赤ちゃんの最初の「仕事」、“おなか運動”って何?

その他
赤ちゃんのおなか運動とは
腹這いの体勢になると、うつ伏せが嫌で怒って泣き喚く赤ちゃんもいれば、眺めを楽しんでいる赤ちゃんもいます。また、体勢に関係なく、うれしそうにはしゃぐ赤ちゃんもいます。
反応がどうであれ、赤ちゃんは毎日15〜20分、お腹を下にしたうつ伏せになって、腕を振り、腕、肩、背中、首の筋肉を発達させる必要があります。そして、最終的に頭を持ち上げることができるようになります。
※保護者は赤ちゃんを見守る必要があります。
また、おなかの運動は、腕を伸ばしたり、転がったり、這うといった運動のための準備段階になります(頭後部が絶壁になるのも防ぎます)。生後3ヶ月までに、ほとんどの赤ちゃんは頭を45度持ち上げることができ、生後4ヶ月後には、90度持ち上げることができます。
赤ちゃんがおなかの運動を嫌がるなら、1日に数回、1〜2分のおなかの運動をさせるようにして、徐々に時間を延ばしていきます。いやいや我慢するでしょうか? それとも、楽しむでしょうか?以下に、おなかの運動を促進する5つの方法を紹介します。
・床に座り、目線を合わせて話しかける。
・赤ちゃんの目の前に鏡を置いて、自分の顔を見れるようにする。
・おもちゃで刺激する。
・赤ちゃんの胸と腕の下に授乳枕(またはクッション)を置いて、体を支える。
・仰向けなって、赤ちゃんをお腹の上に置きます。
“眠る時は仰向け、遊ぶ時はうつ伏せ”を覚えておいてください。おなかの運動は大切ですが、赤ちゃんがうつ伏せで眠るのは良い事ではありません。うつ伏せ睡眠は、赤ちゃんの突然死(SIDS)の大きな危険要因です。