妊娠中の動きづらさの原因の理由とは

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妊娠中の動き

妊娠してから、動きがぎこちなくなった気がしますか。心配する必要はありません。誰にでも起こることです。すべりやすくなったり、つまずきやすくなったり、バランスを崩しやすくなったり、ドスンと座るようになったのは、偶然だと思うかも知れませんが、生物学的にも物理学的にも当然です。

妊娠中に動きづらくなる原因は?

妊娠中に動きづらくなるのは、以下の要因によって引き起こされる一時的な副影響です。

・お腹のせいでバランスが崩れる。お腹の赤ちゃんによって重心が変わり、バランスがとりづらくなります。意識しているかどうかに関わらず、バランスの不安定さは、階段を登ったり、滑りやすい場所を歩いたり(これはやってはいけません)、重い荷物を運んでいるときに最もはっきりわかります。お腹のせいで足元が見えないと、つまずきやすくなります。

・ホルモンがいたずらをしている。関節や靭帯を緩ませ、余分な体液を保持させるホルモンは、手根管症候群を引き起こし、物をしっかりつかめなくなります。

・疲れやすくなる。妊娠中、あまりに疲れていると、床に置いてある物にも気づかず、つまずいて転びやすくなります。

・忘れっぽくなる。妊娠中の脳は記憶力が低下し、たとえば鍵を置いた場所だけでなく、いつ見つけたかも忘れてしまい、鍵を探し続けることになってしまいます。

知っておくべきこと

妊娠中は、日常の簡単な動作さえ難しく感じて、動きづらさにいらいらするかもしれません。しかし、転倒はより深刻な問題を引き起こす可能性があるので、十分に注意してください。
もしめまいや視力障害を感じた場合は、医者に相談しましょう。

できること

・慎重に行動するようにしてください。ゆっくりと動きましょう。シャワーを浴びるときや、地面が凍結しているときは十分注意してください。滑りやすい靴は履かないようにしてください。滑りにくいバスマットを使いましょう。つまずいて転ばないように、廊下や階段に物を置かないようにしてください。どんな場合でも、椅子の上に立ってはいけません。

・落としたら困るものは持たないようにしてください。妊娠中の動きづらさはしばらく続くので、お気に入りのインテリアは棚に置いたままにしておきましょう。食器の出し入れなども他の人にしてもらいましょう。

・ユーモアのセンスを持ってみてください。妊娠中の動きのきごちなさを楽しみましょう。周囲の人を笑わせることができれば、動きのぎこちなさを克服するチャンスです。

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