健康と減量のために知っておきたいジューシングとは

その他

ジューシングとは

ジューシングを試してみる準備ができた?これは、食事にフルーツや野菜をもっと取り入れるための簡単な方法です。
始める前にジューシングに期待できる効果をいくつか、それから何がでたらめであるかを知っておかなければなりません。

最大の長所

「もしフルーツや野菜がそんなに好きではないのならば、それらを摂取する良い方法です」とデラウェア州ウィルミントンの公認栄養士ジェニファー・バーは言います。それでもフルーツや野菜を食べ続けるべきです、と公認栄養士であり、イーティング・ツリーという体重管理プログラムの創設者でもあるマニュエル・ヴィラコルタは言います。一日にフルーツを丸ごと2つ、野菜を3,4個食べることを目標としましょう。複数のビタミンやミネラルが摂取できるように、さまざまな色のものを選びましょう、とバーは言います。

食物繊維

ジューシングすると、丸ごとのフルーツや野菜に含まれる食物繊維が得られません。ジューサーは果汁を抜き取り、食物繊維を含む果肉を残します。食物繊維も摂取するためには、果肉をジュースに戻すか、料理に使うと良いでしょう。
バーはマフィンの生地に加えたり、スープや米、パスタを作るためのだし汁に使ったりするそうです。「食事の栄養強化をする」とはそういうことだと彼女は言います。

ジューサーが必要か?

ジューサーは約5000円から約40000円と、高いものです。もっと高価なジューサーは、芯や皮、種をすりつぶし、フルーツの大部分を壊してしまうとバーは言います。
ジュースを作るためにはジューサーは必要ないかもしれません。食物繊維を残すために、たいていのフルーツや野菜にはミキサーを使えば良いです。もし濃すぎたら水を足しましょう、とヴィラコルタは言います。
多少の種や皮は取り除きましょう。
ジュースができたら、安全のためにその日のうちに飲むことが推奨されます。次のジュースが作れるように、ミキサーもしくはジューサーをきれいに洗いましょう。

カロリーに注意

あなたのジュースは何カロリーか?それはそこに何が入っているかによります。
「フルーツは4つくらい摂取しているかもしれず、そうするとカロリーが増えてきます。野菜を使うと、カロリーはだいぶ低めになります。主に野菜を使っているのなら、味付けのためにりんごまたはキウイを足しましょう。果汁100%フルーツジュースなら、カロリーには注意しなければなりません。」とヴィラコルタは言います。
タンパク質を加えることで、ジュースをもっとバランスのとれたものにすることができます。アーモンドミルクやギリシャヨーグルト、亜麻仁、ピーナッツバターはそれを多く含みます。

減量と洗浄のためのジューシング

ジューシングは簡単な減量方法のように見えるかもしれませんが、逆効果となることもあります。
ジュースしか飲まないダイエット方法では、満腹になるほど食物繊維やタンパク質を摂取することができないかもしれません。そうなると、あなたは反逆するかもしれません。
「もしジューシングダイエットをしているなら、自分を制限しているため、ケーキやドーナツなどを食べたいという誘惑に駆られるかもしれません。」バーは言います。
十分なタンパク質を摂れないということは、筋肉量も減るということかもしれません。
結論は、過激であり、成果が維持できない可能性が高いということです。
体の解毒や洗浄のためのジューシングはどうか?「洗浄がジューシングによるものであるということを証明する研究や科学論文を私は見たことがありません。」ヴィラコルタは言います。
あなたがジューシングをしようがしまいが、その機能は肝臓と腎臓が果たしてくれます。

その他の健康面での主張

他の健康面での主張に関して、植物がメインの食生活は心臓病やがんのリスクが低いということは事実です。ですが、ジューシングに特化した研究はまだされていません。
ジューシングと免疫システムについての研究はいくつかされていますが、免疫システムにとっての利益はおそらくどれも、ジュースであってもそうでなくても、フルーツや野菜を食べることからくるものであるだろうとバーは言います。

処方薬を服用している人

起こる可能性のある問題を避けるために、ジューシングをしすぎる前に医師に確認しましょう。
たとえば、ケールやホウレンソウなどのビタミンKを多く含む食べ物をたくさん食べると、ワルファリンと呼ばれる抗凝血剤の働きを変えてしまうかもしれません。

関連記事一覧