ウェイトリフティングを始めるべき13の理由

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筋肉トレーニングとは

筋肉トレーニングは、単に筋肉を作るだけではありません。

減量や全身の健康といったことのために、カーディオマシンを熱心に使うことが多いのですが、筋力トレーニングは筋肉を作るだけでなく、病気を予防し、気分を改善し、そして―本当に!―体重を減らすのに役立つのです。

以下に、フィットネスのレパートリーにウェイトを加える、小さな運動を含めるべき13の理由をご紹介します。

1. 長生きできる

定期的な運動はなんであれ、寿命を延ばすことができますが、中でも筋力トレーニングには大きなメリットがあります。UCLAが2014年に行った研究によれば、年を取るにつれて、筋肉量が増えれば増えるほど、早期に脂肪するリスクが小さくなります。 「言い換えると、筋肉量が多いほど、死亡リスクが低くなるのです。したがって、体重や肥満度指数(BMI)を心配するのではなく、筋肉量を最大にして維持するべきなのです」と、研究共同著者であるアルン・カーラマングラ氏は声明の中で述べています。果たして、鉄を上下に動かすよりほかに、筋肉を最大化する良い方法はあるでしょうか?

2.質の良い睡眠をとる

定期的な運動をする人は―特に、本当に自分自身をプッシュする人―は、最高の睡眠を報告しており、ウェイトリフティングは例外ではありません。高齢者を対象とした2012年の小規模な研究の中で、ウェイトトレーニングを行ったグループの人は、運動していないグループと比較して、夜間に目を覚ます回数が減少したことがわかりました。

3.進歩が目でわかる

目標を設定し、それを打ち砕くことほど、報酬を感じるものはありません。もし筋肉トレーニングに取り組んで間もないなら、かつては持ち上げることが難しかったウェイトが、思っていたよりも簡単に持ち上げられるようになっていることがわかるでしょう。そして、あなたはボスになったような気分になるでしょう。

4.骨を守る

荷重負荷運動、中でも筋力トレーニングは、骨密度を高め、高齢者の骨折や脱臼のリスクを軽減すると考えられています。

5.バランス感覚を高める

もちろん、年齢を重ねるにつれて骨折する主要な原因のひとつは転倒です。骨粗鬆症を予防する上で、ウェイトリフティングのメリットの中には、強度とバランスを改善し、転倒を減らすことがあります。確かに、研究によると、さまざまなエクササイズの日課によって、高齢者の転倒率を約30%低下させる可能性があることが明らかになっています。

6.幸福感が高まる

さまざまな身体活動と同様に、少し持ち上げることでメンタルヘルスに不思議な作用ともたらすことがあります。筋力トレーニングは、不安や抑うつの症状だけでなく自尊心の改善とも関連していますし、脳の力を高める可能性もあります。

7.スキニージーンズがもっと似合うようになる

さて、私たちは見た目のためだけにウェイトを持ち上げる(ついでに言えば、運動をすることも)ことを提案していません―そのほかにもたくさんのメリットがあるんです!―。でも、やせることになると、エリプティカル・トレーナーの上で長時間過ごしても、あなたが必死に求めている結果に近づかないかもしれません。実は、筋肉を作ることは、単にカーディオマシンで運動するよりも脂肪を効率よく燃焼することができるのです。「脂肪を燃やしたいと思っているなら筋肉トレーニングをしましょう。体形を明らかにするために食事をチェックし、体型を改善するために筋力トレーニングをしましょう」と、トレーナーのニック・ツメニネロは語っています。

8.より多くのカロリーを燃焼する

筋肉をつけるだけで、余分なカロリーを燃やしやすい体になります。

9.30分以内にできる

定期的な運動に筋肉トレーニングを加えることは、その日に残したわずかな自由時間を使い果たすものではありません。実際、ウェイトリフティングは1週間で合計30分から60分ぐらいで十分です。

10.ジムに行く必要もない

私たちは「ウェイトリフティング」という言葉を使っていますが、筋力トレーニングの世界には、ジムで見つけるもの以外にもさまざまな選択肢があります。キッチンで見つけた缶や瓶で「ウェイトリフティング」をすることができます。体だけで「ウェイトリフティング」をすることもできます。5ポンドのダンベルセットを購入し、快適な自分のリビングルームでDVDを観ながらダンベルを持ち上げることができます。そこは、鏡でチェックしているのはあなたひとりだけです。実際、筋力トレーニングを始めたばかりの場合、完全なフォームを身につけるまでは自分の体重だけで行うほうが安全な動きが多いです。加えて、ジムにあるマシンの多くは、さまざまな体格の人が使うため、十分に調整できていないのです。

11.速く走る(本当に!)

あるいは、泳ぐ時間を長くするか、自転車をもっとこぐか、あなたが魅力を感じるそのほかの運動に打ち込んでください。そうすれば、丈夫で強い筋肉を作ることができるからです。また、筋力トレーニングは、筋肉のアンバランスを調整するのにも役立つので、運動でのケガを防ぐのにも役立ちます。

12.心臓を助ける

名称に関わらず、心臓は、心臓血管調整効果が唯一の働きではありません。定期的な筋肉トレーニングによって血圧を低下させることがわかっており、場合によっては、薬での治療と同じくらい効果的であることも明らかになっています。

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