子どもの長期疾患を学校でどのように対処してもらうか

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子どもが長期疾患を抱えたら

子どもが喘息や糖尿病といった長期疾患を抱えている場合、学校にいる間どのように管理するかを学校に相談してください。

一般的な子どもの長期疾患

大半の学校が管理できる一般的な長期疾患として、糖尿病、喘息、てんかんおよびアレルギーがあります。

子どもに長期疾患がある場合、学校は彼らをサポートする準備を整えておく必要があります。学校は、スタッフが必要な安全対策を見極められるよう、個々の生徒の医療プランを作ることがあります。これにより子どもを守るとともに、ほかの人が危険にさらされないようにします。親として、あなたとあなたの子どもは、このプラン作成にできるだけ協力したほうがよいでしょう。

子どもの健康状態について学校に話す方法

子どもが最近長期疾患にかかっていると診断された場合、あるいは長期疾患の状態を持つ子が学校に入学する場合、学校に連絡して、その管理方法について話し合ってください。

学校に提供すべき情報については、お子さんのかかりつけの医師や病院の専門家に相談してください。また、学校に薬を保管しておいたり、薬の投与するを手伝ったりするなど、学校側が摂っておいたほうがよい準備についてアドバイスすることもできます。この情報には、以下のものを入れておくことをお勧めします:

・子どもが服用している薬の詳細と、服用する時期
・薬の副作用
・緊急事態を招くこと
・緊急自体にすべきこと、してはいけないこと
・食事の要望などの特別措置や、子どもが運動する前にするべきこと
・通院のため、子どもが定期的に学校を欠席する必要があるかどうか

医師もしくはコンサルタントと話し合い、学校にいる間、子どもの健康状態がどのように管理されるべきかを話し合ってください。たとえば、子どもが日中ではなく、放課後や授業前に服用することができるお薬を処方することができるかどうか、といったことです。子どもの状態について学校からの関与を最小限にしても十分保護できるなら、そのほうがよいと思います。

学校から期待されること

子どもが通う学校は、長期疾患を抱える子どもをどのようにサポートするかを決めるために、医療方針を把握しておく必要があります。この方針は通常、学校のウェブサイトに掲載されます。そうでない場合は、学校に印刷してもらうよう頼んでください。

この方針は、以下のようなものを対象とします:

・どの薬を学校で扱い、管理するか。薬を投与するスタッフは、十分に訓練を受けている必要がある
・遠足など、校外に出る場合に薬をどあう扱い、管理するか。
・緊急時、学校は誰に連絡すればよいか
・学校は食事など、特別なニーズをどのように満たせばよいか
・必要ならば、学校は子どもの運動や修学旅行などに参加できるように手助けするか
・学校は、学校にいる間子どもの状態をどうやって見守るかについて、親に同意を求めることができる

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