新米パパのためのガイド~妊娠3ヶ月~

妊娠中のセックスについて
妊娠中、パートナーの胸はどんどん大きくなっていきます。あなたにしてみれば、ただ大きくなっているだけのように見えるかもしれませんが、もう一度よく考えてみてください。あなたにとってはたまらなく魅力的だったとしても、本人にしてみれば、痛みを伴い、以前より敏感になり、ぜんぜん魅力的ではありません。また、妊娠中の女性はセックスにも慎重になり、激しい動きをすることに抵抗を感じるかもしれません。妊娠中のセックスは、医者に何か言われていない限り、全く問題ありませんが、妊娠中は彼女に合わせるようにしましょう。彼女にその気がなかったり、気分が悪かったり、疲れているときは、別の日にしてあげてください。その日が来るまで、気長に待ちましょう。妊娠中は、彼女の頭の中で様々な考えが駆け巡っていることを忘れないでください。ただでさえ不安が多い中、「旦那の性欲は満たしてあげられているだろうか?」という心配までさせないようにしてあげてください。たいてい妊娠中期になると、性生活も元通りになることが多い傾向にあります。逆に、妊娠初期に血流がよくなることによって女性の性欲が増すというケースもありますが、子どもに見られている気がしてセックスに集中できない、といった男性が多いのも事実です。性生活は、二人に関係することですので、お互いにどう考えているのか、しっかりと気持ちを伝え合いましょう。
妊娠3ヶ月にできること
この時期の定期健診では、赤ちゃんの心音が初めて確認できます。ぜひ一緒に行きましょう。きっと、飛び上がってしまうほど嬉しい気持ちになると思います。どうにかして、日程を合わせましょう。それから、この記念すべき日に彼女と食事に出かけたり、将来の子どもに向けて、このとき感じた気持ちを手紙にしてみるのもおすすめです。奥さんに手紙を書いてあげるのも良いかもしれません。
発言には十分注意しましょう。赤ちゃんは、大きさとしてはまだまだ小さいですが、奥さんのおなかは少しずつですが、胎児がいるということが分かるくらいの大きさになってきます。言い方によっては、太ってしまうことへの恐怖心を感じるきっかけになってしまうこともありますので、十分注意しましょう。
おなかに手を当てて、奥さんとおなかの中の赤ちゃんをどれだけ愛しているか伝えましょう。ただし、ここでも、太った、大きい、丸い、など、体型に関して奥さんを傷つける恐れのある言葉には十分に注意してください。
頭を使いましょう。つわりは、昼も夜も関係なく襲ってきます。つわりによる吐き気は、本当につらいものです。おなかの風邪と、乗り物酔いと、今までで一番ひどい二日酔いが一気にきて、それが3ヶ月以上続くことを想像してみてください。幸い、妊娠初期が終わると症状も和らぎますが、それまでの間は、気分を楽にしてあげられることはどんなことでもしてあげてください。吐き気が和らぐ食べ物を用意してあげたり、トイレにこもっていたら、お水を持っていってあげたり、背中をさすってあげたりしてください。また、一日の食事を三食と決めず、ちょこちょこ食べられるような工夫をしてあげてください。
妊娠3ヶ月の夫婦におすすめの話題
この時期から、ちょっと孤独感を覚える男性も多いのではないでしょうか。妊娠初期は、奥さんの方が病院の先生や両家の両親から注目されるでしょう。もっとも、赤ちゃんと身体的につながっているのは奥さんの方で、様々な症状がそれを物語っています。それに、父親になるという実感は、妊娠中はなかなか沸きにくいものです。でも、そこで諦めてしまってはだめです。今感じていることや不安を、正直に彼女に話してみてください。同時に、彼女が感じていることも聞き出してください。彼女が今直面している問題に比べたら、自分の不安なんて小さいと思ったとしても、お互いに気持ちを共有するということがとても大切なのです。パートナーとのコミュニケーション以上に大事なものはありません。また、妊娠生活に積極的に関わっていくということも、孤独感をなくすためには必要だということも忘れないでください。