体の部位を楽しく学習するための方法

その他

ボディーパーツゲーム

お子さんの鼻がどこにあるか、誰が知っていますか?お子さんだけが知っているかもしれません。いつお子さんが自分の体の部位を識別し始めるかを確認しましょう。そうすれば、お子さんが部位を探すコツをつかむのを手助けすることができます。

お子さんが生まれた時から団子鼻を気に入っていました。そして、今やお子さんは幼児になっているので、大騒ぎしながら何かを発見する準備ができています。ボディーパーツゲーム(「お鼻はどこにある? そう、そこね!」)は赤ちゃんにも大人気ですが、生後約1歳1~2カ月で、お子さんは実際に体の部位を学び始めます。あなたが質問すれば、小さな鼻を指差してとても喜ぶのです。

お子さんがボティーパーツゲームをするとき、顔の機能が含まれているのが理想的です。というのも、お子さんが最初に示すことができる部位が顔だからです。なぜかって? お子さんはいつも、自分の手をあなたの顔の前においています(あなたが気づいていないときにしています)。そしておそらく、すでにお子さんの部位を触っているときに、体の部位に名前をつけていると思います(たとえば、まるまる太った指があなたの唇のあたりに触れたときは「口」と言っていると思います)。これを繰り返しているうちに、お子さんはたとえ自分で「口」と言うことができなかったとしても、自分の口がどこにあるかを理解しやすくなります。お子さんがあなたの顔を感じるのと同じように、それぞれの体の部位についても説明してあげてください。たとえば「目は物を見るのに役立つのよ」「耳は音を聞くときに役立つのよ」といったふうにです。

お子さんが2歳になると、おそらく10個所ぐらい体の部位を指差すことができるでしょう。お子さんが見つける各部位の名前を繰り返すと、身体意識が語彙力と一緒に急激に増えます。そのうちお子さんは、体の部位を指差す代わりに「ひざ!」と言うようになるでしょう。

簡単なボディパーツゲームで、幼児の発達を高めることもできます。お子さんが身体の部位を学んでいるときに、以下のようなことを試してみてください。

楽しさを倍増させる

子どもに指や耳を見せてもらった後、あなたの指や耳を指差すように頼んでください。お子さんはやり取りから(つまり、自分が体の部位をどのくらい身につけているかをみせてくれることから)くすくすと笑うでしょう。

チャンネルピカソ

子どもの手や足を紙に写し取った後、親指や小指といった体の部位を確認します。また、顔の輪郭を描き、それぞれに名前を付けてその特徴を書き込むこともできます。

小道具を使う

それぞれに名前をつけたら、鏡に写ったお子さんの身体の部位や、本に登場するキャラクターの体の部位を指差します。お子さんにいろいろな方法で体の部位を区別する練習をさせてあげると、あなた自身ももっと楽しく名前を覚えられるようになります。

クイズを出す

ボティーパーツゲームを、年上のお子さんと一緒にやってみてください。どの部分で走るのかを尋ね、子どもが脚や足を示すまで待ってあげましょう。その後、どの部位で言葉を発するときに使うかを尋ね、口を指差すのを待ちましょう。もしヒントが必要だったら、その部分を指してもらい、名前をつけてもらってください。

運動する

お子さんがエネルギーを使うゲームはどれもよいものです。ですから、体を使った指示(たとえば「指を振る」など)や手品のような、でも簡単なゲーム(「手を入れて」と言った後、左右どちらかの手を出す)をしてみてください。

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