産後の乳房腫脹を和らげるためにできること

産後の乳房腫脹とは?
産後1週間は、授乳していてもしていなくても、母乳が入っていて、胸が張ります。もっと大きくなって、さわると痛く、かたくなるかもしれません。
原因は何ですか?
連鎖反応は、身体が胎盤を排出する瞬間から始まります。エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンををつくるのを止め、プロラクチンをつくり始めます。プロラクチンは、母乳の分泌を促します。
知っておくべきこと
授乳中の場合、産後の乳房腫脹は2、3日以内になくなるはずです。 その後、母親と赤ちゃんは、数週間かけて自分たちに合った授乳リズムを見つけます。(ひりひり感じたら、授乳の時間です。)授乳中でなければ、乳房腫脹は数日以内に治まるはずです。
産後の乳房腫脹を和らげるためにできること
〈授乳している場合〉
・授乳前は温湿布、授乳後は冷湿布をする
・奇妙に見えますが、冷やしたキャベツを各乳房に置くと、驚くほど気持ち良いです。乳首の部分は、穴をあけてください。または胸の冷却シートを使ってみてください。マタニティ・ベビー用品店で入手可能です
・手やポンプを使って搾乳し、圧迫感を緩和してください。搾乳し過ぎるとさらに悪化してしまうので、気をつけてください。搾乳すればするほど、母乳はたくさんつくられます。赤ちゃんが飲める以上の量がある場合、残りを搾乳しておきます
・授乳中に胸を静かにマッサージして、母乳の分泌を促す
・すべての乳管が空になっていることを確認するために、赤ちゃんの位置を変更する。ゆりかご抱きやフットボール抱きなど、抱き方を変えて授乳します
・ブラジャーがしっかりフィットしていることを確認する。きつ過ぎず、ちょうどいいサイズでサポートしてくれるものを選ぶ
・頻繁に授乳することが最も重要
・重度の痛みの場合は、授乳後にアセトアミノフェンを服用したり、医者に軽度の鎮痛剤を処方してもらう
〈授乳中ではない場合〉
痛みを最小限に抑え、今後の母乳の生産を抑えるために、以下のことをしてください。
・体にぴったり合ったブラジャーを着用する
・乳首への刺激と搾乳を避ける
・不快感を和らげるために氷枕を使う