妊娠中のトキソプラズマについて~症状、予防法~

症状

トキソプラズマとは

トキソプラズマは、トキソプラズマ原虫と呼ばれる単細胞性寄生虫によって引き起こされる感染症です。トキソプラズマ原虫は、主に動物の糞や生肉に生息しています。妊娠中にどのようにして感染を予防することができるのかをまとめました。

発生の頻度はどれくらいですか?

幸い、妊娠中にトキソプラズマに感染する女性は非常に少なく、深刻な先天性トキソプラズマ症を持って生まれてくる赤ちゃんは1万人に一人と言われています。

どんな人がリスクにさらされていますか?

過去にトキソプラズマに感染したことがある人もいるでしょう。しかし、妊娠中は、胚を排除しないようにするため、免疫が低くなります。そのため、トキソプラズマの免疫をまだ持っていない場合は、感染するリスクが高くなります。

症状

感染していても、症状が出ない人がほとんどですが、微熱、腺の腫れ、軽い疲労感、発疹などの症状が見られる場合もあります。

心配するべきでしょうか?

トキソプラズマによる母体への影響はほとんどありません。また、母親がトキソプラズマに感染した場合に胎児に感染するリスクは15%程と言われています。感染が妊娠初期に近ければ近いほど、胎児に感染するリスクは低くなりますが、症状はより深刻になる可能性があります。妊娠後期に感染すると、胎児に感染するリスクは高くなりますが、症状はそれほど深刻でないことが多いです。トキソプラズマに感染した胎児は、視力や聴力に障がいが残ったり、発達障がいを抱える可能性もあります。

予防法

おなかの赤ちゃんをトキソプラズマから守るのに最適な方法は、そもそも自分が感染しないように予防するということです。具体的には、寄生虫は猫などのペットの糞にも生息している可能性があるため、妊娠中はペットの糞の処理は控えるようにしましょう。また、生肉や十分に調理されていない肉を食べたり、ペットに与えることもしないようにしましょう。また、生卵や低音殺菌されていない牛乳などもなるべく控えるようにしましょう。野菜や果物も、食べる前は必ず洗い、皮を剥いて食べるようにしてください。食べる前にはよく手を洗い、生肉を切ったまな板や食器は丁寧に洗うようにしましょう。ガーデニングなど、土いじりをするときは、手袋をするようにしてください。

トキソプラズマにかかったと思われる場合は、医者に相談し、本当に感染しているのかどうかの検査を受けます。検査の結果が陽性の場合、抗生物質を飲んで、赤ちゃんに感染するリスクを減らします。

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