンの変化です。ほかの原因として、妊娠中の疲れ、不安、空腹感の増長、身体的および精神的ストレス、鬱血、アレルギー、暑さが考えられます。単独で、またはこれらが組み合わさって、頭痛を引き起こします。

知っておくべきこと

妊娠中、多くの女性が頭痛を経験します。これまでは頭痛がなかった人にも起こります。妊娠中の頭痛の大部分は苦痛を伴いますが、深刻なものではなく、心配する必要もありません。しかし、頭痛が4時間以上続くか、発熱、視覚障害、突然の劇的な体重増加、顔や手の腫れといった他の症状がある場合は、医者に連絡してください。

できること

最も一般的な妊娠中の頭痛を予防し、対処するための、妊娠中でも安全な手段があります。

緊張型頭痛や片頭痛の場合:暗くて静かな部屋で数分間横になってください。職場にいる場合は、目を閉じて15分間足を上げてみてください。あるいは、20分間、氷まくらや冷湿布を首の後ろにあてて、リラックスしてください。

副鼻腔炎性頭痛の場合:詰まりを改善するために蒸気を吸入し、加湿器を使用して湿度を上げます。痛みのある部分に熱湿布と冷湿布を当てることもできます。1日に4回、30秒ずつ交互に合計10分間当ててください。水分をしっかりとると、粘液が流れやすくなります。そして、副鼻腔感染症が頭痛の原因かどうか、安全な充血除去剤があるかどうかを医者に確認してください。

すべての頭痛:イブプロフェンは服用できませんが、アセトアミノフェン(タイレノール)は頭痛を和らげてくれ、妊娠中でも安全と考えられています。必ず、医者に適切な投与量を確認してください。また、アスピリンは、服用する前に医者に相談しましょう。医者に相談せずに、店頭で買った鎮痛薬などを服用してはいけません。

頭痛の予防

避けられない頭痛もありますが、以下の手段は、将来的に、頭痛を予防するのに役立ちます。

・しっかり食べる。食事を抜くことによって生じる低血糖は、頭痛を引き起こす可能性があり、お菓子をたくさん食べた後に起こる血糖値スパイクもまた頭痛の原因となります。バッグ、デスク、車の中などに全粒粉クラッカー、ドライフルーツやナッツ、栄養価の高いグラノーラバーを入れておくと、いつでも健康的な軽食をとることができます。

・しっかり休憩をとる。疲れを感じやすい妊娠初期と後期は特に大切です。しかし、睡眠をとり過ぎないでください。寝すぎると頭が痛くなることがあります。

・食べ物の日記をつける。頭痛を引き起こす可能性がある食べ物もあり、チョコレート、チーズ、アイスクリーム、加工肉などが含まれます。食べ物に絶えず注意することで、頭痛に関連する食べ物がわかり、食事からそれをカットすることができます。

・徐々にコーヒーをやめる。妊娠中、カフェインの摂取量を急に減らすと、カフェイン離脱頭痛が起こる可能性があります。コーヒーを1日1杯飲んでいたなら、完全にやめる前に、カップ半分に減らしてみてください。炭酸水の場合も同じルールが適用されます。

・新鮮な空気を吸う。暑くて風通しの悪い場所や悪臭がする場所は避け、身体が暑くなる前に脱げるように、脱ぎ着しやすい服を着ましょう。1日に2〜3回は、新鮮な空気を吸いに出かけるか、少なくとも窓を開けましょう。

・照明を変える。蛍光灯、窓がない部屋は、頭痛の原因となる可能性があるので、環境を変える努力をしてください。少なくとも、なるべく頻繁に休憩を取るようにしてください。

・安らぎと静けさを求める。騒音は頭痛の原因となります。騒音に敏感な場合は、必ず避けるようにしてください。職場が騒々しい場合は、上司に相談し、騒音を減らすための措置を講じてもらってください。あるいは、可能であれば、静かな場所に移動させてもらえるよう頼んでみてください。

・姿勢に注意する。長時間、前かがみになって作業をするのはやめましょう。

・代替医療を取り入れる。ストレスによって頭痛が起こるのを防ぐために、妊婦のヨガクラスを受けたり、瞑想したり、呼吸訓練をしたりしてみてください。または、鍼灸、指圧、出産前のマッサージなどの代替医療を試してみてください。

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