受胎能力を上げるとされる鉄分にはどのような効果があるのか

その他

鉄分と受胎能力

質問:「鉄分と受胎能力には関係があるそうですね。妊娠しようとしている時には鉄分補充保健薬を服用するべきでしょうか?あるいは単に食事で必ず鉄分をとるようにすればよいのでしょうか?」

Hiedi Murkoff氏に聞く

妊活をしている最中に鉄分を増やそうと考えるというのは賢いことですね。お聞きになっているように、鉄分と受胎能力の間には関係があると考えられています。実際、研究によって鉄分値が低いことが不妊症の原因となる可能性があるということが明らかになっています。研究者たちは、鉄分補充保健薬を服用した女性の排卵性不妊症(赤ちゃんを作る健康的な卵子を生成することができなくなること)の危険性が、保健薬を服用しなかった女性よりも平均で40%低くなったことを発見しました。服用量が多くなるほど、危険性は低くなりました。最も服用量が多かった女性(1日に41mg以上)は62%も危険性が低くなったのです。

ただし、鉄分補充保健薬を買いに走る前に知っておくべきことを以下に述べておきます。

全ての女性がサプリメントを必要とするわけではありません(しかし鉄分は皆必要です)。専門家たちは、鉄分補充保健薬を受胎能力を高めるものとして全ての女性に推薦する前に、より多くの研究が必要であると述べています。しかし、鉄分が受胎能力を高めるものとしてはっきりと推奨されていないとしても、鉄分は将来自分の赤ちゃんとなるものが母親から吸い上げるミネラルの一つです。そして、妊娠した時点で鉄分が少なすぎると、妊娠中や妊娠後(赤ちゃんの世話をするために得られる限りの全てのエネルギーを必要としたとき)に貧血になる危険性が高くなるおそれがあります。

医者に相談しましょう。鉄分と受胎能力(そして妊娠)について考えた場合の最善策とは何でしょう?医者と栄養物の摂取について相談し、鉄分値を調べるための血液検査を行うよう頼みましょう。検査の結果によって鉄分補充保健薬を服用できると分かった場合には、医者と一緒に自分に適した服用量を決めましょう。鉄分値が正常であった場合には、別個の鉄分補充保健薬は必要としていないかもしれませんが、それでも妊娠用ビタミン剤(鉄分がいくらか含まれている)を服用したり、鉄分に富んだ食べ物を含んでいるバランスの取れた食事をすることなどはできるでしょう。

鉄分が豊富な食べ物を食べましょう。最も簡単に吸収される鉄分―ヘム鉄と呼ばれます―は肉の中にあります。その他の形態の鉄分―非ヘム鉄と呼ばれます―は植物源に由来しますが、その化学構造のために、腸で吸収することがより困難なものとなっています。しかしながら、非ヘム鉄も無視しないようにしましょう。両方の鉄分を摂取することには依然として価値があるのです。実際のところ、ヘム鉄は非ヘム鉄の吸収を良くするので、2種類の鉄分を含んでいる食べ物を同時に食べることが理想的です。鉄分が豊富な食べ物を食べている時に栄養価をできるだけ高くするための最も簡単な方法とは何でしょうか?そのような食べ物をビタミンCが豊富な食べ物と組み合わせましょう。そのような食べ物は鉄分の吸収を促進します。なので、ハンバーガーにはトマトを1切れか2切れ入れて、オートミールにはイチゴをのせましょう。

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