ニキビに役立つ10のライフスタイルのステップ

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ニキビの改善について

吹き出物に打ち勝つことは、単にどのローションを塗ればいいのか、ということだけではありません。毎日の生活習慣に簡単な変化を加えると、ニキビの改善につながります。

その1:もっと睡眠をとる

睡眠に関する研究によると、心理的ストレスのリスクは、毎日の睡眠時間が1時間減るごとに14%増加します。それでは、これはにきびと何か関係しているのでしょうか?

「ストレスは、肌の構造と機能に悪影響を及ぼす恐れのあるグルココルチコイドの産生を増加させます」とカリフォルニア州ダンビルの皮膚科医であるソニア・バドレシア・バンサル氏は述べています。そして、これがニキビのようなものを悪化させる可能性があるそうです。

美容を保つための睡眠のために、サーモスタットを華氏65〜72度に設定しましょう。フランスの研究者は、体温が下がると、ベッドに入った後寝付きがよくなることが明らかになっています。

その2:食生活を微調整する

食べ物の中は、血糖値を素早く上げて、インスリンの上昇を引き起こすものがあります。血中にインスリンが多くなると、体内で毛穴をふさぐ細胞の増殖を招く恐れがあります。また、皮脂腺が活発になることも考えられます。

食事にいくつか変更を加えましょう。『American Journal of Nutrition』誌の調査によると、全粒粉、豆類、野菜の摂取量を増やし、パスタ、白米、白パン、砂糖の量を減らすと、ニキビが少なくなる可能性があることが明らかになっています。

その3:エクササイズする

エクササイズは、ニキビの発症の原因となり得るストレスを軽減するのに効果があります。身体活動はまた、血液循環を高めることで肌の状態をよくします。身体活動をすると、肌細胞に酸素を送ったり、細胞の老廃物を運んだりするためです。
ただし、運動で出る汗が肌を刺激すると、ニキビの原因になる可能性があることに気をつけてください。このため、運動直後にシャワーを浴びることが重要です。

その4:水を飲む

飲む水の量を増やすことは、体内の毒素を洗い流し、内側から肌に水分補給ができる素晴らしい方法です。毒素がニキビの原因となることを示す決定的な研究結果はありませんが、ミズーリ大学コロンビア校の研究者らは、コップ約2杯の水を飲むと、体や肌に流れる血液の量が増えることを明らかにしました。

その5:日焼け止めを塗る

日焼けすると顔色が明るくなり、ニキビがないように見えるので、顔に日焼け止めを塗るのをためらうかもしれません。しかし、日焼けによる炎症はニキビを悪化させたり、黒っぽいシミの原因になります。さらに、日焼け止めを塗らずに日光の下でずっと過ごしていると、皮膚がんのリスクが高くなります。

太陽の下で過ごすときには必ず日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めの裏側にある成分表を読んでください。そして、もしニキビができやすいなら、アボベンゾン、オキシベンゾン、メトキシシンナメート、オクトシレン、酸化亜鉛といった、軽い化学成分のものを探してください。

にきびがある場合は、ラベルに「ノンコメドジェニック」という表記があることを確認しましょう。ノンコメドジェニックとは、肌の毛穴を詰まらせてないことを意味します。

その6:オメガ3脂肪酸を積極的に摂る

オメガ3は、ロイコトリエンB4(皮脂を増加させ、炎症性のニキビの原因となる分子)の生成を抑制することがわかっています。オメガ3は、サプリメントやクルミ、アボカド、亜麻仁油、サーモンなどの食品に含まれています。

その7:1日2回洗う

シカゴの皮膚科医であるキャロリン・ヤコブ医師は、顔には体のどの部分よりも皮脂腺が多いと言っています。1日分のメイク、汗、スモッグ、煙霧、汚れも一番ついています。そして、毛穴を詰まらせる混合物が残っているため、もし定期的に洗い流さないと、成分が溶け出して毛穴の中に浸透し、黒二キビや吹き出物を引き起こします。

1日に2回シャワーを浴びなくても、朝と夜に徹底的に、でもやさしく洗顔することが重要です。ボトルに「ノンコメドジェニック」と書かれている洗顔料を探してください。

No.8:角質取り

確かに、活発な皮脂腺はニキビの原因になる可能性がありますが、皮脂腺が活発でないのにニキビができることもあります。乾燥肌には細菌が繁殖できる小さな亀裂があります。加えて、角質を取りすぎてしまうと毛穴の詰まりにつながる可能性があります。

対策:顔用のスクラブで週に数回、肌の角質をやさしく取ってください。その後、ノンコメドジェニックの保湿剤を塗りましょう。

その9:携帯電話の細菌を減らす

いくつかの研究によると、携帯電話は病原菌の温床であることが示されています。1日を通して、携帯電話は数千の細菌にさらされることがあります。これは指から(メッセージを書いているときに)顔に(話しているときに)広がります。その逆の場合もあります。

さらに、携帯電話の熱によって、細菌が増殖しやすくなります。病原菌が顔に付着しないようにするために、毎日小さな消毒薬で携帯電話の表面を拭きましょう。ヘッドフォンを使うのが一番です。

その10:戦略的なスタイルストランド

「ポマード・アクネ」とは、コンディショナー、シャンプー、ジェル、ヘアスプレーなどのヘアケア製品が原因で起こるニキビです。このタイプのニキビは、スタイリング製品の油分が生え際をつたって肌に浸透し、毛穴にニキビの原因となる細菌が入り込んでしまいます。

この問題を解決するために、顔を洗う前にヘアケア製品を塗ってください。そうすれば、ニキビの原因となる物質を洗い流すことができます。または、オイルフリーのヘアケア製品を選んでください。

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