妊娠初期にチェックすべき症状とは

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妊娠初期とは

赤ちゃんが成長するにつれ、沢山のことが起こります。なにが起こるか、妊娠初期のやるべきことチェックリストなどをまとめました。

あなたはまだ妊婦には見えないかもしれませんーでも妊娠していると感じることはあるでしょう。これは妊娠ホルモンの増加によって身体がこれからの9ヶ月間赤ちゃんを迎える準備をしているからですーこれにより次々と疲労や倦怠感による頭痛や痛みがくるでしょう。これらの症状に興奮することはないかもしれませんが、これらの一時的な不快感は身体の中で起こっている信じられない過程の一部なのです:赤ちゃんを育てているのです!

妊娠初期の期間

妊娠初期は一週目から妊娠13週目まで続きます。
その週に妊娠したかわからない場合もあるでしょう。そうしたら出産予定日を計算しましょう。また予定日は変わり得る(特に生理不順がある場合)ことを頭にとめておきましょう。

妊娠初期の赤ちゃんの成長

妊娠初期の間だけで、あかちゃんは受精卵から、子宮壁に自らを植えつける胚となり、腕や体の組織をつくる桃の大きさの塊となります。内蔵も形ができ、赤ちゃんは動き始めます。この期間に起きる大きな出来事のハイライトです。

・赤ちゃんの骨:6週目までに腕、脚、手、足が生え始めますー10週目までには指とつま先も生え始めます。

・髪の毛と爪:5週目から8週目の間に肌が形成され始めます。8週目あたりで髪卵胞と爪床が形成されます。

・消化器官:8週目までに、赤ちゃんの腸が形成され始めます。またこの頃には2つの腎臓が出来上がっています。(3つ目にして最後のセットを形成途中です。)

・感触:8週目あたりで赤ちゃんは顔に感触受容器(主に唇と鼻)ができています。12週目までに、生殖器、手のひら、足の裏にも感触を感じることができるようになっています。

・視界:視神経(目から脳へ渡り、また戻ってくる)とレンズは4週目から形成され始めます。網膜は8週目あたりから形成され始めます。

・心臓:5週目までに赤ちゃんの心臓となる管は自発的に鼓動し始めます。そして強く、定期的になっていきますーそして9から10週目あたりで音を聞けるようにまでなるのです!(子宮の赤ちゃんの一によります。)

・脳:妊娠8週目あたりから、赤ちゃんの脳によって成長している四肢を動かすようになります。

・味覚:8週目あたりまでに脳と繋がった味蕾が発達していますーしかしあかちゃんは周りの羊水を味わう前に毛穴を味わう必要があります(羊水はあなたが一番最近とった食事のような味がします)。

他の主な妊娠初期の画期的な事件としては、筋肉の形成、細菌と闘うための白血球の形成、声帯の形成などがあります。

身体の変化

妊娠初期はあなた自身にも多くの変化があらわれます。よく言われる妊娠初期の症状として以下のことがあげられます。
・朝気分が悪い:残念ながら、これは朝にただ気分が悪くなるだけではありませんーこれは妊娠5週目あたりまで続きます。生姜の紅茶やドロップや、頻繁に少量の食事をとることがきくでしょう。もし辛いようであれば、医者に妊娠に関連したむかつき・吐き気を治す治療について相談することができます。

・胸が張る:胸がとても張って、ひりひりし、大きくなるでしょう!6週目ぐらいには、以前の自分の胸とは別物になってしまっているかもしれません。
・気分の上下が激しい:7週目までに、気分が上がって、そして下がって、またあがったりするかもしれません。もし鬱になったことがあったり、深刻だと考える場合には、医者に相談して出生前うつ病の検査を受けましょう。

妊娠初期には他にも多くの妊娠症状がでるでしょうー胸焼け、便秘、金属の味がする、食事への嫌悪感、頭痛。我慢してください:妊娠中期にはもっとリラックスすることができます!また全ての女性が違うということを念頭においておいてください。なので母親や姉妹が痙攣や頻尿を起こしたからといって自分自身にも同じ症状がでるとは限りません。

体重の増加

赤ちゃんはまだ小さいですーつまり、妊娠初期には1.5~2キロ程度しか体重を増やす必要はないということです。もし食欲がわかないときは、体重が減っているかもしれません。これも大丈夫ですー妊娠中期、末期に妊娠による体重の増加が起きればいいのです。今は、食べれるときに頻繁に少量の高密度の栄養価の高い食事(アボカド、ヨーグルト、バナナ、全粒粉のパンやクラッカー)をとることを意識しましょう。

食欲がありあまっていると感じたら、妊娠中の摂取カロリーをチェックするようにしてください:妊娠初期では余分のカロリーは必要ありません(妊娠中期、末期には摂取カロリーはあがっていきます)。もし勧められている以上に体重が増加してしまったら、体重を減らさないようにすることです。これからの妊娠期間中に徐々に戻していくよう意識しましょう。

チェックすべき症状

身体の中で妊娠による変化が起き、何が普通で、何がそうでないのかわからないでしょう。多くの場合、奇妙な痛みなどは心配する必要はありません。しかし妊娠初が期にもっとも流産の可能性が高いということを理解することが重要です。以下の症状が出た場合は医者に電話しましょう。

・膣からの大量出血
・激しい腹痛
・急なのどの渇き
・放尿に伴う痛み
・38度以上の熱、寒気、背中の痛み
・手や顔の激しいかゆみ
・視覚障害
もし上の症状が一つでもでたら、医者にすぐに電話しましょう。もし数分以内に誰か呼べないようであれば、近くの緊急病院へ行きましょう。

妊娠初期にやるべきこと

・妊娠用ビタミン剤をはじめましょう。まだの場合は、すぐに服用し始めましょうー妊娠初期にこれを行うことで神経菅の欠陥(二分脊椎など)のリスクを大いに減らすことができます。

・医者を選びましょう。産婦人科から助産師まで多くの病院や選択肢があり、選ぶことができます。時間をかけて考え、あなたにあった医者を選びましょう。

・初回の産婦人科の診察を予約しましょう。医者に病歴を見てもらい、全体の身体検査、感染症にかかっていないか検査を行います。血液型とRh状態を決定し、感染症にかかっていないかみるための、Papスメア、尿検査、血液検査など一連の検査を受けるでしょう。また鼓動、出産予定日、物事が上手くすすんでいるかを確認するための超音波検査も受けるでしょう。また生殖器に病気がないか、糖尿病でないか、家族の病歴をふまえて検査されるでしょう。医者に多くの質問をされると思いますが、あなた自身も十分な質問を用意しておきましょう。最近服用している薬の安全性、禁煙など頭に浮かんだものを質問してみましょう。

・遺伝子検査を考えましょう。妊娠11~14週目あたりでダウン症や先天性心疾患がないかどうか項部浮腫測定検査を受けるでしょう;病気の危険性にそって、医者は9週目あたりで非侵襲的出生前遺伝学的検査非侵襲的出生前遺伝学的検査(染色体異常を検査する非侵襲的な血液検査)、また、もしくはそれに加えて絨毛検査や羊水せん刺診断など侵襲的であるがより確定的な出生前検査をすすめるかもしれません。

・健康保険をよく考えましょう。妊娠の費用は多くの状況によって変わってきます。この機会に保健プランに加入したり、ポリシーの規約を見直したり、保険料や共同保健に商店をあてて費用をできるだけ低く抑えましょう。

・予算をつくりましょう。家族が増えるということは、月ごとの出費を見直す素晴らしいーそして必要なー時期です。赤ちゃんを育てるための費用を調べ、月ごとの予算をたてましょう。

・適切に食事しましょう。カフェインを控え、どの食事を避けるべきか、妊娠中何を主に食べるべきか調べ、キッチンにそれらを準備しておきましょう。

・フィットネスの時間をつくりましょう。妊娠期間中にエクササイズをすることは、あなたにとっても赤ちゃんにとって利益がありますーこれは平日のほとんどに30分身体を動かすアクティビティを取り入れるいいモチベーションになります。

・したいと思ったら、セックスしましょう。することは楽しいし赤ちゃんにとっても安全ですーさらに、両者に利益があります。

・赤ちゃんの名前を考え始めましょう。もしまだ赤ちゃんの名前を考え付いていないようであれば、今から考え始めても早すぎることはありません。

・妊娠の報告を準備しましょう。いつどのように友人や家族に妊娠の報告をするか、またはソーシャルメディアで発表するか考えましょう。多くの女性は流産の可能性が低くなる妊娠初期の終わりまで待ちます。もし働いている場合は、いつどのように上司に妊娠について伝えるかも考え始めましょう;事前に会社の出産休暇について調べておきましょう。

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