新米パパが担当する出産当日の仕事とは

出産当日のパパのお仕事
出産当日のパパの主なお仕事は、落ち着いて、ママのサポートをすることです。
出産は、ママの大事な仕事ですが、パートナーである男性にも、大切な役割があります。奥さんにとって体力的に非常にハードとなると同時に、お二人にとってとても感動的な経験ができる日を迎えるにあたって、どのように準備をしたらいいのでしょうか?以下のアドバイスを参考にして、出産当日を自信を持って迎えられるように準備しておきましょう。
現実を受け入れましょう
出産が長引きそうだとわかったら、誕生の瞬間を待ちわびる気持ちをコントロールできなければいけません。初産では、通常よりも10~20時間余計にかかるのは珍しいことではないということを頭に入れておいてください。その間、飲み物を持っていってあげたり、彼女が少し歩きたいと言ったら一緒についていってあげましょう。また、彼女が望めば、頭や腰、脚をマッサージしてあげたり、辛い陣痛がきたら手を握ってあげましょう。
常に笑顔でいましょう
辛い痛みが続くと、普段はどんなに優しい女性でも、毒舌になったり、凶暴になってしまうものです。心の準備をしておき、もし傷つくような態度をとられても、気にしないようにしましょう。必ずしも本心ではない場合が多いですから。
予期せぬ事態もあり得るということを覚えておきましょう
奥さんの出産がどんなものになるか、ベテランの産科医さえも予測はできません。あらかじめ考えておいたバースプランと異なるものになる可能性もあるということを頭に入れておいてください。たとえば、自然分娩を選んだとしても、出産が進むにつれて状況が変わることがあります。多くの女性にとって、子宮口が8 cmくらいになるころが出産の過程の中で最も痛みを感じるところとされており、いざその時点に達してみると、無痛分娩を希望するということも考えられます。
奥さんの弁護士になってあげましょう
家の中では発言権が強い奥さんも、出産中は、その痛みから意見を言う余裕がなくなる可能性があるため、味方になって、代わりに発言してあげてください。今起きていることに奥さんが不安を抱いていたら、主治医と相談したいという希望を看護師に代わりに伝えてあげましょう。また、急遽帝王切開になったといった一刻を争う状況になってしまっても、なぜそうなったのか、最低限の説明を受ける権利はあります。
肝心の誕生の瞬間をその目で捉えるのを忘れないようにしましょう
カメラでの撮影に気を取られすぎて、一番重要な、奇跡のような誕生の瞬間を経験できなくては元も子もありません。動画などを撮ればたくさんの人と共有できますが、それが可能だからといって、絶対に共有しないといけないということはないのです。
ヒーローになりましょう
全部終わって、赤ちゃんを自分の手で抱いているときに、奥さんがたった今成し遂げたことについて噛み締めてください。無事に赤ちゃんを出産したということは、たくさんの感謝の気持ちを伝えるに値します。その気持ちを伝えるために、手紙をしたためてみるのもいいかもしれません。奥さんを心から喜ばせてあげられると思いますよ。