糖尿病前症についての基礎知識~リスク、予防~

症状

糖尿病前症とは?

2型糖尿病が発症する前には、通常、糖尿病前症に罹ります。 糖尿病前症の人は、血糖値が正常時より高まりますが、糖尿病があるというほど高くはありません。正常な「空腹時血糖値(朝食前の血糖値)」は70〜99mg / dLです。
100~125mg/dLの空腹時血糖値は糖尿病前症を示唆しており、126mg/dLを超えると糖尿病とみなされます。糖尿病前症の患者は、最終的に糖尿病を発症するリスクが高くなります。

どんな人が危険ですか?

以下のいずれかに該当する場合、糖尿病前症のリスクがあります。
体重過多または肥満
糖尿病のある親、兄弟または姉妹がいる
妊娠中に糖尿病(妊娠糖尿病と呼ばれる)だった。または、出産時に体重が4キロ以上の赤ちゃんが生まれた
アジア系の人種
高血圧(140 / 90mmHg以上)
高密度リポタンパク質コレステロール(善玉コレステロール、HDL-C)レベルが男性の場合40mg/dL未満、女性の場合50mg/dl未満。またはトリグリセリドレベルが250mg/dl以上
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を有している女性

糖尿病前症があるかどのように調べますか?

医師は、糖尿病前症をチェックするための血液検査を行うことがあります。

薬は糖尿病の予防や遅延に効果がありますか?

糖尿病の薬は食事や運動ほど効果的ではありません。 糖尿病のリスクが高く、肥満、高トリグリセリドレベルや低HDL-Cレベル、高血圧などのほかの病気がある場合は、医師は薬を処方することがあります。

糖尿病前症がある場合、糖尿病の発症を避けることはできますか?

ライフスタイルを変えることで、糖尿病発症リスクを下げることができます。 太り過ぎの場合、体重を減らすことが効果的で、血圧とコレステロール値を下げるのにも役立ちます。
エクササイズも重要です。 運動習慣に1回30分以上、週5回以上の中程度の身体活動(活発な歩行や水泳など)を含める必要があります。 どのような運動レベルが安全か、医師に相談してください。
さらには健康的な食事を心がけて下さい。 野菜、果物、全粒粉、魚、豆、鶏肉などの食べ物を食べてください。砂糖、蜂蜜、メープルシロップ、アガベシロップ、糖蜜などの加工食品や甘味料はとり過ぎないようにして、白い小麦粉のかわりに全粒粉で作られた食べ物を食べてください。
医師より食事や運動の習慣を変えために栄養士や糖尿病療養指導士の紹介をうけるかもしれません。

医師に相談するための質問

糖尿病前症がある場合、糖尿病になりますか?
糖尿病予防のためにできる最良の方法は何ですか?
父は糖尿病です。自分でも糖尿病前症のスクリーニングは定期的に行うべきですか?
糖尿病です。糖尿病前症のために子供をスクリーニングする必要がありますか?
妊娠糖尿病がありました。 糖尿病前症については定期的にスクリーニングすべきですか?
糖尿病前症の予防のために食べなければならない食物はありますか?
食べるものを変えることについて、栄養士と話すべきですか?

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