太陽にダメージを受けた皮膚を修復する7つの方法

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紫外線のダメージを吸収しないために

あなたがどれほど日焼け止めローションを塗るのが上手でも、その方法で肌が紫外線(UV)のダメージを吸収してしまわないようにするのはほとんど不可能です。また、太陽は皮膚の老化が進行する原因なので、しわやしみ、たるみなどに余計な出費をする可能性が出てきてしまいます。でも安心してください。太陽にダメージを受けても肌つやを取り戻す希望が捨て去られたわけではありません。健康的にお手入れをすすめられるように次の7つの改善策を試してみてください。

1.日焼け止めローションをたくさん使いましょう

日焼け止めローションは紫外線光線から皮膚を守ってくれるだけではありません。肌を修復し、免疫機構が太陽から受けたダメージを治す機会も与えてくれます。SPF30の日焼け止めローションを選ぶようにしましょう。しわやしみなどを引き起こす光線から皮膚を守ってくれます。これを毎日使いましょう。

2.ビタミンAを加えましょう

太陽によるダメージを修復しようとなると、レチノイド(ビタミンAの一種)という成分ほど良い成分は無いでしょう。しわを少なくする、しみが小さく見えるようにするために色を薄くするなど、レチノイドはあらゆることができます。スキンケアは処方箋無しでも始めることができて、店頭の商品の成分表を確認してレチノールが入っているかどうかを確認すれば良いのです。または、医師の指示をあおいでも良いでしょう。太陽光はレチノイドの活動を弱くしてしまうので、買ってきた日焼け止め対策用品は夜に使うようにするのをオススメします。これらは皮膚をひりひりさせることがあるので、普段のスキンケアの一部に少しずつ組み込むのが良いでしょう。夜に使用するのは3日目の夜からにして、だんだん夜にも使っていくようにしましょう。日中は、ビタミンC、コーヒーエキス、緑茶成分のような抗酸化物質が入ったクリームを使うようにしてください。これらは太陽がコラーゲンやエラスチン、皮膚を適度に固く適度に柔らかく保ってくれるタンパク質へ与えるダメージから守ってくれて、さらに既に進行していたかもしれない皮膚の老化も改善してくれます。

3.よく寝ましょう

きちんと寝ないで肌のトラブルを改善しようというのは無理があります。夜間というのは皮膚が活発に修復作業を行っている時間帯で、新しい皮膚細胞を作っていたり、ダメージを受けた皮膚細胞や古い皮膚細胞を修復したり、はがしたりしています。この時間帯こそまさにクリームなどのスキンケア用品を使う時です。皮膚は夜温まるので、スキンケア用品がよくしみ込み、より大きな効果を早く出すことができるかもしれません。また、少なくとも7時間は寝るようにしましょう。ある研究では、毎晩7~9時間の睡眠をとっている女性は若く見え、潤いのある肌になり、5時間しか寝ていない女性と比べて自分のルックスに自信があるようでした。

4.皮膚の老化に対抗するために食べましょう

栄養素は体の諸器官と同様に皮膚にとっても重要です。ある研究によると、野菜、オリーブオイル、魚、豆類をよく食べ、バター、肉、乳製品、糖類をあまり食べない人は、太陽からダメージを受けてもしわが少なかったそうです。柑橘系フルーツやブロッコリー、イチゴ、葉物野菜などビタミンC豊富な食事をする女性にも同様の結果が見られたようです。植物油、ナッツ、食用の種(タネ)には別の栄養素、リノール酸と呼ばれる脂肪酸が入っています。リノール酸は皮膚に潤いを与えてくれます。抗酸化物質が徹底的に紫外線に抵抗してくれるので、リコピン(トマトなど)、ポリフェノール(緑茶)、フラバノール(ココア)を多く含む食べ物を食べることが皮膚を守る良い戦略になるかもしれません。

5.体を動かしましょう

心拍数を上昇させると細胞が受けたダメージを修復する栄養素がより多く運ばれるので、皮膚の老化を相殺することができます。汗をかくと、皮膚が引き締まり、肌の調子がよくなります。近年の研究では、週に3時間以上運動をしていた40歳以上の人は、20代や30代のときと皮膚の若さが変わっていないということが分かりました。中には実年齢が65歳の人もいたようです。さらにおまけとして、運動をしていると健康的な体重を維持することができるようになります。なぜなら、余分な体重があると皮膚の支持構造が弱められ、たるみの原因になるからです。

6.ストレスを発散しましょう

心の乱れは肌に大きく影響します。その理由のひとつとしては、ストレスがあるとコルチゾールというホルモンが増加してしまうからです。そうなってしまうと、皮膚が水分を保持できなくなり、血糖値が上がり、コラーゲンとエラスチンにダメージを与えてしまいます。どんな運動でも緊張を和らげることができるのですが、ヨガは特にコルチゾールの量を低くするのにとても良い運動でしょう。

7.アルコール飲料を飲み過ぎないようにしましょう

確かに、アルコール飲料は皮膚をダメージから守ってくれる抗酸化物質を含んでいます。しかしながら、糖分もまた多く含んでいるので、飲みすぎてしまうと糖化という現象が起こり、コラーゲンとエラスチンが破壊されてしまいます。また、アルコール飲料を飲みすぎると、皮膚の水分が奪われてしわが目立ちやすくなり、毛細血管が顔に浮き出てくるようになってしまいます。大部分の人には、毎日ビールを一本飲んでも、一杯のワインを飲んでも皮膚において目に見える影響はありません。しかし、それより多くの量を日常的に飲んでいると、さらなる皮膚のダメージを受けないようにするために、量を減らしたくなったり、少なくともアルコール飲料を飲んでいる間に水を飲みたくなったりするでしょう。

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