妊娠第34週目の母体と胎児の体の変化

その他

妊娠第34週目の赤ちゃん

赤ちゃんの体重は約2500グラム、身長は約45センチ程度まで成長しています。どれぐらいの大きさか見た目で知りたいですか?2キロの小麦粉の袋をもってみれば、それがだいたいもうすぐ生まれてくる赤ちゃんの重さです。その袋を3つ縦にのせて並べてみた高さが34週目の赤ちゃんの身長とだいたい同じです。

性差
赤ちゃんが男の子の場合、この週ぐらいで睾丸がお腹から陰嚢に下りてきます。しかし、男の子の赤ちゃんの3-4パーセントは誕生時に睾丸が下りてきていない状態ですが、通常1歳の誕生日までに下りてきます。

小さな爪が手と足にできる
その他の赤ちゃんに関する発達については、この週頃までに手足に小さな爪ができています。

妊娠第34週目のお母さんの体

目を疑うかもしれませんが、すでに空間がないと思っていたはずの子宮はいまだに大きくなっています。妊娠第34週に子宮はおへその12センチ上に位置しています。

目のかすみ
はっきり物が見えていますか?いつもよりもはっきり見えていないのではないかと思います。消化器官や靭帯に影響を多数与えている、悪名高い妊娠ホルモンが目にも影響を与えているためです。この頃、目がかすむだけではなく、涙の産生も減っているため、目が乾燥し痛くなっているかもしれません。特にコンタクトレンズを使っている場合はそうです。さらに、目の水晶体の後ろの水分が増えることにより、一時的に目の水晶体の形が変わり、妊婦の中にはいつもより近視や遠視になります。この時期はコンタクトレンズよりもメガネのほうが快適になるかもしれません。幸運なことには、この変化は全て一時的なものだということです。出産後、こうした変化は元に戻ります。このため、メガネの度を変える必要はまだありません。でも、もっと深刻な視力の問題は子癇前症の兆候かもしれませんので、視力の変化については、医師に相談してください。

赤ちゃんに対しての期待や夢が沢山あるとおもいますので、それは覚えておいて赤ちゃんと共有するに値するものばかりです。忘れる前に赤ちゃん宛に手紙を書いてみましょう。まだ会ったことのない、お腹の壁の向こうにいる赤ちゃんに手紙を書くことは変に感じるかもしれません。心で感じたことを書けばよいでしょう。赤ちゃんの姿を思い浮かべ、心の目で見えたことを書いてみましょう。この妊娠がお母さんにはどういう意味があるのか、妊娠が体と世界をどう変えたのかについて語ってみましょう。赤ちゃんの名前をどのように選んだのか、また赤ちゃん用品の色をどうしてそのように決めたのか、教えてあげましょう。妊娠がわかった時の反応、始めての胎動を感じた時、そして性ベルがわかった時の気持ちを書きましょう。公園でブランコを押してあげたり、芝生でサッカーをしたり、キッチンでマフィンを焼いたり、一緒に過ごす将来図を描いてみましょう。そして赤ちゃんの将来がどうであるか描いてみましょう。映画スター、科学者、それとも大統領でしょうか?夢を大きく描いてみましょう。心の中にある全てを紙に書いて封筒に入れてキスマークで封をしましょう。赤ちゃんへの手紙は間違いなくお母さんにとっての宝物となり、赤ちゃんにとっても宝物となることでしょう。

その他アドバイス

赤ちゃん用のベビーシートを買って車に取り付けましたか?親の取り付け方の9割近くに間違いがあるようなので、専門知識のある人に確認をしてもらいましょう。
いつもより目が乾燥していて繊細になっているかもしれません。外出時にはサングラスをかけて、目薬を持ち歩きましょう。
気分が落ち込みますか?妊娠中に妊婦の10-15%が鬱に悩まされています。医師に相談してみましょう。妊娠中に服用しても安全な抗鬱剤は何種類かあります。

一般的症状

膨満感とおなら
妊娠後期が進むと、おならをしやしくなります。不安はこうしたおならがでやすい状態を悪化させます。ストレスがあると空気をのみ込みやすくなるため、緊張を和らげるようにしてみましょう。毎日、1-2分、鼻から息を大きく吸い、口から大きく吐き出してみましょう。

便秘
動きの鈍い腸を活発にする必要がありますか?食事にドライフルーツ、フルーツ、野菜、全粒を取り入れましょう。下剤を服用することはハーブ系であってもやめましょう。便秘薬を服用する前には必ず医師に相談してみてください。

膣分泌物の増加
妊娠が進むにつれ、膣分泌物が増えていることに気が付いたかと思います。これは主にエストロゲンを中心とした、妊娠ホルモンが原因です。骨盤領域への血流を増やし、粘膜を刺激します。通気性のよい綿製の下着をつけると湿っぽい感覚にならず、嫌な臭いも抑えられます。


いつも便秘の状態が続いていますか?痔にもなっているでしょうか。ケーゲル体操などをすることで、肛門周辺の血流を改善することができ、痔や便秘を減らすことができます。

背中の痛み
背中からお腹への重心の移動は背中下部の圧迫と痛みをもたらします。背中の痛みを治すためには色々な解決法があるのですが、もしやってみても効果がなければ、他の方法で効果があるかもしれません。これを試してみてください。休憩をとり、ストレッチをし、立ち上がり、そして歩いてみましょう。長時間座っていることはさらに腰痛を悪化させます。

脚のつり
この辺りの妊娠週では脚のつりはよく起こることです。妊娠中の体重の増加、むくみ、疲労、この3つの悪い要因がピークに達する時がこの時期です。けいれんを感じるようであれば、冷たい床等の上に立つと、脚のつりが治ることがあります。

妊娠線
もし金髪で遺伝的に妊娠線ができやすい体質である場合、髪と肌の色が濃い人よりも妊娠線ができやすい可能性があります。しかし、髪の色や肌の色に関わらず、妊娠線を最小限にするためには、体重の増加をゆっくりと一定的にすることです。

浮腫(脚と足首のむくみ)
体重が増え、体細胞が集積するにつれ、水分を体に留めるようになりますが、これにより足首、脚、指にむくみがおきます。一日の最後には快適なスリッパを履くことで、脚のむくみを和らげることができます。

髪が伸びるのが早くなる
妊娠中、髪が伸びるのが早くなり色艶がよくなりますが、頬や顎、背中等、望まない場所にも毛は生えてきます。ワックス脱毛は妊娠中でも安全ですが、今、肌は非常に敏感になっているので敏感肌用のものを使いましょう。

息が切れやすくなる
妊婦のお腹は大きくなりますが、それに押されて肺は十分に広がらなくなります。このため、トイレに行くだけでも息切れがしてしまいます。就寝時には左向きになれば息がしやすくなります。

不眠症
近い将来となった出産予定日について心配していて眠れないということでなければ、就寝時の脚のつりとトイレに頻尿で夜中も行くということはなくなります。温かいお風呂に浸かり、温かい牛乳を一杯飲んで、読書もしくは音楽を聞くことで気分が穏やかになり、眠りやすくなります。テレビを見たり、インターネットをすると、眠れなくなります。

初乳が出る
出産予定日が近づき、妊娠後期の期間が進んでいくと、胸から初乳がこぼれることがあります。これは黄色身がかった母乳に先立つもので、赤ちゃんの最初の飲み物となるものです。ほんの数滴しか漏れ出さないものですが、それでも不快であれば母乳パッドをあててみましょう。

関連記事一覧