子どもは十分な食事量を食べているのか?

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子どもの食事量

子どもに食事の間じっと座らせるのは、決して簡単ではありません。子どもが食べている食事の量を記録しましょう!ここでは、小さな子どもが必要な栄養をとれているか知るためのヒントを紹介します。

子どもがパスタが3口、オレンジを半分食べて、パンを握りながら遊んでいる、なんて事ありませんか?注意散漫で、好みにうるさく、本当に十分に食べれているのか不安になると思います。ただ一方で、いきなり豹変して大食いになる日があったりもします。なぜ日によってそれほど違うのか?食欲の極端な変動は、幼児の食生活には典型的にみられます。

それでも、一般的には1歳を過ぎると成長が遅くなるので、それまでほど食事を取る必要はなく、食欲もそれに反映します。

ですから、1日3回の定期的な食事と2〜3回の健康的な軽食が理想ですが、日によって食欲にムラがあっても心配しなくても大丈夫です。それでも心配な場合は、子どもの食事を考える際に、以下をヒントにしてみてください。

目標を設定する

子どもの食欲は日によってムラがあるでしょうが、平均として以下を目指しましょう。

・穀物:6回
・野菜:3回
・フルーツ:2回
・タンパク質:2回
・乳製品:16〜20オンスのミルク(またはチーズとヨーグルトのようなカルシウムが豊富な食品の同
等量)
・脂肪とお菓子:とても控えめに
(全体の脂肪摂取量を、1日のカロリーの20〜30%に制限して、飽和脂肪に由来する10%未満を制限してください)。

1食の量を少なくする

大人と同じ量を子どもに出して、小さなおなかの幼児がそれを食べきれない事を心配する人はいないと思います。ただ覚えておいて欲しいのですが、幼児に必要な食事の量は通常、大人の約4分の1だけです。

子どもが必要な量を知る目安としては、子どもが誕生日ごとに、それぞれの食品群につき、大匙一杯の量を追加する、ということです。例えば、1歳であれば、野菜、穀物などがそれぞれ大匙一杯で、3歳になると三杯ずつになる、ということです。

強制しない

子どもが食べたい気分になれなくても、おだてて何とか無理に食べさせたくなる衝動を抑えてください。後々、裏目に出るかの性があります。無理に食べさせると、子どもに空腹や満腹のサインを無視させることを覚えてしまい、後の人生で過食や過体重の原因になってしまいます。子どもが一貫して食べることに興味がないようであれば、飲んでいる牛乳やジュースの量を見直してみてください。例えば1日20オンス以上のミルクと6オンスのジュースであれば、水分でお腹が一杯になってしまっている可能性があります。水分の量を少し減らして、食欲が改善するかどうかを確認してみてください。

大きく考える

子どもの1回の食事の量よりも重要なのは、色んな種類の健康的な食事を取ることです。良い日もあれば悪い日もありますが、子どもが体重を増やし順調に育ち、元気でエネルギッシュであれば、ママも自信が持てるでしょう。

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